【しそ好き必見!】1束たっぷり使う! 豚バラ&なすのナンプラー炒めレシピ
いつも脇役の薬味野菜「青じそ」。でも、もっと沢山食べたい! というしそLOVERは意外に多いと思うんです。そんなみなさんにぜひ一度作って欲しいのが、しそが主役の豚バラ&なすのナンプラー炒め!
実はこの料理、フードコーディネーターのタカハシユキさんが20年以上も作り続ける、超リピートレシピ。豚バラ肉の脂とナンプラーのうまみが食欲をそそる炒め物ですが、味の決め手はなんといっても仕上げに加える大量のしそ! 上品なしその香りが心地よく、何度も食べても飽きない味に仕上がります。
作り方はごく簡単! 夏にしそを大量消費したいときにもぴったりなので、ぜひお試しあれ。
大量のしそが爽やか!【豚バラ&なすのナンプラー炒め】レシピ
豚バラ肉の脂をジワジワとサラダ油に移し、その油でなすを炒めるから、肉のうまみたっぷり。白いご飯が止まらない美味しさです。おかずとしてだけでなく、ビールやハイボール、レモンサワーのおつまみとしてもよく合います。
<材料>作りやすい分量
- しそ(せん切り)…10枚
- 豚バラ薄切り肉(5㎜幅の細切り)…100g
- なす(5㎜幅の半月切り)…3本分
- にんにく(みじん切り)…1/2片分
- レモン…1/6切れ
- 赤唐辛子(小口切り)…少々
- 酒…大さじ1
- ナンプラー…小さじ2
- サラダ油…大さじ3
<作り方>
1 フライパンにサラダ油、にんにくを入れ、弱火で香りが出るまで炒める
にんにくが焦げないように、弱火でじっくり炒めて香りを出しましょう。
2 豚バラ肉と赤唐辛子を加えて炒める
豚肉と赤唐辛子を加えて、中火でさっと炒めます。
「炒めた豚肉から脂が染み出て、全体的にテカテカしてくるまで炒めます」
3 火を止めて、豚肉を取り出す
「豚肉をフライパンに入れっぱなしだと、肉から脂が出きってカリカリと味気ない食感に。ここで一度取り出しておくと、肉汁をほどよく含んでジューシーに仕上がります」
4 なす、酒を加え、しんなりして焼き目がつくまで炒める
フライパンになすを入れて表面に油が回るまで炒めたら、酒を回しかけて中火で全体を炒め合わせます。
「なすに透明感が出てしんなりし、こんがり焼き目がつくまで炒めます」
5 豚肉を戻し入れ、ナンプラー、レモンで味を調える
フライパンに豚バラを戻してナンプラーを加え、レモンを絞り、鍋を振って返しながら全体を炒め合わせます。
「菜箸やへらで混ぜると油を吸ってやわらかくなったなすが崩れるので、フライパンごとゆすって全体を混ぜ合わせます」
6 火を止め、しそを加えてさっと混ぜる
「しそは余熱で十分に火が入るので炒めなくてもOK。全体を混ぜると香りが際立ってきます」
脂と塩気はこってりめ。でも、しその爽やかさでいくらでも食べられる!
口に入れると、なすが吸い込んだ豚の脂がじゅわ〜。ナンプラーの塩気とうまみも脂の美味しさを引き立て、ご飯にぴったりの味わいです。すごくこってり? と思いきや、レモンの酸味、しその爽やかな香りでさっぱりするから、どんどん食べちゃう! エスニックな雰囲気ですが、しそが入ることで和食と一緒に並べてもOK。ビールのおつまみにも、冷たい麺にのせても美味。
この、こってり感&さっぱり感の絶妙なバランスは、一食の価値あり。料理のプロが繰り返し作るのにも納得の美味しさです。
*今回使った食材はこちら
選ぶときは、鮮やかな濃い緑色で縮れていないものが新鮮。鮮度が落ちると黒く変色したり、葉の裏側に斑点が出てくることも。葉が大きいものは成長しすぎて硬くてゴワゴワした食感のため、大きすぎないものを選んで。
取材協力/タカハシユキさん
フードコーディネーター。書籍、雑誌などのメディア、企業広告・商品開発などに携わる。旬の食材の細やかな美味しさを活かしたシンプルな調理、季節の体がよろこぶメニューに定評がある。
写真:八田政玄
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケットにてお取扱いがございます。
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