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東海旅客鉄道(JR東海)、西日本旅客鉄道(JR西日本)、九州旅客鉄道(JR九州)は2018年7月25日から順次、東海道・山陽・九州新幹線で新しい車内公衆無線LAN(Wi-Fi)サービスを始める。同日から一部車両で提供開始し、順次拡大して2020年3月までに全車両で利用可能になる予定だ。
2018年7月24日に通信事業各社がサービスの詳細を発表した。利用可能な車両は車内に「Shinkansen Free Wi-Fi」のステッカーを掲出する。JR東海は当日の利用可能な列車をWebサイトで案内する。
SSID「Shinkansen_Free_Wi-Fi」は、メールアドレス登録かSNS認証をすれば、誰でも無料で利用できる。SSID「0000docomo」で、NTTドコモの有料サービス「docomo Wi-Fi」を利用できる。
SSID「0000Wi2」で、KDDIの有料サービス「au Wi-Fi SPOT」や同社傘下のワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)が提供する有料サービス「ギガぞう」、Wi2が訪日外国人向けに無料提供する「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」を利用できる。
いずれも、車両にWi-Fiアクセスポイントを設置し、携帯電話回線を通じてインターネットと接続する。東海道新幹線と山陽新幹線では原則として全線で利用できる。九州新幹線では、新八代駅~鹿児島中央駅間のトンネルと、山間部など携帯電話の電波が届かない場所を除く区間で利用できる。