百合ヲタが出会った最強カプ「モーニング娘。13期メンバー(かえれな)」について語りたい

こんにちは、はじめまして。

 

百合ヲタ歴10数年、モーヲタ歴約20年の私が

出会ってしまった最強のカプ

モーニング娘。13期メンバー 加賀楓 横山玲奈 (かえれな)について語ります。

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アニメや漫画、ゲームなどの二次元百合ヲタのみんなにも知ってほしい!

この二人、なんかいろいろ凄いんです!

 

※三次元百合妄想は当人や周辺の人たち、ファンの皆さまに不快感を与える危険性を常にはらんでいます
 ひっそりと楽しむことを心掛けましょう。握手会で本人に妄想を披露するなんてもってのほかです

 

 

さて、皆さまモーニング娘。はご存知ですか?

メンバーの加入と卒業を繰り返しながらたすきを繋ぎ、今年で21年目を迎えるアイドルグループです。

21年もの歴史のわりに、在籍したメンバーは歴代で41人しかおらず、現在は9期~14期までのメンバー12人で「モーニング娘。’18」として活動しています。

 

件の二人、加賀楓 横山玲奈 はともにモーニング娘。13期メンバーであり

モーニング娘。歴史上唯一の二人だけの期です。

 

 

 

  • 設定からして漫画 対照的すぎる二人

ざっくり二人の特徴を紹介します。

 

加賀 楓(かが かえで)

ハロプロ研修生に4年にわたって在籍し長い下積みを経験した苦労人。

切れ長の目元と和風の顔だち。

長身、手足が長くボーイッシュなショートヘア―。

生真面目で実直、ストイック。喋り下手。

人望が篤く、ハロプロメンバーの中にはガチ恋レベルの加賀ヲタが多数いる

 

横山 玲奈(よこやま れいな)

ハロプロ研修生加入後わずか2か月でモーニング娘。のメンバーに昇格。

ぱっちりお目目のザ・美少女。

背が低く手足も短いマスコット体型。

弾ける笑顔と抜群の愛らしさで先輩たちから可愛がられる愛嬌モンスター。

お喋り大好き。

 

新作アニメの設定資料かな

って思いませんか?

これだけ見て、百合ヲタの諸先輩方は妄想の翼を羽ばたかせられますよね?

すでにシチュエーション浮かんじゃってますよね?

ちなみに年齢は加賀ちゃんが一つ上。

つまり加入時、横山ちゃんにとって加賀ちゃんは「年上で研修生の大先輩」でした。

当然「加賀さん」と呼んでいました。2016年秋のお話です。

 

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二人は随分と経歴の違う同期となりました。

果たしてうまくやっていけるのか、実力差や立場の差で関係がこじれたりしないだろうか。二人の加入を知ったファンは前例のない「二人加入」に若干の不安を抱いていたものでした。

そんな不安を打ち消し、二人の輝かしい未来を確信させ、百合ヲタを涙させ

モーヲタ歓喜に打ち震えさせた映像があります。

 

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13期最高や!運命や!百合や!(当時のハロヲタの声)

 

これは何の映像かというと、二人がそれぞれにサプライズ加入発表が行われた後、初めて同期と対面した場面です。

部屋に呼び入れられた加賀ちゃんが、そこに立つ横山ちゃんを見て崩れ落ち、それから真っ直ぐに向かって行ってがっしりとハグします。

 

加賀ちゃんにとっては、研修歴僅か2か月の後輩。当然仲がいいわけでもなく絡んだ機会もそれほど多くない相手でした。

それでもその姿を見た瞬間、加賀ちゃんは「この子こそが、これからのモーニング娘。としての人生を共に歩む同期なんだ」と理解し、その想いを全身で横山ちゃんに伝えるべく熱い抱擁をしたのです。

それに応えて遠慮がちながらしっかりと回された横山ちゃんの手。

まさに運命の二人の邂逅の図でした。

 

ハロプロの公式youtube番組「ハロ!ステ」内でその映像が放送されています。

是非ご覧ください。(二人のサプライズ発表のリアクション、先輩メンバーとの対面シーンもあります)

youtu.be

 

 

 

  • 奇跡のバランス

前述した通り、二人は史上初めての「二人加入の期」です。

なぜ過去には、二人加入が無かったのか。それは多大なリスクを伴うからだと考えられます。

二人、ということは当然あらゆる面で直截に比較されます。

能力、人気、人間関係に至るまで。周囲の人間もファンもバランスをとるのが非常に難しいのです。

どちらかを推し出したら、バランスをとるためにもう一方も推さなければいけない。片一方をエース級の扱いにしようものなら、もう一方はオマケになってしまいます。

先輩メンバーもどちらかを可愛がったらもう一方が拗ねてしまうなんてことを気にしなければいけないし、ファンも真っ二つに割れて論争を始めかねない。

そういうリスクを排するために、例えば「辻ちゃん加護ちゃん」のように完全にニコイチ、並列で扱うという方法もありますが、当人たちのストレスにもなりそうですし、現実的では無いでしょう。

だからモーニング娘。の場合4人くらいで色とりどり、わちゃっと入ってくるか、一人だけの加入というパターンが多かったのです。

 

13期の二人が、2人加入を成立させたのは、その完璧なまでの対称性、奇跡のバランスによるところであると考えます。

バックボーンが違う、だから扱いが違って当たり前。

それこそが、「常に比較される」という状況を回避させてくれました。

 

加賀ちゃんの方がダンス上手いよね→当たり前

横山ちゃんの方がフレッシュだよね→当たり前

 

という具合に、最初から評価の基準が違っていたのです。

 

人間関係においても、

すでにハロプロ内に深い絆で結ばれた仲間が多数いて、先輩たちも絶大な信頼を置いている加賀ちゃん。

 

実質一人だけの新人として、先輩たちの寵愛や世話焼きを一身に受けて可愛がられる横山ちゃん。

と、それぞれの立場による居場所を形成したことで、

どちらも、メンバーからもファンからも比較されることなくそれぞれに支持される形となりました。

事務所がそこまで計算して二人を選んだのかは分りません。

だけど13期の人選は「バランス」がキーだったことは間違いないでしょう。

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  • それでも二人は同期 地に足の着いた歩み寄り

 

立場に差があるからこそうまくいった。前項でそう述べたので、それじゃあやっぱり二人の、当人同士の関係はうまくいかないんじゃないかと思うかもしれません。

上(加賀ちゃん)下(横山ちゃん)がはっきりしているので同期として仲良くはなれないんじゃないか?

 

13期の二人は、しっかりと地に足をつけて物事を広く捉え、考えることのできる非常に賢い子たち、という共通点があります。

そして特に上の立場にある加賀ちゃんは「同期」、「モーニング娘。13期」というカテゴリーを非常に尊重し、大切なものと位置付けて横山ちゃんに接しました。

 

加入決定直後には「敬語をなくそう」と提案し、「加賀さん」と呼んでいた横山ちゃんにあだ名呼びを求めました。

横山ちゃんも、研修生時代の大先輩が突然「同期」になるという事実に葛藤しながらも

加賀ちゃんの想いに応える形で敬語を取り払います。

ちなみに敬語は取れたものの、あだ名呼びになかなか踏み切れず、最初の頃は傍まで寄って「ねえねえ」と話しかけていたというエピソードがあります。←可愛すぎか

 

お互いが、「同期」として、同じ立場で接しようと意識的に歩み寄ることで、だんだんと「研修生時代の先輩後輩」という関係は薄れ、モーニング娘。の同期としての関係が築かれていきました。(横山ちゃんの研修歴が短く、研修生時代の付き合いがあまりなかったことも良く作用したようです。

 

そして加賀ちゃんが、横山ちゃんとの「同期」を尊重するためにもう一つ決断したことがあります。

モーニング娘。は非常に上下関係が厳しい(と自称している)グループです。

13期の一つ上の期、12期に牧野真莉愛羽賀朱音という二人の研修生出身メンバーがいました。

この二人、牧野ちゃんは加賀ちゃんと研修生同期(17期)羽賀ちゃんに至っては研修生時代の後輩(20期)に当たります。

そのため、研修生時代の加賀ちゃんは二人に対して当然ため口で「マリア」「羽賀ちゃん」と呼んでいました。特に真莉愛とは研修生時代から非常に仲が良く、様々なエピソードがあります。

 

そんな二人に対して、加賀ちゃんはモーニング娘。に合格したことを機に「牧野さん」「羽賀さん」と呼称を改め、徹底して敬語を使うようになりました。

さすがにこれにはファンも疑問を感じ反対意見が噴出しました。

「仲良しでため口を使っていた相手に突然敬語を使わせるなんていくらなんでもおかしい」「そんな上下関係に何の意味があるのか」「無意味な敬語縛りで関係がこじれるくらいなら無くしてしまえ」

事務所が強制したのだと思ったからこその反対意見でもあったわけですが。

そんな意見は当人の耳にも入っていたでしょうか。

加賀ちゃんは結局現在まで「牧野さん」「羽賀さん」と呼び敬語を貫いています。

なぜそこまでするのか、それはおそらく横山ちゃんのため、「13期」のためでしょう。

加賀ちゃんが牧野羽賀に対してタメ口を使っても誰も怒ったりはしなかったでしょうが、横山ちゃんは先輩以外の何物でもない二人にタメ口なんてきけません。

同じモーニング娘。内で毎日顔を合わせる相手に対して言葉遣いが異なるとなれば、当然立場の差が浮き彫りになります。

そこで加賀ちゃんはあえて横山ちゃんと同じ呼称を貫くことで「研修生17期」ではなく「モーニング娘。13期」の加賀楓であるという意思表示をしたのでしょう。

 

加賀ちゃんの凄いところは、呼び方話し方を変えても以前と変わらず、いや以前以上に牧野ちゃん羽賀ちゃんと親密な関係を築いているところです。

実直で真面目であるだけでなく、非常に柔軟な人でもあるのです。

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  • そんな二人も今では夫婦に

そうやって意識的に歩み寄り、「13期」を作り上げた二人ですが、そもそもの趣味や嗜好が全く違うこともあってベタベタと一緒にいることは殆どありません。

それぞれが先輩たちと積極的にコミュニケーションをとって、それぞれの人間関係の輪を広げていく中で、だけれども「13期」は確かに特別な存在として二人の中にお互いが深く刻まれているようです。

 

名前を呼ぶことが出来ず近寄って話しかけていたあの頃ももう昔。

今では「横山!」「かえでー!」と呼び合い、雑に扱い、相方が先輩に迷惑を掛けたら何故か自分が謝るということを二人ともが行う。

ぞんざいに扱いながらも、あの子のことを一番分っているのは自分というプライドが見え隠れし、特別な存在であることを、ごくごくたまに匂わせてきます。

「ライバルは?」との問いにお互いの名前を挙げ、

「安心できる相手は?」の問いにもやはりお互いの名前を挙げる。

そんな二人を先輩たちは温かく見守り「夫婦みたい」と揶揄します。

 

まだ出会って2年に満たない二人。

それでも「モーニング娘。における同期」が一生ものの付き合いになるこをしっかり理解し、お互いを尊重し、敬意を忘れず、守り守られ、支え合いながら歩んでいます。

愚痴も言い合える、だけど普段は冗談を言い合い、先輩たちを置いてけぼりにして二人でガハハと笑っているようです。

 

いつまでも見守っていたい二人。

だけどモーニング娘。である以上、どちらかが卒業する時がきてしまいます。

限られた時間の中で、精一杯見守りたい、そんな風に思わせてくれる最強のカップル、モーニング娘。13期メンバー 加賀楓 横山玲奈の二人なのでした。

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ちなみに二人のパーソナルデータを少しだけ補足。

 

加賀ちゃんは

剣道経験者。甘いものが大好きで、ガンプラをこよなく愛し漫画アニメゲームを愛するオタク

 

横山ちゃんは

博物館や歴史が大好きなのになぜか漢字は読めない、10期メンバー石田亜祐美さんヲタク

 

二人とも泳げません。可愛いですよね。