イギリスヴィンテージの代表格
G-PLAN(Gプラン)は、イギリス「E.Gomme社(1898年創業)」という家具メーカーから、1952年に発表されたブランド。
イギリスと聞くと、アールヌーボーやヴィクトリア調の家具を想像する方が多いかもしれないですが、
戦後はG-PLANをはじめ「モダンデザイン」の家具たちが主流となりました。
イギリスなのに北欧っぽい
一見すると「北欧家具」に見える G-PLAN。
その理由は、デンマーク人デザイナー「Ib Kofod-Larsen (イブ・コフォード・ラーセン)」を迎え、北欧スタイルの家具をデザインしたから(1960年頃)。
年代によって異なるG-PLAN
- 1950年代前半:Brandon
- 1950年代後半:Tola&Black
- 1960年代:Danish
- 1960年代:Fresco
1. Brandon(ブランドン)シリーズ
角ばったフォルムが特徴の「Brandon」。
出典:https://www.pinterest.jp/pin/75435362494514206/
2. Tola&Blackシリーズ
黒い脚と真鍮メッキがポイントの「Tola&Black」。
名前の通りトラー材が使われています。
出典:https://www.pinterest.jp/pin/491666484312100599/
3. Danish(デニッシュ)シリーズ
「北欧家具っぽく」なったのは、このシリーズから!
出典:https://www.pinterest.jp/pin/448741550367483568/
4. Fresco(フレスコ)シリーズ
「ザ・北欧」なデザインで人気のFrescoシリーズ。
微妙なバイカラーが素敵。
出典:https://www.pinterest.jp/pin/353954851949503246/
インダストリアルに合う「Tola&Black(トラー&ブラック)」
「北欧過ぎないモダンなデザイン」がツボのTola&Black。
個人的にいちばん好きなシリーズです(ヴィンテージの中でも希少と言われています)
いかがでしょうか、この佇まい。
「黒」がメインカラーのを我が家には、同じく「黒」が効いたこのTola&Blackシリーズがぴったり。
↑「ゴールドスタンプ」と呼ばれるロゴ。
家具のデザイン同様、ロゴも年代によって違います(この他に6種類くらい)
ヴィンテージが放つ雰囲気と存在感
美しい天板にブラックの脚×真鍮。
70年近く経った今も「かっこいい」なんて、さすが G-PLAN。
我が家にはもう、置くスペースがないですが
本当はキャビネットやサードボードも欲しい・・(笑)
G-PLANに限らず、
「インダストリアルに合うモダン」を今後も追求していきたいと思う今日この頃!
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