インダストリアルとは無縁だった賃貸時代
中古マンションを買い
フルリノベーションをしたわたしたち。
賃貸時代はどちらかというと「ミニマルな生き方」や「持たない暮らし」を意識していたんです。
賃貸ゆえ「いずれはこの場所から引っ越す」という気持ちが強く
- モノは必要最低限
- インテリアもシンプルに
ってな具合に「住まい」に関して前のめりになれない自分が居ました。
居心地の良さとモノの数
賃貸時代とは打って変わって、リノベーション後の我が家はきっと「シンプル」でもなく「ミニマル」にも見えないと言われそう(笑)ですが、それでも「無駄なモノ」はないんです。
「ミニマル」は「最小限の」という意味ですが
実際のところ「どこまでが多く、どこからを少ないと言うのか」その定義は人それぞれですよね?
カオスな部屋が落ち着くという人も居れば「モノは少ないほうが心地良い」という方も居ます。
居心地の良さとモノの数というのは、インテリア同様「正解も不正解もない」と思っています。
マテリアルミックスな家づくり
はじめから「マンション一択」だったこともあり「どんな家にするか?」を考えたとき、時間はそれほどかかりませんでした。
いろんな素材をミックスしながら「インダストリアル」をデザインテーマにリノベーションしましたが
「シンプル以上コテコテ未満」にとどめておくことも心がけたことの一つです。
内装のデザイン性は大切ですが、そこに置く家具やインテリアも重要!
家もインテリアも新旧ミックス
そもそも、我が家は「家」自体が「中古」です。
「在る」ものを活かす「リノベーション」を選択したことで、それまでとは家具やインテリアを選ぶときの「意識」も変わったように感じます。
ヴィンテージにしかない奥行き
中古では嫌なもの、中古でも良いと思うもの、これも人それぞれですが
消耗品とは異なる家具やインテリアには「古物(フルモノ)だからこその魅力」があると思うんです。
↑「こんなに錆びてるなんてヤだ」というお声も聞こえてきそうですが、
「これぞ味」だと思いません?(笑)
エイジング加工で再現させることは可能でも、それってやっぱり「経てきた時間」を超すことはできません。これがヴィンテージの持つ「良さ」なんじゃないかと。
お気に入りのフリソ・クラマー
「ただ置いてあるだけ」なのに、存在感あるこの佇まい。
画像では伝わりにくいと思いますが・・ピッカピカの新品にはない雰囲気がたまりません。
新品だからこその良さ
も、もちろんありますよね。
なんでもかんでも古けりゃ良いとは思いませんもの!
例えばソファ。我が家は「NEW」にこだわりました。
その理由は・・
育てる楽しみ
が、あるから!です。
同じく新品をチョイスした「LYON社」のロッカーも、あと5年・10年と使っていくうちに「味」が必ず出てきます。これもまた楽しみの一つなんじゃないかと。
おわりに
「新しさ」と「古さ」。
リノベーション同様、家具もインテリアも「新旧ミックスで良いとこ取り」すると、住空間により奥行きが増すんじゃなかろうか?と思います。
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