ここでは「type」という項目名があり、それぞれ選択された場合は下記のように異なるメールアドレス宛に送信する動きとします。
- 項目A → type-a@example.com 宛に送信
- 項目B → type-b@example.com 宛に送信
- 項目C → type-c@example.com 宛に送信
上のような動きになるようにセレクトボックス(select
)を配置したい場合は、下記のようにパイプ(|
)を用いてパイプ前にフロントで表示させる文言を、パイプ後に送信先に設定したいメールアドレスを記述します。
[select* type "項目A|type-a@example.com" "項目B|type-b@example.com" "項目C|type-c@example.com"]
上記を「フォーム」タブの編集部分に記述したら、次は「メール」タブの「送信先」部分に項目名を記述し、今回の場合は「type」なので、該当箇所には[type]
と記述します。
あとは、作成したフォームを設置して実際に送信してみると、選択した項目によってそれぞれ異なるメールアドレス宛に送信されるのを確認できます。
ラジオボタン(input type="radio"
)の場合もセレクトボックスと同様で、パイプを用いて下記のように記述していきます。
[radio type default:1 "項目A|type-a@example.com" "項目B|type-b@example.com" "項目C|type-c@example.com"]
ちなみに、メールアドレスを変更するだけでなくちゃんと送信または自動返信メールで項目Aや項目Bといった文言を表示させたいときは、_raw_
を用いることでパイプ前の文言を表示させることができ、今回の場合は「type」が項目名となるので表示させたい箇所に[_raw_type]
といった形で記述をすることで実装できます。