「EXILEって、なんかチャラいし怖いし、ファン怖いし、あんまり自分には向いてない! っていうか、ぶっちゃけ苦手!」
「わかる、わかる」と同意した方も居れば「そんなことない!」と反論した方も居ると思いますが、私は前者です。EXILEを苦手、怖い、と思う人たちは、殆どの場合、自分や自分の身内がEXILEに直接何をされたというわけではありません。では何故彼らに苦手意識を抱いてしまうのか? というのを自分なりに分析した結果、幼いころからスクールカースト下位層を彷徨っている我々は(失礼)、いかにもパリピで体育会系でオラオラな彼らのような人種がこの世で一番怖いのです。あ、もしかして、スクールカースト下位層を彷徨っているのは私だけでしたか? でしたらスミマセン。
そんな風に、卑屈で根暗、陽の当たるところよりも陽の当たらないところを選ぶ生粋の陰キャである自分ですが、つい最近ある沼にハマりました。それがGENERATIONSです。もっと厳密に言うと、GENERATIONS from EXILE TRIBEです。そうです、ザイル系です。「テメエ、EXILEは怖いんじゃなかったのかよ!」とお怒りになった方、少し落ち着いてください。私はここで、一つの説を提唱したいのです。それが、タイトルでもある、
「エグザイル系、苦手なんだよなあ」って人ほどEXILEにハマる説
まず、「エグザイル苦手」の原因は、ほぼ「怖い人しかいなそう」「体育会系のノリがウザそう」「オラオラしてそう」に集約できると思うのです。私も実際そうだったので。それでは、私のこの苦手意識が、どうして「好き」に変わったのか? 下の写真のグループ、つまりは私が沼ったグループ、GENERATIONSを例に説明させていただきます。
1.ギャップがすごい
まず、大前提として我々は「ザイルは怖い」と思い込んでいます。なので、彼らが可愛いことをしていると、コロッと落ちます。私が今の推しに落ちた理由も、「パリピ感すごいしオラオラしてそう、怖いな~」が「は? え? かわいいぞ?」に変わったからなのです。
GENERATIONSに佐野玲於(さの-れお)という人間が居ます。私が初めて目にした時は金髪でした。グラサンでした。うわぁ~~…こッえ~~……。絶対舌打ちとか普通にするタイプだわ。先輩に生意気に絡んでいくタイプだ…。という第一印象。あまり良くはないですね。
そんな私はある動画を見て一瞬にして彼に落ちます。それは、「EXILEカジノ」という番組内で行われた「巨大フラフープを回す」という企画。直径270cmのフラフープを10回回せ(チャンスは3回)という無理難題を課された彼は、まず巨大なフラフープを見て「チェ・ホンマンさんよりデカイっすよ」と一言。(この時点で私は「え? この子面白くない…?」と察し始める)そして結果、3回目で見事成功させます。しかも、意外と礼儀正しい。敬語使える。いや、どんだけ失礼な奴らだと思ってたんだよ、という話なんですが、本当に我々のような人間からすると、彼らのような「陽」の人間はみんな無礼講っていうイメージがあったのです。あれ、私だけ?
また、GENERATIONSにはボーカルが二人います。片寄涼太(かたよせ-りょうた)と数原龍友(かずはら-りゅうと)です。今回ピックアップしたいのは数原龍友の方です。
来たな、いかにもってヤツ、来たな~~!!
私も初めにGENERATIONSのアー写を見たときは「こええ!!!こええ!!」と騒ぎ立てました。見ての通りイカついし、筋肉もすごいし、怖い人なのかなあ……と思っていたのも束の間。
歌声がめっちゃ、めっっっっちゃくちゃ、綺麗。あと自分のこと「僕」って言う。
この文言で彼に興味が湧いた方、ぜひGENERATIONSの楽曲を聴いてみてください。最新曲とかね。シュートダンスで話題のやつです。
あと、「この人知らない」ってなりがちだけど、中務裕太(なかつか-ゆうた)という人間が居りまして。
いや髪色。もう見るからに怖いやん? となりますよね。
だがしかし。彼の、ファンからの愛称は「ゆうぴ」。ハリネズミ2匹を「娘」と呼んで溺愛。ファンからのメッセージをめちゃくちゃ大切にする。基本あんまり怒れない。
神かよ。
2.曲が意外とオラオラしてない
本当にEXILEに苦手意識がある我々は、EXILEの曲と言えば? といきなり言われても「ちゅーちゅーとれいん」とかしか言えないんですよ。三代目さんで言ったら「R.Y.U.S.E.I.」とか。そして我々はその曲に「ザイル感」を感じてしまい、敬遠してしまうこともしばしば。すみません、さっきから「我々」と主語を大きくしがちなんですが、多分当てはまってない方もいますよね。申し訳ない。
「みんなでダンスして盛り上がる曲が良いのはわかるけど、ウチらまじでそういうダンスとかあんまり……」
そう、EXILE系の楽曲は「みんなで踊れる!」って感じのものが多いので、運動神経ない芸人を兼任している私のような陰の人間からすると「踊れねーわ!!!!」とヤケになってしまうわけです。踊るとか踊らない関係なく、ザイル感があんまり無い曲、無いの?!
あります。
私はこの曲を、「誰が歌っている」というのを全く知らせない状態で友人に聞かせたところ、「コレ誰が歌ってるの? スゴイかっこいい」と絶賛されました。じぇねれーしょんずだよ~と言ったら驚かれました。そうだと思います。私も驚いたもん。こんな感じの歌も歌うんだ、って。
EXILEに苦手意識のある方は、こういう「ザイル感薄目」の楽曲から攻めていってもらいます。そうするとだんだんと苦手意識が薄れていきます。ここまで来るともうどんな曲もすんなりと聴けます。GENERATIONSの楽曲の中でザイル感強めな「AGEHA」とかもすーっと聴けます。もう向かうところ敵なしです。
3.メンバーのわちゃわちゃが可愛い
こういうのに弱い人、いるよね。いるでしょ。わかります。メンバーが仲良くやってるのを見るのが大好きなんですよねオタクって。そういう生き物だと信じてます。GENERATIONSの面々はライブ終わりにいつも画像をUPしてくれるのですが、
クセつっっっっよ。
こういう風にふざけちゃうんです。需要と供給をわかってるイケメン王子キャラの片寄涼太も、
イケメンリーダー白濱亜嵐(しらはま-あらん)も
おしゃれイズムに出たときに「この見た目でアニメオタク」と紹介された小森隼(こもり-はやと)も、
おなじみ関口メンディーも、
みんなみやぞんになったり、
(左から小森、白濱、数原、中務、片寄、佐野、関口。基本的にこの並び順です)
ひょっこりはんになったりします。
ほらもう、レオくんなんか見えてないんですよほぼ。イッテQのイモトを探せじゃないですけど、下手したら気づかないまでありますからねコレ。右側をよ~く見てね!
今の数枚で伝わったと思いますが、とにかくわちゃわちゃ。男子高校生ってこんな感じですよね。見ていて常にそんな感じです。彼らがabemaTVでやってる冠番組の「GENERATIONS高校TV」というヤツも常にこういうわちゃわちゃが見られます。多いのは、最年長の関口メンディー氏がほかのメンバー6人にいじられる流れかな。あとは、王子キャラの片寄涼太の甘いセリフを聞くたびに「尻から酸っぱい液体が出る」と言い出す数原龍友の流れとか。
また、プライベートでも焼肉行ったり、クリスマス集まったり、インスタライブしたり、とにかく「仲が良い」。仲が良いグループを嫌いなオタクなんていませんよね。自分の好きな人が楽しそうに笑っているのが一番なんですから。
………と、ここまで長々と書いて来ましたが、「エグザイル系のグループは怖いよ! ムリだよ!」と思っていた人の何人かは「いいんじゃない? ちょっといいんじゃない?」と気になってくれたんじゃないかなと期待しています。
一つだけ言えるのは、苦手だからって触れなかったら一生苦手のままだということですね。特に、私のように、「確固たる理由があるわけではないけど、なんとなく雰囲気が苦手だなあ」みたいな人は、一度しっかり見てみるのが良いかも。それで、「合わないなあ」と思ったら、そう。そこから「気になるかも!」となったら、それもまた新たな発見。
私は、「もっと早く彼らの魅力に気付いていればなあ」と何度も後悔しています。だからこそ、私のような人をもう増やしたくない。そう思い、ブログを書くに至りました。私はGENERATIONSのことを例に挙げましたが、もちろんほかのグループさんも魅力がたくさんです。興味が湧いた方、ぜひ、一度調べてみてください。
その先に、ラブとドリームとハピネス*1が待っているかもしれません。
~END~
p.s. いつか「白濱亜嵐の愛され力がすごい」というタイトルの白濱亜嵐考察ブログを書きたい