Googleは2010年にOn2 Technologies(旧Duck Corporation)を買収し、On2が保有していたドメイン「Duck.com」を引き継いでいる。そのことで、競合する検索エンジンDuckDuckGoは過去6年以上にわたり苦しめられてきた。というのも、ウェブブラウザに「duck.com」と入力すると、GoogleがOn2について説明するドメイン「On2.com」にリダイレクトされてしまうからだ。
しかし、Googleは米国時間7月20日、DuckDuckGoからの新たな一連の不満を受けて態度を軟化させた。Googleで広報担当バイスプレジデントを務めるRob Shilkin氏は、On2.comのランディングページを変更したとツイートした。ワンクリックで直接DuckDuckGoにアクセスできるリンクが加えられている。あるいは、「duck(鳥類のカモ、アヒル)」について知りたい人のためにWikipediaへのリンクが張られている。それが公平というものだからだ。
あるいは、ducks.comというリンクをクリックすると、Bass Pro Shopsというサイトにリダイレクトされる。こうした事実を通じて、Googleは、「公平性」は必ずしもインターネットが備える本質ではないとネット住民に伝えようとしているのかもしれない。
DuckDuckGoの創設者で最高経営責任者(CEO)を務めるGabriel Weinberg氏は、感謝の意をツイートするとともに、追加の要望として、duck.comドメインを同社に売却することを検討してもらえないか、と書いた。
新しいランディングページが表示されない場合は、ブラウザのキャッシュをクリアしてみよう。Googleは、ウェブ全体で公開を完了するのは時間の問題だと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
LGスマホがアップデートで
AIカメラ機能を強化した理由
時間・場所から解放されることで働きやすい
環境と良質なカスタマーサポートを両立!
働き方改革の目的は「生産性向上」。未来を
切り開くためのカギは「デジタル導入」を
マルウェア感染対策の最前線を追う
鍵はAI技術活用の高精度な検知エンジン