気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Valsar開発、PC/Mac向けに7月6日リリースされたダンジョンタワーディフェンス『Dungeon Warfare 2』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、ダンジョンの支配者となり、致命的なトラップや狡猾な装置で冒険者たちに立ち向かっていくタワーディフェンス第二弾。個性豊かな32種類のトラップ、各トラップに用意された8種類の特性や装備を活用し、30種類以上の敵を相手にします。日本語にも対応済み。
『Dungeon Warfare 2』は1,520円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Jinmann Kim氏(以下Kim氏):こんにちは。Valsarの共同創設者で韓国人のJinmann Kimです。私たちは開発者二人で活動しています。子供の頃から、ゲームをプレイしたり作ったりすることが好きでしたので、今はこうしてゲームを作ることをメインの仕事に出来ているという嬉しさを噛み締めています。
作ったゲームで最も新しいものが本作『Dungeon Warfare 2』です。たくさんの方に本作を楽しんでもらっており、日本でも多くの方にプレイしていただいています。本当にありがとうございます。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
Kim氏:2014年、開発メンバーであり共同創設者のJaewon Yooと出会いました。彼とチームを組む上で、馬が合うかどうか知りたかったこともあり、まずは小さなプロジェクトに取り組むと決めたのです。その頃、私たちは共に 『Orcs Must Die!』シリーズが好きで、タワーディフェンスへの情熱も共有したりしていましたので、物理演算を使用したトラップがある、シンプルなタワーディフェンスゲームを作り始めました。当初はスマホゲームとしてリリースする計画を立てていましたが、開発過程でたくさんの要素を加えていったために、スマホゲームとしては大き過ぎるゲームになってしまいました。そこで、PC向けのゲームとして作り直したのです。
前作の『Dungeon Warfare』はSteamで2015年の初めにリリースされ、2016年にはAndroidとiOSに移植されました。これは世界中で高評価を得ることが出来ましたので、続編である本作はより奥深いゲーム内容にしようと決めたのです。
本作の開発は2017年初頭に始まり、2018年7月6日にリリースされました。
――本作の特徴を教えてください。
Kim氏:本作は物理演算を使用したタワーディフェンスゲームです!モンスター達を巨大なバネのトラップで溶岩の中に投げ入れる事が出来たり、グラップリングフック(注:突起物に引っ掛けて、高所をよじ登るために使われる道具)でモンスター達を引きずり倒すことも出来ます。面白そうじゃないでしょうか?他のタワーディフェンスゲームにはなく、本作ならではのユニークな点です。本当に楽しいので、是非とも本作をプレイしてみてくださいね。90年代のレトロゲームスタイルのピクセルグラフィックを採用しており、この点においては好き嫌いがあるかと思いますが、私たちは開発者として、この低解像度のピクセルアートをとても気に入っています。大目に見て頂けますと幸いです!
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Kim氏:上でも述べましたが、本作は『Orcs Must Die!』シリーズから多くの影響を受けています。他にも、『GemCraft』や『Kingdom Rush』、『プラント vs. ゾンビ』等の様々なタワーディフェンスゲームが好きなので、これらのゲームも本作にある程度の影響を与えたと思います。私は最近『Path of Exile』をよくプレイしていますので、このゲームからもいくつか良いアイデアを拝借しました。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Kim氏:『Dungeon Warfare』、そして本作『Dungeon Warfare 2』 をプレイしていただき、誠にありがとうございます。お陰様で、日本は本作の売り上げにおいて、世界二位となっています。本当に感謝しております。
私は日本語が話せないのですが、「『Dungeon Warfare』をプレイしてみよう!」と言ったタイトルの動画をたくさん目にしました。『Dungeon Warfare2』でも同様のプレイ動画がたくさん見られることを楽しみにしています。何かご提案がございましたら、お気軽にSteamのディスカッション・フォーラムからお知らせください。ドウモアリガトウゴザイマス!
――ありがとうございました。
1は名作だったな。
この手のゲームは「このタワー強いからこれ(とこれ)ばっか建ててりゃいいじゃん!」ってなりがちだが、それが一切なかった。
というかなさすぎて、困ったときに「この面どうしたらいいかググったろ」とか思っても皆全然違う戦術使ってて混乱したわ。
ボナース
Dungeon warfareの代名詞とも言っていい誤訳のボナースが修正された後、
再修正で元通りになった話すき