【芸能・社会】野村周平、高梨臨がドラマ初共演 フジ系「結婚相手は抽選で」2018年7月20日 紙面から
俳優の野村周平(24)が、10月6日にスタートする東海テレビ制作のフジテレビ系オトナの土ドラ「結婚相手は抽選で」(土曜午後11時40分、全8話予定)で、主人公のモテない独身男を演じる。ヒロイン役には野村とは初共演となる女優の高梨臨(29)が挑む。 今作は、政府が施行した男女のお見合いを強制する「抽選見合い結婚法」に振り回される人々を描く社会派ヒューマンドラマ。物語の軸となる「-結婚法」は、少子高齢化に歯止めがかからない中、政府が苦肉の策として制定。対象は25歳から39歳までの子どものいない独身男女で抽選によりお見合いを強制され、気に入らない場合は2人までは断ることができる。 野村は、システムエンジニアのオタク系でモテない宮坂龍彦役。人間不信と極度の潔癖性で恋愛が苦手だが、「-結婚法」に大きな不安と同時に期待を抱く。そしてお見合いをきっかけに社会と真摯(しんし)に向き合うようになっていく。高梨演じる冬村奈々は、実家暮らしのプチお嬢さまのうえ、親のコネでラジオ局に勤務するルックスだけが取りえという役柄。 「-結婚法」によって縁の無いはずの龍彦と奈々は出会い、2人はどんな関係を築けるのか-。ひとつの法律をきっかけに、結婚をめぐる現代日本のリアルな問題に直面しながら、それぞれが“答え”を導き出していく。 野村は「少子化問題や生涯未婚率などさまざまな問題が浮き彫りになり、日本の今はこうなっているのか!? ではないですが、ドラマからその思いを感じ取っていただけるとうれしいです」とアピールする。 一方、野村と初共演する高梨は「野村さんはストリートな服装でノリのいい方という印象があり、潔癖性でオタク気質、女性とのコミュニケーション能力がない役を演じられることに新鮮さと期待を感じています」と共演を楽しみにしている。 ◆大谷亮平、若村麻由美 共演者たちも豪華ほかの共演者たちの濃厚な絡みも物語を彩る。大谷亮平(37)は広告代理店勤務のイケメンでモテ男という役どころ。恋人だった奈々(高梨)を振って、“抽選見合い”で佐津川愛美(29)演じる看護師に一目ぼれする。大谷は「こういう法案が本当にリアルにできたらどうなるか!? 自分も参加するような気持ちでワクワクドキドキしながら、お見合いに取り組む人たちの進む道を楽しみに見ていただけたら」と話す。また、「-結婚法」を推進する担当大臣役の若村麻由美(51)は、かつてシンクロの五輪選手だったシングルマザーという設定でドラマのキーパーソンだ。
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