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2018年7月23日 (月)

1928-2018 ダウ平均 の長期推移

久しぶりにダウ平均の長期推移です。この長期推移は長期投資をする上での心構えを教えてくれます。毎年エントリーを上げていたのですが、すみません、去年忘れました。2018/7アップデートです。前回のエントリーはこちら↓

1928-2018 ダウ平均 の長期推移

まずは、加工無しの長期のデータです。

201807231

この世の終わりは近いのではないかと思わせる急カーブですが、見方が悪いわけで、縦軸を対数にして絶対値ではなく倍率で見てみます。(ご参考エントリー:複利の力を直線化する

201807232

長期上昇していることがわかります。100年前の大恐慌をのぞぐと、ブラックマンデー(1987年)もリーマンショック(2008年)も歴史の1ページです。しかし、これに補助線を付けると、また、ちょっと違った見え方になります。

201807233

最強に見える米国株もGood times & Bad times。上昇期と停滞期を20年おきくらいに繰り返しています。米国株と言えど、いつでも絶対というわけではありません。

まとめ

このグラフから読み取れることをまとめると、次の3点です。

  • 長期で見れば、米国株は上昇し続けている。
  • しかし、世界最強の米国ですら、上昇と停滞を20年おきくらいに繰り返してきた。
  • 暴落は、長い目で見ると、それほど大きな変化としては見えない。

ここから、教訓を抽出しようとするなら、

 (1)株式の長期成長力を信じるべし。
 (2)長期低迷期にもくじけるな。
 (3)暴落なんて長い目で見ると小さな出来事。気にするな。

というところでしょうか。

10年前と変わらない私の長期投資観

当ブログでこの図が初めて登場したのは、2007年4月の下記エントリーです。もう、10年以上前。

この当時は、2000年以降の動きは、????でした。しかし、時間が経った今、その後、停滞期10年弱、上昇期10年みたいな流れに見えます。歴史はとりあえず繰り返し続けています。

そして、10年以上経った今も、

 長期投資は50年くらいだな!

という私の長期投資の心構えは、変わらないのでした。

それでは、また来年!

↓上記のグラフも、拙著には登場しますよ〜↓

 

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コメント

株式の自己増殖を信じれば長期では右肩上がりしていくので、それを信じて買って買ってくだけですね。リターンが今の事一番高いのはアメリカって事でしょうが、将来的にはどこになるんでしょうね。中国、インド、インデネシアなどの新興国辺りなりそうな気もしますが、現時点ではアメリカを脅かす存在は見当たりません。

投稿: くまさん | 2018年7月23日 (月) 02時21分

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