どうも、人生詰みぞうです。相変わらず暑いです。クーラーつけないと後頭部が痛い時があるのでもう仕方ないとつけっぱなしにすることに決めました。時には追加で扇風機も回しております。皆さんも適宜冷房は利用した方が良いかもしれません。搬送されるよりはいいかと思います。
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新しい講師がたくさん
おそらく新規に採用されたのでしょう、初めて見る人がたくさん来ておりました。このクソ暑いのにネクタイ姿なので一発で分かります。最初はマニュアル通りネクタイしてきっちりした格好にしたのでしょう。私はクールビズ期間でもあり一人だけ浮いてしまうのでネクタイは2,3回で中止。これがベテラン集団講師になるとネルシャツにジーンズに茶髪とかで、何一つ服装規定を守っとらんなという姿になります。
遅刻大王の謀略
初回45分、2回目20分遅刻の生徒、おそらくは今日も20分の遅刻であろうと想定しておりました。ところが何と10分の遅刻で登場。どこで悟ったのか、ちょうど私が「生徒が来ません」って職員に報告して家に電話連絡するリミットが10分なのです。感心しましたね。そして、10分の遅刻で来たことに私の方はちょっと喜んじゃいましてね。「おおっ!今日は10分の遅刻で来た!」みたいに。チョロい。チョロすぎる。チョロQ。始める前はやる気でなくてどうやってお茶を濁そうかと思っていましたが、今回はそこそこ話にもついてきたのでつい熱心に(ついって何だ)授業をやってしまいました。毎回途中で「トイレ行っていいですか」と5分休憩を入れるなどたいした策士です。
「まておまえら! ちょっと勘ちがいしてるんじゃねえのか!」
(中略)
「ごくふつうにもどっただけなのに それをえらい 立派だと甘やかしてるでしょうが!」
(秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所」より引用)
謎は全て解けた!のかな?
帰り際に比較的機嫌よく、「8月に東京の大学のオープンキャンパスに行く」と言った彼。そういえば、第2志望は東京の私大とファイルにあったような。
「オープンキャンパスとは、学校法人がその学校へ入学を希望・考慮しているものに対して、施設内を公開し、学校への関心を深めて貰おうとする、入学促進イベントの一種。」(Wikipedeiaより引用)
待てよ、第一志望は県内の国公立と書いてあったが・・・。そうか、それは「親の希望」ということか!本人の第一志望は東京の私大で、それはもしかしたら数学はいらないのでは・・・。帰ってネットで見たら確かに数学は選択制。要は本人は「数学いらねーし」とどっかで思っているということなのかも。
肩の荷は降りた
そういうことであれば、度重なる遅刻とか今一つやる気が感じられないとかの理由も納得できるし、むしろ第二志望で東京で伸び伸びキャンパスライフを送れるならその方がいいんじゃないのとすっかり気が楽になりました。それにしても親子の考え方の間に恐ろしくギャップがあって興味深いです。
親:県内の国公立に行かせようとして子供に週2回も個別指導を受けさせる
子:東京の私大でヒャッハーしたいが(注:私の勝手な推測です)表立って親に逆らえず、無理やり受けさせられる数学の授業をいかに減らすか策を練る
家庭内で日々暗闘が繰り広げられているのかもしれません。
落ち着くところへ落ち着く
私が若かった頃とは違い、少子化が進行して大学も全入時代と言われてますのでね。こちらがしゃかりきになって「第一志望に合格させねば」と必死になる必要はないです。むしろそんな前のめりになる方が生徒側からしたら迷惑千万なことだろうと思いますので、気を楽に持って柔軟に対応します。「どっか受かるやろ」という気持ちで心に余裕をもってにこやかに仕事を進めていけたらなという気持ちになってきました。
おわりに
いかがだったでしょうか。うん、我ながら適応してきました!あんまり悩むようなことじゃなかったですね。これまでの記事で、匿名とはいえブーブー文句たれてしまってごめんなさい。私の側の問題だったのか。好きなだけ遅刻せい!振替もしたけりゃしてくれい!もう気にしねーぞ!ここまで読んでいただきありがとうございました。