【ロサンゼルス小林信行】米大リーグは15日、各地で前半戦の最終戦が行われ、ドジャースの前田健太投手(30)はエンゼルス戦に3-3の7回2死一、二塁で2番手として救援し、1/3イニングを無失点に抑え7勝目を挙げた。エンゼルスの大谷翔平選手(24)は9回に代打で出て空振り三振に倒れた。ヤンキースの田中将大投手(29)はインディアンス戦に先発し、6イニング1/3を投げ2失点で勝敗は付かなかった。17日にワシントンでオールスター戦が行われる。
同点の7回2死一、二塁、前田が救援でマウンドへ。ロバーツ監督からはリードした状況での起用を伝え聞いていたというが「難しい場面。マジか!?と思った」。死球で2死満塁としたが、キンズラーを空振り三振。こん身のガッツポーズで何度もほえ「しっかり気持ちを入れて投げることができた」。その裏に勝ち越し、7球で7勝目を手にした。