今回から なな (id:bi1dama) さんのリクエストにお応えして、『雨月物語』を始めるよ!
『雨月物語』を全部読むわけにはいかないから、ねこぞう (id:munazouchan48) さんのリクエストで「青頭巾」を取り上げるよ!
mashley (id:mashley_slt) さんのリクエストの「ガチで恐ろしい話」にもお応えできるかも!
だいぶ前にですね、『雨月物語』で男色を扱っている「菊花の約[ちぎり]」と「青頭巾」はしっかりめに読んだんですよ。
なんか、とある所では、私が男色文学研究という肩書きになってることがあるんです。
自分では近世文学研究家だと思ってるんですけどね。
男色文学だけを研究してるわけじゃないんですけど、まあいいか(笑)
話が逸れました。
「菊花の約」に関しては、研究者や研究書によっては、男色の話だとは断じてない場合もあるみたいですが、実際はどうなのでしょうか???
主人公の名前は、「丈部左門」と「赤穴宗右衛門」といいます。
主人公の二人が再会を約束する「重陽の節句」[ちょうようのせっく][九月九日]は「菊の節句」とも呼ばれ、それがタイトルにもなっています。
「門」「穴」そして「菊」と、どうもオチリの穴を連想させるワードがちりばめられているんですよねえ。
しかも「重陽の節句」も意味深な気がするんですよ。
だって「陽物」ってオティンティンを意味する言葉なんですよ。
「陽物くらべ」って絵巻もあるくらいです。
つまり、「重陽」は「陽物を重ねる」って意味にも取れるのです。
あ、みんな、ページを閉じないで!
これでも、真面目な分析ですから!
ほら、肛○とかじゃなくて、カワイイ表現に変えてるから許して!
え?上田秋成[『雨月物語』の作者]はこんな下品なこと考えない気がするって???
でもねえ、秋成は『胆大小心録』(23)というエッセーで、不二谷千右衛門という人物について、
「女ずきで、腎虚火動で、ほへほへしなれた」
[女好きでチョメチョしすぎて、アレが使い物にならなくなった]
って下品な事も書いてるんで、なきにしもあらずかなと。。。
またもや話が逸れました!
では、今回から取り上げる「青頭巾」の男色描写はどうなのでしょうか?
それは読みながら考えて行きましょう♪
あ、「青頭巾」は別に男色がメインの話じゃなかったかも、てへぺろ。
次回予告とくずし字クイズ
※この記事では、霞亭文庫の画像を適宜改変して利用しています。
霞亭文庫書誌詳細
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ヒントっ!
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待って!何でツイッターの名前欄みたいになってるのさ!
ソロデビューなんかする予定ないし!
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