世帯所得24年ぶり伸び、16年は560.2万円に 厚労省調査
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33203720Q8A720C1EA4000/
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nikkei.com/article/DGXMZO33203720Q8A720C1EA4000/
だからこの所得が上がったという記事を見て、世帯所得が増えたのは共働きが増えただけだとか、
平均値は上がっただけで中央値はどうだとか、都市部だけだろうとか、可処分所得はどうだとか、
とにかく受け入れたくないという感情に溢れたコメントがいっぱい付いていて、ついでに星も付いている。
中央値について答えたコメントがあり中央値の方が伸び率が高いとなると、今度は中央値ではなく最頻値はどうだとか、
中央値の方が平均値より伸びているなら格差が広がったということだとか言ったり(ちなみにそんなこと言えません)。
ちなみに同じ国民生活基礎調査で働いている人の一人当たりの稼働所得も増えている。社会保障費もこれを打ち消すほどの影響はない。
これが単なるアベニクシーだったらとるに足らない問題だろうけど、自分の賃金が上がらない中で
他人は上がっているのは許容できないという嫉妬的なものだと深刻だな。自分がいの一番に上がる
なんて可能性は低いから、他人の賃金が上がることに不満を持つとなると、賃金が上がる経済環境が
不満に溢れたものになる。横並びで貧しいのがいい、というかつて聞いたような世界だ。
そして厄介なことに、政治家は職業本能的にそういうのを汲み上げてしまう能力を持っている。与野党問わず。
単にバカ統計だから文句を言ってるだけ 1200万円と300万円と150万円の算術平均値は550万円だけど、じゃあみんな550万円お金持ちだねとはならないだろうという話だ
別にその記事だけに限らないぞ。統計自体が嘘と言い出すパターンも多い。たとえばhttps://twitter.com/obenkyounuma/status/1020812044155551744