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【格闘技】

木村翔、防衛戦異例の8日前発表 WBOフライ級 中国で27日

2018年7月20日 紙面から

V2戦が決まり挑戦者の写真を手にポーズを取る木村=東京都港区で(藤本敏和撮影)

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 ボクシングのWBOフライ級王者・木村翔(29)=青木=が19日、東京都内で記者会見し、27日に中国・青島市で同級4位のフローイラン・サルダール(29)=フィリピン=と2度目の防衛戦を行うと発表した。試合のわずか8日前という異例の発表となった。

 今回の試合は、初めてジムに打診があったのも6月中旬と、世界戦としてはあまりにも急だった。それでも、木村は動じず「もっと時間をかけて準備したかったという気持ちもあるが、しっかり練習してきたので勝つ自信はある」と胸を張った。対戦相手が決まる前からハードトレーニングを重ねたため、急な試合にも対応できるという。

 挑戦者は、13日に神戸で山中竜也(真正)からWBOミニマム級タイトルを奪ったビック・サルダールの兄。「手が長くパンチがある強い選手。今は兄弟でのっていると思うが、気持ちで負けないようにしたい」と表情を引き締めた。

 今年、家賃5万円のアパートから同15万円の高層マンションに転居。アルバイトもやめ、ボクシングだけの生活になった。異例の日程も乗り越え、サクセスストーリーを続けるつもりだ。 (藤本敏和)

 

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