PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第81回クルーズレポート

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Life Onboard

チャリティーってなに?

2014年01月09日

今クルーズにCC(コミュニケーション・コーディネーター=通訳スタッフ)として乗船している、勝田里穂による企画。テーマは「チャリティー」です。
「チャリティー」よく聞く言葉ですが、じゃぁチャリティーって何?と問われると、意外と答えに窮するもの。定義としては「慈善の精神に基づく公益的活動」となりますが、そう言われるとますますムズカシイ。こうした疑問に対し、これまで国連食糧農業機関や、東日本大震災における支援など様々なチャリティー・ボランティアに携わってきた勝田は「誰かの生活を快適にするお手伝いがチャリティー。難しく考えなくていいんです」と語ります。
「このクルーズで私が担っている『CC(通訳スタッフ)』もチャリティー・ボランティアです。皆さんの旅がより充実したものになるよう、言語のサポートをしています。私は、船内・寄港地で言葉の架け橋となるこのCCの仕事は、間接的には人々の相互理解に繋がるものだと思っています」

またピースボートの船内では当たり前のように聞く「NPO(非営利団体)」という言葉についても、こう解説します。
「NPOの役割は、政府や公的福祉では提供できない支援をすること。ボランティアの人たちをまとめたり、集めた寄付金を有効に使うために、NPOは社会に必要な存在です」

そしてもう一つ大事なトピックとして挙げたのが「チャリティー」のイメージ。時にチャリティーは“利他的”、つまり自己犠牲の上にあるように捉えられますが、勝田は「必ずしもそうではない」と言います。
「自分や自分の愛する人が住む社会を良くしたい、それは、周りの人にもハッピーになってもらわないと実現できませんよね?」確かに、社会そのものが平和で豊かであってこその、自分の幸せ。
「チャリティーは見返りを求めるものではありませんが、相手がハッピーになれば、『ラッキー』と感じられれば、その人はまた別の誰かにも優しくなれるのではないでしょうか?つまり『恩送り』です。こうした繰り返しが、みんなにとって居心地のいい世界を作っていく――」
「それが私の野望(笑)」とちょっと照れながら言う勝田。

「困ってる人を助けなきゃ、世界中を救わなきゃ、と難しく考えないで。まずは誰かの『ラッキー』になってください。小さな親切から、より良い世界は始まっていくと思いますよ」
勝田のこんな言葉と笑顔に、背中を押されたという方も多かったよう。“チャリティー”がちょっぴり身近になる、そんな企画となりました。

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