静岡県は20日、乳幼児に多い夏風邪の一種「ヘルパンギーナ」が静岡県内で流行し、警報レベルに達したと発表した。
感染症発生動向調査によると、2018年7月9日~15日の定点当たりの患者数が、静岡県全体で、7.47人となり、「警戒レベル(基準値6)」を超えた。
ヘルパンギーナは毎年5月ごろから患者が増え始め、7月頃にピークとなり、8月頃には減り始める。
ヘルパンギーナとは、エンテロウイルスによる急性ウイルス性咽頭炎で、主に5歳以下の乳幼児が感染する。
ヘルパンギーナに対する特効薬はない。
ヘルパンギーナの症状
・潜伏期間は3~6日間
・38℃以上の高熱(1~3日ほど続く)
・咽頭痛、口腔粘膜の発疹
・飲食を受け付けず「脱水」になることも
・高熱から、「熱性けいれん」を起こすことも
かかってしまった時の対処法
・オレンジジュースなどのような刺激のあるものは避る
・麦茶や牛乳、冷めたスープなどの少し冷たい飲みものがおすすめ
・ゼリーやプリン、冷めたおじや、豆腐などの刺激が少なく噛まずに飲み込める食べ物がおすすめ
受診は何科?
・子供なら小児科
・成人なら内科か耳鼻科
・診察に行く前、電話かネットで確認した方がいい
感染を拡大させないための対策
・咳やくしゃみをする時は口と鼻をティッシュ等でおおう
・マスクをする
・手洗い、消毒
・タオルの共用を避ける
・乳児の場合おむつ交換に注意
【閲覧注意】以下、ヘルパンギーナを発症した時の写真が載っているサイトを紹介
ヘルパンギーナ|目で見てわかる子どもの病気|子どものホームケアの基礎
清澤眼科医院通信:7931:ウイルス性の感染症「ヘルパンギーナ」本格的流行始まる
ヘルパンギーナって?(長男復活!!!) | 立川デンタルクリニックすずきのブログ