オカルトのカードダスがあったことをあなたは知っていますか?
びっくりマンシール、キン肉マン消しゴム、ポケモンのカードなど、幼少の頃に熱中して集めていた人もいたと思う。自分の頃は、遊戯王というカードゲームが流行っていたが、そんな中、個人的に集めていたカードがある。それがオカルトのカードダスである。
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。
前の記事:「「天下一品」発祥の地にはぼくらの知らないメニューがありました」 人気記事:「8番らーめんの魅力を確認しに行ってきた」 あの頃、僕しか集めていなかったおもちゃ屋がまだまだ町にあふれて、放課後や休日には子どもたちが押し寄せていた2001年、私は小学校6年生、クラスではコロコロコミック派よりも週刊少年ジャンプ派が多くなってきた、大人の階段を登りはしめた頃の話である。
クラスの男子全員が遊戯王というマンガ原作のカードゲームに熱中し、おこづかいの全てをカードダス(ガチャガチャの1回100円で5枚ぐらい出てくる)に使っていたとき、どうしてもとなりに置いてあったオカルトのカードダスに興味出てしまった。 それから2カ月間ぐらい頑張って集めていたが、急にそのカードダスがなくなってしまった。どうやら人気がなくて撤去されてしまったようだ。終わりは突然である。 ただ、26枚なんとか集めることができた。今計算したら、数が合わない。これも怖い話です。 これが集めたカードたち。
発売元のバンダイのページによると、第二弾まで出ており、正式名称は「U.M.F. 未確認ファイル」。紹介文には「世の中の科学では証明しきれない、未確認なものをファイリングしたカードダス」と説明されており、「U.M.A」「宇宙」「現象」「建造物」「伝説」「オーパーツ」「ゴースト」7カテゴリーで、カードは全部で84種類出ている。内容としては表には写真、裏には紹介文が掲載されている。
発売日は第一弾が2001年3月上旬、第二弾が2001年10月中旬だったらしい。近所では第二弾を見ることがなかった。もっと、目を向けてほしかった。 ちなみにレアカードもある。火星の人面岩とミステリーサークルがレアです。
詳しくどんなのがあるか見てみよう。まずはUFOの写真が載っているカード。
メキシコで撮影されたUFOの写真。
UFOの聖地、メキシコで撮られた写真。遠くて何がなんだかわからないもの、だた光っているだけの写真が多い中で、ここまではっきりと形がわかる写真があったことが少年だった自分には衝撃だった。
そして、マチュピチュ。どうやって作ったのかいまだに謎だ。
持っている数は少ないが好きなカードもある。エクトプラズムのカードである。
魂が出ちゃっている。
エクトプラズムとは、みんな大好きウィキペディアによると「霊の姿を物質化、視覚化させたりする際に関与するとされる半物質、または、ある種のエネルギー状態のもの」とのことだ。要するには人の魂や霊が物質化したものだ。
こういうことです。
魂が出てしまったと思っている方もいるかもしれない。しかし、安心してほしい。冷凍したタオルを口で噛めば、エクトプラズムのようになる。もしかしたら試したい、もしくは魂みたいなものを出したいときに是非ともお試しください。
立ちながらタオルを噛むと頑張ったが何かが結局出てしまった人になるので注意してください。
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