国際総合大会ドーピング・コントロール・オフィサーになるには

東京2020大会の国際総合大会ドーピング・コントロール・オフィサーの応募は2018年5月1日(火)をもって終了いたしました。

東京2020大会では多数のドーピング・コントロール・オフィサー(DCO)が必要となることから、一時的に人数を増やすことを目的とし、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(以下、JADA)と協業して大会で活躍できるDCOを育成します。
DCOになるためには、所定の講習会への参加、試験、審査に通過することが必要となります。
また、東京2020大会で活動するためには東京2020組織委員会による最終選考を通過する必要があります。

  • 東京2020大会においては、相当日数(10日間以上)業務に対応していただくことが必要となります。
  • 2020年には、大会以外にも多くのドーピング検査が実施される予定のため、それら検査にも対応いただくことになります。
  • 本資格の認定期限は2021年3月末となります。但し、認定終了後の再任用はJADAが求める条件に照らし、認められる場合があります。

実際にオリンピック・パラリンピックでドーピング・コントロール・オフィサーを経験された方のインタビューはこちらをご覧ください。
鈴木靖さんインタビュー
中野裕子さんインタビュー

国際総合大会ドーピング・コントロール・オフィサーになるためのステップ

東京2020大会の国際総合大会DCOになるには、大きく3つのステップがあります。まず、国際総合大会DCO認定を取得していただきます。その後、実際の検査業務へ従事し、ある程度の経験を積んだ後、東京2020大会の対応検査員の選抜審査を受けていただくことになります。

ステップ1となる国際総合大会DCO認定を取得するには、講習会の受講申し込み後、一次審査の書類選考があります。書類選考通過者は講習会受講および二次審査として面接・筆記・実技試験の3つを受けていただきます。二次審査の通過者は模擬検査研修を受けた後、最終審査へと進みます。最終審査に通過した方は国際総合大会DCOの認定が付与されます。

注意事項

  • オリンピック・パラリンピックで活動するには講習会へ参加し、国際総合大会DCOの認定を受けることが前提条件となります。
  • 本募集における資格の認定期限は最長で 2021年3月31日(水)までです。
  • 各審査結果に対する照会には対応しかねますのでご了承ください。
  • 認定取得前までに発生する交通費等の諸経費は全て自己負担となります。
  • 開催場所は東京都23区内または関東近郊の会場です。(受講決定者に改めてご連絡します。)

東京2020大会における国際総合大会DCOについて、よくあるご質問(FAQ)

Q. 東京2020大会で活動するための最終審査はいつ頃行われるのですか?
A. 2019年度中に実施します。
JADAのDCO認定取得者から一定要件を満たしているか等の審査が行われます。詳細については決定次第、対象者へ通知する予定です。

Q. 大会期間中に10日以上業務に対応とあるが、連続で対応しなければならないのですか?
A. 連続である必要はありません。2020年7月から9月のオリンピック・パラリンピック期間中に10日以上対応して頂くことが条件となっています。なお、日程につきましては、各DCOの対応可能日程確認の上、検査計画に基づき、東京2020大会組織委員会にて人員配置調整を行います。

Q. 別途募集予定の大会ボランティアとは異なりますか?
A. 東京2020大会のボランティアとは異なります。
ボランティアの役割のうちドーピング検査スタッフとして「シャペロン」という役割がありますが、こちらはドーピング検査においてDCOを補助する業務となります。シャペロンは主に、検査対象のアスリートへの告知、ドーピング検査室への誘導や行動の監視を行いますが、検体採取には関わりません。
ボランティアについてはこちらのページをご覧ください。
東京2020大会のボランティア活動

Q. 東京2020大会期間中も交通費・宿泊費等は支給されますか?
A. 現在、東京2020大会組織委員会にて検討中です。

DCOの一般的な活動に関する質問は、JADAのサイトにてご確認ください。

アンチ・ドーピングとは
ドーピング・コントロール・オフィサー インタビュー
公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)公式サイト(別ウィンドウで開く)