猛暑対策展:当初の名前案は“タマクール” 股間ひんやり「ズボンクール」は世の男性の救世主となるか
股間の冷却は男性にとって死活問題ですからね……。
7月18日から20日にかけ、東京ビッグサイトで開催された「第4回猛暑対策展」。会場で見つけた、ちょっと変わった冷却アイテム「ズボンクール」を紹介します。
製造元の昭和商会は、ヘルメットやジャケットなどに後付けできる空調ファンを製造、販売している会社。「ズボンクール」もそのラインアップとなります。
USBケーブルが付いたファンにゴム製のノズル(?)がくっついた形状で、モバイルバッテリーを接続するとファンが回転するシンプル設計。風が吹き出すノズルをのぞきながら「どう使うんだろう?」と眺めていたら、ブースの人が「こう使うんですよ!」とグイっと自分のズボンに送風ノズルを突っ込みました。差し込まれたノズルの先端はちょうど股間のあたりに位置し、いわゆる男性の急所を冷やしてくれるのです。
股間の温度が高いままだと、男性機能に影響があるという研究結果もあるので、股間エリアの通気性や冷却は男性にとって死活問題といえるでしょう。股間に吹き込む風は力強く、大事なところをしっかり冷やしてくれます。
空気は足にそってズボンの裾から流れ出ますが、くすぐったいような気持ち良いような不思議な感覚。歩き回ったため汗でズボンが足にまとわりついてましたが、吹き込まれた空気によってベトつきが解消され快適になりました。惜しむらくは両足に空気が流れるようにポジションを探ると、かなり微妙な配置になってしまうことでしょうか……。
そんな「ズボンクール」ですが、もともと社長が“タマクール”と名付けようとしたところ、社員全員から「それだけはやめてくれ!」と懇願されて「ズボンクール」という名称に落ち着いたとのこと。
市場価格は5000円前後で、Amazon.co.jpでも販売中。ズボンにはさむだけと手軽なうえ、モバイルバッテリーで動作するので余計なコストもかからないのがうれしいですね。
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