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ブラインシュリンプの沸かし方。孵化手間不要の乾燥や冷凍タイプも。

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ブラインシュリンプの沸かし方
餌のタイプは孵化させるものと冷凍と乾燥タイプも。
孵化させ方はハッチャーと皿式の2つを解説!

 
 
ブラインシュリンプは孵化したばかりの稚魚の餌として優秀なのはもちろん、成魚の餌としても利用されることがあります。

種類も乾燥卵を人工的に孵化させて与えるものから、すでに孵化したものを冷凍・乾燥させたものから、ブラインシュリンプの黄身だけを抽出したものまで様々です。

孵化させるなら孵化させ方を理解しましょう。孵化させるのが手間なら冷凍や乾燥タイプを使用するもの効率的です。

今回はブラインシュリンプの種類や孵化し方、与え方・採取方法など、ブラインシュリンプのことを徹底網羅していきます。

 
 




 
 

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ブラインシュリンプとはなんなのか

まずはブラインシュリンプの基本的な情報をおさえておきましょう。この基本は乾燥卵の孵化にも関連してくるところもあるので、一読してみてください。
 

稚魚の餌として優秀なブラインシュリンプ

ブラインシュリンプとは主に稚魚の餌・初期飼料としてもっともすぐれているといわれているもので、下の画像のようなものです。
 
ブラインシュリンプという稚魚の餌となるものの容姿の画像です。
 
ブラインシュリンプ以外にも粉末状の稚魚飼料もありますが、食いつきや稚魚の育成速度を考慮しても、ブラインシュリンプが最も優れているとされています。
 
 

ブラインシュリンプは小型の甲殻類

甲殻類といえばエビやカニ、ミジンコなどがそれにあたりますが、ブラインシュリンプは小型の甲殻類にあたります。

塩水湖に生息しており、条件によっては長期間の乾燥にも耐える 乾燥耐久卵 を産みます。

下の画像は乾燥状態の卵で潰れたような状態になっていますが、これが正常な乾燥状態です。
 
ブラインシュリンプの卵ですが、乾燥保存状態です。この状態では卵が潰れていますが問題ありません。水で戻すことで丸い卵に戻って孵化します。
 
この乾燥耐久卵こそがブラインシュリンプの乾燥卵です。
私たちはこの乾燥耐久卵を孵化させて与えることで稚魚の飼育をしていくことになります。
 
 

ブラインシュリンプの沸かし方!孵化させるために

ブラインシュリンプには既に孵化したものを乾燥・冷凍させたものもありますが、まずはブラインシュリンプをどのように沸かすのか・孵化させるにはどのようにするのかを解説していきます。
 

乾燥ブラインシュリンプエッグ(卵)を入手せよ!

乾燥ブラインシュリンプエッグは熱帯魚販売店で販売されていることもありますが、小さなお店やホームセンターでは取り扱いがないこともあります。

ブラインシュリンプを探す手間が面倒なら通信販売でいろんな種類の乾燥ブラインシュリンプエッグを簡単に入手することができます。

下の乾燥ブラインシュリンプエッグはそのなかのひとつです。
 
 

 
 

ブライン沸かすなら溶存酸素量の確保!エアレーションが重要

溶存酸素量とは水に溶け込んでいる酸素の量を言います。

乾燥ブラインシュリンプエッグの時には酸素を消費することがありませんが、ブラインシュリンプも孵化した後は酸素を消費します。酸素が不足すれば酸欠で死滅することもあります。

そのため、溶存酸素量・エアレーションを確保することが重要となります。

エアレーションといってもエアポンプとエアストーンが必須というわけではありません。

孵化し方・環境次第ではエアポンプなど使用せずに必要な溶存酸素量を確保することもできます。
 
 
エアレーション・溶存酸素に関する記事はこちらから
 ↓↓↓
エアレーションの方法と効果!効果的なエアレ・隠れエアレも紹介
 
 
エアポンプなどを使用しない孵化し方を 皿式 などといいますが、これについてはあとで解説します。
 
 

適した塩分濃度が重要

ブラインシュリンプは塩水湖に生息しているため、孵化させるのにも適した塩分濃度が重要となります。

一般的には2.5~3%の塩分濃度 とききますが、塩水湖も場所によって塩分濃度は様々です。2%の塩分濃度で孵化させる乾燥卵もあるそうです。

取扱説明書に記載されている塩分濃度で孵化 させることを心がけましょう。
 
 

食塩水の作り方の参考に

ブラインシュリンプの孵化に使う食塩水は一度に大量に必要になることはありませんが、稚魚の餌として毎日孵化して与えるため、塩水を作り置きしておくことも効率的です。

ペットボトルで3%の食塩水を作る場合は以下のものを参考にしてください。
 

    ● 500mlペットボトルなら15gの塩を入れて水を満たす
    ● 1Lペットボトルなら30gの塩を入れて水を満たす
    ● 2Lペットボトルなら60gの水を入れて水を満たす

 
だいたいこれで3%程度の塩水を作ることができます。

ただし、ちょうど15gの食塩水とちょうど500mlの水で作ると、 わずかに3%に及ばない ので、その辺は無視するかわずかに塩を足すなどして微調整してください(;^_^A
 
 

ブラインシュリンプはどのくらいで孵化する?

ブラインシュリンプはどのくらいで孵化するのでしょうか。

稚魚に少しずつ与える餌なので、一度にたくさん沸かして無駄にするわけにもいきません。
できるだけ少量・必要量ずつを孵化させて与えたいですね。

それにはブラインシュリンプがどのくらいの時間で孵化するのかを把握しておくべきです。

ブラインシュリンプの乾燥卵は塩水に浸してから 18~24時間で孵化 をします。ただし、これは水温や塩分濃度などの影響を受けます。

それではブラインシュリンプの孵化の時間に影響するといわれているものを紹介します。
 

水温が影響

ブラインシュリンプの孵化する時間には、水温が影響します。

水温は15~28℃で孵化するようですが、水温が高いほど早く孵化し、水温が低いほど孵化が遅れます。

ブラインシュリンプエッグは25~28℃が孵化の最適温度とされることが多いです。

ある方の検証では15℃だと、孵化するまでに48時間程度かかるということでした。
 
 

太陽光・照明が影響

これを重要視する人は多くはないようですが、太陽光もしくは照明を当てることが影響するという人もいます。

太陽光や照明を当てることで水温が低くても早く孵化をさせることができるということですが、私個人では光を意識したことは特にありません。
 
 

塩分濃度は重要

孵化の時間にも影響しますが、孵化率を高めるためにも塩分濃度が重要です。

つまり取扱説明書などに記載されている塩分濃度を守ることが大切です。

乾燥卵は全てが孵化できるわけではなく、どんなに好条件でも卵全てが孵化するわけではありません。

孵化率を上げるためにも基本的なことは守っていきましょう。
 
 

ブラインシュリンプが孵化する確率について

ブラインシュリンプが孵化する確率についてみていきましょう。どのくらいの割合でブラインシュリンプは孵化するのでしょうか。

ブラインシュリンプの孵化率は孵化させる環境に左右されるところもありますが、商品毎の特徴をみてみると、孵化率は80%としているものが多いようです。
 
 
アットコンタクト
 
 

ハッチャーを使ったブラインシュリンプの孵化し方

ハッチャーとはブラインシュリンプを孵化させるための専用器具です。
 
 

 
 
ハッチャーが必ず必要というわけではありませんが、ハッチャーを使うことで比較的簡単に孵化と孵化したブラインシュリンプの採取ができます。

ハッチャーを使用したブラインシュリンプの孵化方法は次のようなものです。
 

    ● ハッチャーの容器に規定量の水を入れ、付属のスプーン1杯の塩を入れることで3%程度の食塩水が出来上がります。
    ● ハッチャー付属のフタ・エアストーン・エアチューブをセットします。(エアポンプ別売)
    ● ふたにあるキャップを外し、付属の卵用のスプーンで乾燥卵を1さじ入れます。
    ● 孵化するまでただただ待つ…
    ● 孵化・24時間たつとオレンジ色のような粒がハッチャー内でグルグル動いています。この色になるとブラインシュリンプが孵化したタイミングです。
    ● エアポンプを停止するとブラインシュリンプがハッチャー下に沈殿するので、付属のスポイトで吸い取ります。

 
ここまでがハッチャーを使用したブラインシュリンプエッグ・乾燥卵の孵化し方です。

上記は下の動画を見ることでもっと分かりやすく理解できるので、ブラインシュリンプを孵化させてみようと思う方は、是非参考にしてみて下さい。
 
 


 
 
ハッチャーを利用するメリットとしては以下のものがあります。
 

    ● 塩と卵の適量が付属のスプーンだけで測れてわかりやすい。
    ● 卵の殻とブラインシュリンプの分離が簡単で、ブラインシュリンプだけを吸い取ることができる。
    ● スプーンもエアストーンもスポイトも付属している
    ● 水槽内に設置し、水槽内の温度で孵化させることができる。

 
ブラインシュリンプの孵化は初めてではちょっと難しそうなところもあるので、ハッチャーを使用することで簡単にブラインシュリンプの孵化をすることができます。
 
 

  

皿孵化式。ブラインシュリンプ簡単手軽な孵化方法

ブラインシュリンプを孵化させるもう一つの方法が皿孵化式です。ハッチャーもエアレーションも無しで孵化させるという、簡単手軽な孵化方法です。

皿式手順➀:容器を準備する

まずはタッパーでも画像のような容器を準備します。毎日・時間差で孵化させたい場合は、いくつか準備して時間をずらして孵化させれるようにしましょう。
 
ブラインシュリンプを孵化させるためのタッパーの画像です。透明なタッパーがあります。
 
容器に深さは必要ありません。浅いもので充分です。

水面の面積が広いほど酸素を取り込みやすいです。水が空気と触れる面積が広いほど気圧により酸素・空気が水に溶け込みます。

狭くて深い容器では孵化した後に酸欠でブラインシュリンプが死滅することもあります。できるだけ画像のように広いものを選ぶといいです。
 
 

皿式手順➁:卵と塩水を入れる

容器が準備できたらブラインシュリンプの乾燥卵と適した濃度の塩水を容器に入れます。
 
ブラインシュリンプの乾燥卵を孵化させるための手順です。タッパーに乾燥卵を入れてボトルから塩水をタッパーに入れ込んでいます。
 
入れる順番は卵が先だろうが塩水が先だろうが構いません。多くの水はふようで、水深も1cm以下で大丈夫です。

ただし、風当たりが良すぎたり光が当たりすぎると水が蒸発しやすいので、乾燥させないように注意は必要です。
 
 

皿式手順➂:ブラインシュリンプの孵化を待つ

あとはブラインシュリンプの卵が孵化するのを待つだけです。

冬の寒い時期なら水槽に浮かぶなら浮かべて水温を維持してもいいですし、水槽のガラス蓋の上に置いておくだけでも大丈夫です。
 
ブラインシュリンプの卵を孵化させるための水温を高くしたいので、乾燥卵と塩水の入ったタッパーを、暖かい水槽の二の上に並べて保温しています。
 
寒い時期でも室温によってはとくに工夫しなくても孵化する水温を維持できるでしょう。暖かい時期ならとくに水温を確保しようとしなくても勝手に孵化します。

水温によって孵化するまでの時間がことなりますので、容器・塩水の保温についてはそれぞれの環境に合わせてやり方を考えてみましょう。
 
 

皿式ブラインシュリンプ孵化し方まとめを動画で

これまで解説してきた皿式にもいろんなやり方があり、各自自分のやりやすい方法を編み出しています。

一例として、皿式の動画を紹介したいと思います。
 
 


 
 
とくに難しい手技もなく、必要となる物品も簡単に揃うものばかりでしたね。 一度挑戦してみよう! と思える内容だったのではないでしょうか。
 
 

孵化したブラインシュリンプを採取する方法

ブラインシュリンプは光に集まる習性があるので、これを利用して孵化したブラインシュリンプを採取する方法を紹介します。

やり方としてはとても簡単で、容器の一部に光を当てるだけでブラインシュリンプが集まってきます。

そこでスポイトでブラインシュリンプを吸い取るように採取します。

下の画像のように容器に黒いテープを巻いて光が入りにくくして、一部だけテープの隙間を作ればよりピンポイントにブラインシュリンプが集まるのでおすすめの方法です。
 
ブラインシュリンプは光に集まる習性があります。光を限定的にすることでブラインシュリンプは一か所に集まりやすくなる。タッパーを遮光テープで覆い、一部分だけ遮光テープを除去しています。その場所から光を入れることでブラインシュリンプは局所に集まり、スポイトなどで採取しやすくなります。
 
スポイトで採取をしたら早速稚魚に与えたいところですが、そのまま与えると稚魚が塩水でダメージを受けるため、そのまま与えるのはダメです。
 
 
 
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沸かしたブラインシュリンプの与え方

スポイトで採取したブラインシュリンプは塩水だけを捨ててブラインシュリンプだけを稚魚に与える必要があります。

この作業にはいくつかやり方があるので、自分に合ったやり方をしてみましょう。
 

濾紙でブラインシュリンプを採取

挽いたコーヒー豆からコーヒーを作るときに利用するような濾紙を使用する方法です。濾紙とは次のようなものです。
 
コーヒーの濾過をするための濾紙があります。濾紙に向かってお湯が注がれています。
 
使い捨てですが丈夫ですし、確実にブラインシュリンプと海水を分離することができます。
 
 

茶こしでブラインシュリンプを採取

「茶こし」や「粉ふるい」のようなものにも、ブラインシュリンプを濾し取ることができるものもあります。
目が粗いものから細かいものがあるので、選び方は注意が必要です。

ここでおすすめしたいのは下の茶こしです。
 
 

 
 
この茶こしはもちろんお茶や紅茶で使うためのもので、評価・クチコミも高いものです。

紅茶やお茶に使うために購入した方々のレビュー・クチコミのなかに、なぜかブラインシュリンプを濾し取るために使用しているという面白いクチコミが混じっています(*^-^*)
 
茶こしのレビューなので茶こしとして使用したレビューが並んでいます。しかしそのなかにブラインシュリンプを濾し取るためにしようしているというレビューが書かれています。
 
使い回しもできますし、ブラインシュリンプを実際に濾し取ることもできるのでおすすめです。

下の動画は実際に茶こしでブラインシュリンプを濾し取っている様子です。解りやすいので一度チェックしてみてください。
 


 
100均などの茶こしでは小さなブラインシュリンプはすり抜けてしまうようですね。
 
 

ブラインシュリンプと卵の殻の分離方法

ブラインシュリンプを稚魚に与える場合に注意したいのが 卵の殻の除去 です。

ブラインシュリンプを稚魚が食べるのはいいですが、卵の殻を食べることで詰まってしまうのか、 殻を食べた稚魚が死んでしまうケース があります。

稚魚を育成するはずのブラインシュリンプを与える作業で、稚魚を死なせてしまっては本末転倒。ブラインシュリンプと卵の殻を分離する方法を知っておくべきです。

ハッチャーを使用した場合

前述した部分もありますが、ハッチャーを使用した場合はエアレーションを止めれば卵の殻はしばらく水面に浮いたままになり、ブラインシュリンプは沈殿します。

殻が浮いている間にブラインシュリンプだけを吸い取ればOKです。
 
 

別容器を使用して孵化させた場合

別容器を使用して孵化させた場合でも、ひと手間加えるだけで簡単に卵の殻とブラインシュリンプを分離させることができます。

簡単な方法としては容器の水・卵・ブラインなどを、別の容器に流し込む方法です。深さのある大きめのコップなどがいいですね。

容器の水を移すことで水に流れができます。このことでコップの上層には殻がしばらく浮いた状態になり、下にはブラインが沈殿する状況ができます。

この間に下に沈殿したブラインシュリンプをスポイトで採取します。
 
 
 
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孵化しなかった卵とブラインシュリンプを分離する方法

ブラインシュリンプの卵の殻は浮きますが、孵化しなかった卵は沈むためブラインと一緒に沈殿します。

卵の殻を食べて死ぬような稚魚は卵そのものもを食べても死んでしまいます。

そのため孵化しなかった卵とブラインシュリンプを分離する方法を使って、より確実にブラインシュリンプのみを与えるように注意したいものです。

ブラインシュリンプと卵では色の違いがあるので混じっているかどうかはわりと解りやすいです。

卵は黒っぽかったですが孵化したブラインシュリンプはオレンジ・ピンクのような色なので、黒っぽいものが混じっていれば分離を試してみましょう。

ブラインシュリンプは光に集まる習性がありましたね。そこで、水を入れたコップなどにスポイトで採取したブラインシュリンプや未孵化の卵を入れます。

そしてコップの真ん中あたりに光を当てることでブラインシュリンプがコップの底から上に上がってきます。

未孵化の卵は沈殿したままなので、上がってきたブラインをスポイトで再び採取すれば卵が混じることはありません。
 
未孵化のブラインシュリンプの卵は沈殿します。ブラインシュリンプだけを採取したい場合は透明なコップなどに容器内の塩水と未孵化の卵・孵化したブラインシュリンプを入れます。コップの中層あたりに光を与えると未孵化の卵は沈殿したままですが、集光性のあるブラインシュリンプは光に集まってきます。集まってきたところをスポイトで吸い取っています。
 
一度水に通しておけば、ブラインからもさらに塩抜きができるのでより安全に稚魚に与えることもできますね。
 
 

ブラインシュリンプは孵化後いつまで与えられる?

ブラインシュリンプの孵化はとても簡単ですが、ブラインシュリンプは孵化後いつまで与えられるのでしょうか。ちょっと気になりますね。

私はブラインシュリンプを孵化させて育成したことがありませんが、ブラインシュリンプはそのままの環境だと孵化後24時間以内には死ぬことがほとんどのようです。

少量の水で多くを孵化させるためか、酸欠や水の汚れが原因で死ぬようですね。

もともと稚魚に与えるためのブラインシュリンプということであれば、大きく成長したブラインシュリンプでは餌になりきれません。

また、死んだブラインシュリンプは稚魚は食べないとも言われています。

ブラインシュリンプが細かく器用に動き回ることで、稚魚が興味を示して食いつくようです。

死んだブラインシュリンプを入れても水が汚れるだけなので、孵化させたブラインシュリンプは早めに与えるほうがよさそうです。
 
 

ブラインシュリンプの孵化が面倒な人のために

これまでブラインシュリンプの孵化に関することを紹介してきました。

孵化させること自体は簡単ですが、殻や未孵化の卵の分離などなかなか面倒な作業があります。

「こんな面倒なことは続かないよ…」という方は、ブラインシュリンプに代わるようなエサもいくつもあります。どんなものがあるのか紹介します。
 
 

ブラインシュリンプより小さな微生物

ブラインシュリンプさえも食べれないような稚魚などの餌として用いられるのが微生物です。

植物性プランクトンやゾウリムシなどがこれにあたります。
 

 
微生物は熱帯魚のフンやエサの食べ残しなどの有機物を分解してくれるので、水質の浄化作用で良く知られていますが、稚魚の餌としても優秀です。

容器に水が入って届くことが多いようですが、ペットボトルに入れた状態で振るとエアレーションできますし、そのままでゾウリムシを繁殖させることもできます。

クチコミなんかも結構よかったです。
 
生餌のゾウリムシのレビューが並んでいます。安心して毎回購入させていただいています。メダカ稚魚たちも大好物です。水質悪化防止対策+メダカ稚魚のためにかっています。ゾウリムシは他の餌と違い水面に油膜がはらないので助かります。たくさんいるめだか稚魚~針子たちのために購入。安心してあげられます。食いつきがよく、与え始めてからかなりおおきくなりました。水も汚れず大変満足です。コリドラスの稚魚の餌にならないかと思い購入。ペットボトルに小さいプツプツが見えます。食べてるかよくわからないのですが、入れると動きが忙しくなっていました。水質浄化にも貢献するようなのでまんぞくしています。何度か購入してめだか水槽にいれてます。効果は分かりませんが送料無料まで足りないときなどにかってます。
 

乾燥タイプのブラインシュリンプ

乾燥タイプのブラインシュリンプといっても、ここで紹介するのは孵化する前のブラインシュリンプエッグの黄身だけを取り出したものです。
 

 
もちろん水でもどす必要もないので、そのまま稚魚の餌として与えることができます。稚魚の餌としてはもちろんですが、小型魚の栄養食としても活躍します。
 
 

冷凍ブラインシュリンプも簡単に使える!

冷凍ブラインは冷凍アカムシとおなじようなもで、冷凍タイプのブラインシュリンプにもいくつか種類があります。

一例としては下記のようなものがあります。ほかのものもありますが、この商品は孵化させたばかりのブラインシュリンプを冷凍しているため、サイズを気にせず使用することができます。
 

 
冷凍ブラインは必要量を解凍するだけなので使い勝手もよく重宝します。

使いやすいだけではなく、ブラインシュリンプに不足しているビタミンや特殊栄養素を複合させた冷凍タイプのブラインシュリンプのエサとなっています。
 
 

ブラインシュリンプはいつまで与える?

栄養価が高く、小さな稚魚でも食べることのできるブラインシュリンプですが、ブラインシュリンプはいつまで与えるのでしょうか。

稚魚の餌として与える場合は4週間から1か月程度はブラインシュリンプを与えますが、それ以降あたりからは細かくすり潰した餌を与えるようにしていきましょう。

稚魚もゆっくりかもしれませんが、ブラインシュリンプから人工飼料に慣れさせるようにすれば、将来的に飼育・エサ選びが楽になってきます。

 
 




 
 

おわりに

ブラインシュリンプの孵化し方・沸かし方の2つの種類とブラインシュリンプを餌として与えるのには孵化させなくてもいろんな種類のものがあること等を紹介してきました。

餌として栄養もサイズも優秀なブラインシュリンプですが、皆さんはどんな与え方が自分に合いそうでしたか?

卵から孵化させれば手間が毎日かかるものの、新鮮なブラインシュリンプを与えることができましたね。
毎日孵化させるのが面倒だったり、手軽に稚魚を育てたいなら乾燥や冷凍タイプのものを与えるのもいいです。
普段は孵化させて時々乾燥や冷凍を使うのもアリかもしれません。

その時々の自身の状況等で選んでみましょう。

孵化させるにしても、ハッチャーを使うタイプと皿式で簡単にできるものもありました。
個人的には皿式で手軽に少しずつ孵化させるのがいいと思いますがいかがでしたでしょうか。
 
 
 

最後まで読んでいただいてありがとうございます!(^^)!
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