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社会

アルビノか、白い子猿を下呂で保護 

 岐阜県下呂市小坂町の団体パート職員、吉本道一さん(70)方に22日朝、体毛が白いニホンザルが迷い込んだ。

 吉本さん宅は標高約700メートルの山間地にある。子猿で、吉本さんによると、近くに群れがいたが、はぐれたらしい。体長は40センチ程度で、今春に生まれたとみられる。

 犬用のおりで保護された子猿は落ち着かない様子だったが、吉本さんが与えた白菜やパンに口を付けた。吉本さんは「小坂町でも豪雨被害があった。白い猿が吉兆であってほしい」と話した。

 日本モンキーセンター(愛知県犬山市)のキュレーター高野智さん(44)は「先天的にメラニン色素が欠乏しているアルビノ個体と思われる。ニホンザルでは確認例が少なく、かなり珍しい」と話した。

(中日新聞)

吉本道一さんに保護された白い子猿=22日、岐阜県下呂市小坂町で

吉本道一さんに保護された白い子猿=22日、岐阜県下呂市小坂町で

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