日本航空(JL)の2017年10月の運航実績で、国際線の旅客数は前年比5.4%増の73万1701人だった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は3.7%増、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は7.2%増、利用率は2.6ポイント増の82.3%だった。
方面別では、9月1日から成田/メルボルン線のデイリー運航を開始した「オセアニア」が40.8%増の1万8973人となり、2ヶ月連続で大幅に増加。続いて「欧州」が12.5%増の6万6060人となり、11ヶ月連続の2桁増となった。
唯一前年を下回ったのは「韓国」で、9.3%減の4万8194人。JLによれば訪日韓国人の旅行需要は増加しているものの、10月初旬に韓国で旧盆「秋夕」の連休があったことで、日本発のビジネス需要が減少したことが影響したという。このほか、9月15日から成田/コナ線の運航が始まった「ハワイ・グアム」については、コナ線は好調に推移したが、北朝鮮問題の影響でグアムへの需要が減少したため、0.9%増の9万9107人にとどまった。
利用率は「中国」が11.6ポイント増の75.7%、「韓国」が7.6ポイント減の75.1%となった以外は、全方面が80%以上を記録。最も高かったのは欧州で、4.4ポイント増の85.6%。以下は「ハワイ・グアム」が3.3ポイント減の84.4%、「オセアニア」が1.0ポイント増の84.0%と続いた。「ハワイ・グアム」と「韓国」は前年を下回った。
国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。
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