「ミスター・ルーキー」とは

時は200X年夏。

阪神タイガースは突如登場した正体不明のリリーフ投手
ミスター・ルーキーの活躍で快進撃を続けていました。

虎柄の覆面をかぶったミスター・ルーキーは
甲子園でのホームゲームにだけ登板。

しかも、彼が投げるとチームは連戦連勝を重ねるという
不思議な魔力を引き寄せるような力を持っていました。

そんな彼の正体は大手ビール会社に勤務する
サラリーマンの大原幸嗣（長嶋一茂）。

大原幸嗣はかつて高校時代はチームを決勝まで導くが、
チームのために無理して投げ続けたために肩を故障。

そして、最終的にはみずから野球の道をあきらめるという
過去がありました。

しかし、そんな彼がなぜミスター・ルーキーとなって
一度はあきらめた野球の道を目指すようになったのか？

実際に阪神タイガースの全面協力によって製作された映画です。

しかも、桧山進次郎や八木裕などといった現役の選手はもちろん、
OBのランディ・バースまでも登場するというまさに阪神ファンのための
映画ともいえる作品です。

また、主人公が虎柄の覆面をかぶってミスター・ルーキーとして
活躍するシーンはアニメなどでもおなじみの「タイガーマスク」などを
ほうふつさせます。

野球ファンはもちろん、野球の道をあきらめた人までも
とりこにする作品となっております。