| 熱中症疑い、男性死亡 エアコンなく高温=草加 |
県は21日、草加市の男性(46)が同日午後に熱中症の疑いで死亡したと発表した。今年に入って熱中症とみられる症状で死亡したのは5人目。
県消防防災課によると、21日午後2時ごろ、男性が住むアパートの大家の女性から「呼吸が荒く、呼び掛けに反応しない」と119番があった。男性は病院に搬送されたが死亡が確認され、熱中症の疑いがあると診断された。
消防署員が駆け付けた時には、男性の意識はほとんどなくもうろうとした状態だったという。室内にエアコンはなく、扇風機も故障していた。窓は開けられていたが、室内は高温の状態だった。
20日は192人(重症4人、中等症67人、軽症121人)が熱中症の疑いで救急搬送された。21日は午後6時現在で、3~95歳の178人(死亡1人、重症5人、中等症65人、軽症107人)が救急搬送された。