七転び八起きで昭和から平成を駆け抜けるヒロイン・鈴愛の人生を描く連続テレビ小説「半分、青い。」。鈴愛をとりまく新たな出演者をご紹介! またまた個性豊かな面々との出会いをきっかけに、鈴愛の人生は“モノづくり”という新たなステージに進んでいきます。
鈴愛、“おひとりさまメーカー”を目指す!?
自分がいいと思うものを作り、いいと思ってくれる人に届ける……。大量生産が前提の大手メーカーではなかなか通せないこだわりも、ひとりでやるならとことん通せる。3Dプリンタやインターネットの普及で、誰でも少量からモノづくりができるようになった2010年代。のちに「ひとりメーカー」と呼ばれる人々らとの出会いで、鈴愛の人生はまた新たな方向へと転がり始めます。
鈴愛の“モノづくり”に影響を与える人々
津曲雅彦
(つまがり・まさひこ)
有田哲平 さん
※連続テレビ小説初出演
《役柄》
岐阜・梟町のつくし食堂に、突然現れたうさんくさい男。かつては大手広告代理店に勤めていたが、独立し、“ヒットエンドラン”という会社を立ち上げる。商品プランニング、マーケティング、コンサルティング…さまざまな事業を展開しているというが、具体的に何をしているかは不明。後に鈴愛の人生に大きな影響を与える。
有田哲平さんのコメント
昨年、連続ドラマで主演をやらせていただきまして、これは大変な仕事だなと実感したので、しばらく俳優業はお休みしようと思っていたんですが…。“朝ドラ”しかも、“北川悦吏子さんにあて書きしていただいている”と聞いて、喜んで!というか、僕でいいんですか?という気持ちでオファーを受けました。すでにチームワークができている撮影現場に途中参加するのは緊張しましたが、いち視聴者だったので、鈴愛がもう●歳!、あの子とこの子がこんな展開に!と、驚きつつも楽しんでいます。熊本から出てきたお笑い芸人である僕が「半分、青い。」の世界にどんな化学反応を起こすか、楽しみにしていてください!
加藤恵子
(かとう・けいこ)
小西真奈美 さん
《役柄》
津曲の妹で主婦。廃校を利用したシェアオフィスにて“グリーングリーングリーン”という会社を1人で立ち上げる。30歳を過ぎ起業したこの会社、儲けは二の次に、自分の大好きな緑色と手触りの良さに特化した商品を開発している。当の本人も全身緑色のものをまとい、一面緑色のオフィスでモノづくりを行っている。
小西真奈美さんのコメント
脚本家の北川さんが、“ぶっ飛んだ役です。”と仰っていました。
読みながら、ぶっ飛んだ、でも真っ直ぐで素敵なこのキャラクターを “私に” と書いてくださった事がとても嬉しく、心を込めて、精一杯、演じたいと思いました。
北川さんの脚本からは、言葉の随所に、深い愛情と優しさを感じます。
初回から欠かさず観ていたこの作品に、何度も勇気づけられ、涙した一人として、参加する立場になった今、少しでも皆様に楽しい朝のひと時を過ごしていただけるよう、元気に、そして丁寧に、愛情を持ってこの役に向き合っていきたいと思っています。
岐阜・楡野家に関わる人々
健人(けんと)
小関裕太 さん
※連続テレビ小説初出演
《役柄》
つくし食堂で見習いとして働く青年。両親は日本人だが、アメリカ生まれのアメリカ育ちのため、おかしな日本語を話す。夢はアメリカでカツ丼を広めること。楡野家に居候し、鈴愛の部屋を自分色に染めている。
小関裕太さんのコメント
ケント役を演じさせていただく、小関裕太です。ケントはアメリカ生まれアメリカ育ちの日本人。言葉は「標準語」「関西弁」「カタコトの日本語」「英語」が混合しているというなかなかクセのある人物です。
「半分、青い。」はもともと見ていて、このドラマがほんっっとうに大好きだったので、出演を心からうれしく思いました! 北川悦吏子さんにすてきに描いていただいております。とんでもない登場のしかたをしますので、ぜひ楽しみにしていただきたいです!
西園寺麗子
(さいおんじ・れいこ)
山田真歩 さん
《役柄》
ブッチャーの姉。何不自由ない環境で育ったせいか、幼少のころから性格も“ブッチャー”そのもの。その上、自意識過剰なところがある。いつまでも結婚しないことに両親は心配するが、そんな麗子にも転機が訪れる。
山田真歩さんのコメント
朝ドラ出演は「花子とアン」の宇田川先生の時以来。久しぶりでとてもワクワクしています。
「君は美しい。僕にとってのナンバーワン!」と誰かに偏愛されるって、とっても幸せなことです。
やっとやっと巡り会えた運命の相手に全身で恋する女、麗子嬢を楽しんで演じたいと思います。
ヒロインコメント 永野芽郁
怒濤の人生を歩むスズメとは対照的に、安定の岐阜のつくし食堂にも新しいキャラクターが登場してきます。健人と麗子の2人のお芝居は本当におもしろくて、気になってしまって自分のセリフに集中できないくらいでした(笑)。そして、スズメの人生にもまた、新しい出会いが待っています。小西さん演じられる恵子は、「半分、青い。」史上最強のビジュアルインパクトで一緒にお芝居するのに期待が膨らんでいます。有田さんには撮影の合間に、ノリ突っ込みを教えていただきました!
脚本家コメント 北川悦吏子
「半分、青い。」終盤に向けて、加速するキャスティング。
「半分、青い。」最終パートに向けて、素敵なキャストが発表されました。
そのそれぞれの方に、ある種、キテレツな、愛らしい役を用意したつもりです。
なぜなら、ここまで来た「半分、青い。」行くとこまで行ってほしい
飛べるとこまで飛んでほしい、宇宙の果てまで、と思ったから。
そして、終盤のキーパーソンとなる
怪しい怪しい津曲を演じるのが、有田哲平さん!!
佐藤 健、中村雅俊、豊川悦司、谷原章介、斎藤 工、中村倫也、間宮祥太朗、志尊 淳(敬称略)などなど、イケメン祭りできて
なぜ、最後の最後に、有田さんなのか?!
イケメンの決定打が有田さん!
納得がいかない!
もしくは、すごく楽しみ!
いろんな意見があると思いますが、
ぜひぜひ、「半分、青い。」最終パートをとくと、ご覧ください。
そこに、有田さんでなければならなかった、理由が、あります。
制作統括コメント 勝田夏子
大きな挫折をいくつも経験しながら、持ち前のアイデアとバイタリティーでただでは起きないヒロイン・鈴愛。その人生は、シリーズ最終盤にまた新たなステージを迎えます。トライ&エラーの繰り返しで、失敗を恐れていては新しいものを生み出せない“モノづくり”の世界。そこに鈴愛をいざなうのは、有田哲平さんと小西真奈美さん。民放の深夜ドラマで主演もされた有田さんは、人間くさい存在感と軽妙さ、そこはかとなくにじむ哀愁がとてもすてきな俳優さんです。相変わらずキュートな小西さんは、北川悦吏子さん渾身のあてがきで、見たことがないくらいユニークな女性を生き生きと、大胆に演じてくださっています。そして岐阜では、若手の超注目株・小関裕太さんと、毎回違った顔を見せる個性派女優・山田真歩さんが、この番組ならではの独特のキャラクターで登場されます。どこまでも予測不能な「半分、青い。」。鈴愛の人生の冒険は、まだまだ続きます!
2018(平成30)年度前期 連続テレビ小説「半分、青い。」
【放送】平成30年4月2日(月)~9月29日(土)<全156回(予定)>
【作】北川悦吏子
【制作統括】勝田夏子
【プロデューサー】松園武大
【演出】田中健二、土井祥平、橋爪紳一朗、深川貴志 ほか
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