1/12更新 DecimateをCATSの機能でやれば一瞬で終わることに気がついたので細かい設定部分を別の記事に移動しました
4/5更新 VRchat SDKのログインについて書き加えました
PS.コメント返しが遅くてホントにごめんなさい。自分が分かる範囲でなら答えられますが、わからないことの方が圧倒的に多いので全然答えられないです・・・(誰かタスケテ)
投稿者である私が、2時間程度の経験で得た知識や方法をそのまま垂れ流す記事です。
なので詳しい話はほとんどワカラナイし、解説も発展途上であることは承知の上で閲覧お願いします。
あとブログとかまっっっっっっったく書いたことないのでかなり見づらいです。ゆるして
はじめに

BlenderとUnityを使ってMMDのモデル(.pmx)をVRchatで扱えるモデル(.fbx)に変換します。
BlenderもUnityもVRchatもまだミリも知らない人向けに解説していきます。なので既にやったことあるよ!って人には全くもって向いてません。
また、VRを持ってない民なので、フルボディトラッキングとか、指とかの設定は完全スルーです。
!!!注意事項!!!
使いたいモデルの利用規約をちゃーんと読んでVRchatで使用してもいいか確認してください
そんなこと言われても分からないよ!という方は→VRchatの日本wiki
Wikiに飛べばVRchatで使用してもOKなモデラーのリストがあります
目次
この記事はほとんどが以下の動画の手順を参考にしながら解説したものです
英語がある程度理解できる方は動画を見ながら手順を進めるのもありよりのありです
既に知ってる所は飛ばしてもOKですが、初めて手を付ける方は目次の通りに進めていったほうがいいです。というか全部大事な手順なので飛ばしてはいけない(戒め)
作業の簡単な流れは、
BlenderでMMDのモデルを読み込み、ボーンの設定やポリゴン削減などVRchatで扱えるモデルに変換
→Unityで読み込んでVRchatのSDKより各種設定の後、VRchatのアバターにアップロードします。
以上です、ここから先は手順1の解説です
かんたんです。
ログインすると今使っているアバターの画像が表示されます。
下のDOWNLOADからSDKを右クリックして
リンク先のファイルを保存してください。
(分かりやすい場所に)

保存したらひとまずおしまいです
VRchatが指定しているバージョンがあります。
最新版のUnityではなく、以下のUnity 5.6.3p1をダウンロードしてください
https://unity3d.com/jp/unity/qa/patch-releases/5.6.3p1
Blenderを起動してる人は直ちに終了してください
1.6でダウンロードしたblender_mmd_tools-dev_test.zipを展開し、mmd_toolsをコピーします。
間違っても解答したフォルダをまるごとコピーしたり、samplesをコピーしたりしないでください。

コピーしたら以下の場所に貼り付けます。(インストール先がデフォの場合)
C:\Program Files\Blender Foundation\Blender\2.79\scripts\addons
貼り付け終わったら確認。
addonsのフォルダにmmd_toolsというフォルダがあればOKです。
Blenderを起動しましょう!
まず初めに謎の四角形とカメラが出てきますが必要ないので消します
右上のCamera、Cube、Lampを右クリックでDeleteを押せば消せます。

消し終わったら次に左下の立方体をクリックして、User Preferenceを開きます。

User Preferenceを開くとアドオンの一覧が出てきますが、左上の検索欄に「mmd」と入力してやります。

するとmmd_toolsが出てきます。
出てこなかったらあなたはつい先程私が言ったことを理解できてません
出てきたら、チェックボックスにチェックを入れてSave User Settingsを押してください

今度はCat's blenderの導入です。
CATSはZipファイルを解凍する必要はないので画面下からInstall addon from fileを押してやります

これを押すとディレクトリが表示されるのでcats-blender-plugin-master.zipを選択して、
右上のInstall add-on from fileを押してやります

そうするとアドオンの一覧に
3D View:Cat's Blender Pluginが表示されるのでチェックボックスにチェックを入れてSave settings

これで2つのプラグインを導入+有効化ができます
左下の時計アイコンをクリックして3D Viewに戻してやり、左側のタブにmmd_toolsとCATSのタブがあれば成功です

準備完了!!
・ウィンドウを閉じる
プラグインの導入をしてる最中にウィンドウが増殖したりしませんでしたか?

こんな状態になっても落ち着いてください
ウィンドウの角に三角形の切れ込みがあるので、
それをドラックして隣のウィンドウに持っていけば治ります。

やったね
・画面の操作法
中央の画面の操作は基本的にマウスホイールのみです。
間違っても左クリックでドラッグしたり、WASDで座標移動したりしないでください。
ホイールの上下でズームイン、ズームアウト
ホイールボタン押しっぱなしでドラッグで回転
SHIFTキー+ホイール操作で座標移動ができます。
(左クリックを使うことはほとんど)無いです。
あと大事なことを一つ。
間違った操作でやらかしてしまってもとりあえず落ち着いてください
CATSのタブを開き、Import Modelを押します。

すると、ディレクトリの選択画面が出てきますがまずは落ち着いてください
pmxファイルをクリックしたところで止まってください、お願いします
焦って下に書いてあることを飛ばしたらもう知りません
左下の設定を以下のようにします

PhysicsとDisplayのチェックを外す(SHIFTを押しながら左クリック 要らないらしい)
Scaleを0.09に (1のままだとモデルがデカすぎる)
Clean Modelにチェック (しらない)
ここの設定は毎回やらないといけないので、
できるだけ楽をするためにテンプレートとして保存しておきます。
右上の+ボタンを押すと名前をつけて保存することができます。

あとは、Operator Presetsを押して登録したやつを選んでやれば手間が省けます。
この設定をしたら右上のImport Modelを押します。

すると、色が付いてないモデルが表示されます
骨みたいなやつをボーン(直球)(Armature)と呼び
灰色の物体をメッシュと呼びます
これでひとまずOKです
ここができなければVRchatにMMDモデルを持っていくことは不可能でしょう
あなたの夢は途絶えてしまい、誰もあなたを愛してはくれません
だから、頑張りましょう もう少しで未来が見えてきます
左のFix Modelを押します。

すると、なんということでしょう
何が何だかわからなかった物体もキタキツネに変身しました
このボタンを押すことでMMDにもともとあったボーンがVRchat向けに直されて腕や指が動かせるようになります。 たぶん
以上です。お疲れ様でした
2.5 ポリゴンの数を減らす(Decimate)
モデルをFIXすることができたあなたならもうこの作業も簡単です。
ほとんど終わったみたいなもんですが、このままVRchatに持ち込むことはできません。
何故ならVRchatには、アバターのポリゴン数が合計で20,000未満であるという条件があるのです。
ここではとっっっっても簡易的なDecimateをしていきます。
上手く行かない場合もよくあるので、まずは試してみて
ダメそうだったら→Decimateの記事の手順でやってみてください
CATSのタブからDecimationを選択して、Saveを押します。

あとはPolyを20,000未満に設定して、Quick Decimateを押すだけです。
押し終わったらまずはモデルを確認してください。
手や装飾が消えたぞ!!って方はCtrL+Zで元に戻して→地獄へ
全体的に問題なさそうな人は次のステップへどうぞ。
Blenderのウィンドウ右上にあるTrisを確認して、20,000未満になっているか確認。

未満になっていたらOKです。
なっていなかったら→Way of Devil
アバターの瞳がその方向を向く機能のことです。
モデルによっては目が無かったり、目のShape Keyが存在しない場合があります。
そんな方はこの工程をスキップしちゃってください。
簡単です、CATSのタブからEye Trackingを押して以下の用にセッティングするだけです。

Blink:ウィンク2
Blink:ウィンク右2
です
見切れちゃってるけど下のCreate Eye Trackingを押しておわり!
アバターの口が動く機能の事です。
たとえば「あ」と発音すれば口が「あ」の形をしてくれます。
VC使う予定がない人、Shape Keyがない人、口が付いてないモデルには必要ないので
次のステージへどうぞ。
これも簡単。
この通りに設定するだけです。

Create Visemesを忘れずに
あなたには最高な未来が待ってます
SHIFTを押しながらBodyとArmatureを選択します

File→Export→fbxと行きます

すると、ディレクトリの選択画面が出てきますがまずは落ち着いてください
fbxのファイル名を入力したところで止まってください、お願いします
焦って下に書いてあることを飛ばしたらもう知りません
左下にMain、Geometris、Armature、Animationのタブがあるのでそれぞれ設定します

ここをミスると色々不幸なことが起こるらしいです。
なのでテンプレートに保存しておくことをオススメします。
右上の+から名前をつけて保存してやれば
Operator Presetsから一発で呼び出せます。

設定ができたらExportしてBlender編は終了です!
右上のNEWを押してプロジェクトを作成します。
プロジェクト名など特になんでもいいです
下の画面が出てきたらまずはSDKのインポートをします

Asset→Import Package→Custom Packageと進み
1.2でダウンロードしたVRCSDK-2018.01.03.12.06_Public.unitypackageを読み込みます
するとImport Unity Packageというウィンドウが出てくるので忘れずにImportを押します

ちょっとばかり時間がかかりますが少し待てば終わります
終わったらすぐに確認してほしいのが、
上のメニューバーにあるVRchat SDKというタブがちゃんと以下のように表示されるかです

もしもこれが表示されず
Clear Cache and PlayerPrefs
としか表示されてなかった場合、インポートがうまくいってません。
再度インポートするなり再起動するなりしてください
これでSDKの導入はおわり
インポートしたモデルをじっくりみたいときのために操作法を書いておきます
Unityでの画面の操作は
マウスのホイールとWASDで動かすことができます
おわり
3.3 FBXファイルの読み込み
ちょっと待て!!!!!!
FBXファイルを入れる前に!!!!!!!!
テクスチャを先に入れるんだよ!!!!!!!!!
ディレクトリ内で右クリック→Create→Folderを押してフォルダを作ります
中にはMMDのテクスチャを入れるので名前は「Texture」にしてください。必ず。

次に、このフォルダの中に、MMDのテクスチャを入れます。
こんなのが何処かにあるはず。


こんな感じ。
"Texture"のスペルミスがないか確認したら、
Blender編で作ったFBXファイルを下のAsset内にドラッグ&ドロップします
VRCSDKの中には入れたりしないでください

fbxファイルを入れるとMaterialsというフォルダも自動で作られます。

Materialsのフォルダを開きます
中身にはテクスチャと同じ名前のものがあって、テクスチャも自動で読み込まれているはずです。
されてなかったらあなたはTextureのスペルが間違っているか、先にFBXを入れた人です
次に、Ctrl+Aを押してマテリアルを全て選択したら
右上にあるInspectorタブを開いてShaderをStandardからUnlit→Textureに変えます。

これで、マテリアルもテクスチャと同じくはっきり見える様になります

最後にモデルを画面上に出します。
AssetないのFBXを左上のHierarchyにドラッグ&ドロップします

すると、モデルが表示されます
これがあなたのVRchat内アバターそのものです
おわり
AssetからFBXファイルを選択してInspectorからRig→Animation TypeをHumanoidにします

Applyを押してチェックが出れば成功です。
次に視点カメラとモーションの設定です。
左側のHierarchyからFBXファイルを選択して、InspectorからAdd Compornentを押します

Add Compornentから
Scripts→VRCSDK2→VRC_Avator Descriptorを選択します。

選択すると画面上に黒き月が表示されます。これがゲーム内での視点そのものになります
つまりこの黒き月をモデルの目と目の間に入れてやればいいのです。
View PositionからXYZ軸を変えてちょうど鼻に埋まるくらいに調整してください
また、Default Animation Setで男か女のモーションを決定できます。

こんなもんでしょう
次はリップシンクの設定。
まずはAssetsからFBXモデルを押して、Rig→Configureを開きます

すると
FALLOUTで見たことありそうな画面が出てくるのでHEADを押します。
ちなみに、Body→Upper chestがNoneになってなかったらNoneにしてください

頭の画面が出てきたら、Jawと書かれてる部分をNoneにします。

Noneにしたら下のApplyを押して終わりです
次にHierarchyからモデルを選択して
VRC_Avater_Descriptorの設定画面を開きます。
(ない人はAdd compornentからScripts、VRCSDKと進んでいけばあります)
開いたらLip SyncをViseme Blend Shapeに変更して

BodyをFase Meshにドラッグしてやります

するとViseme:silだとか一覧が大量に出てくるので、同じものに合わせてやります

こんな感じにね。
これで設定はOKです!!
するとVRchatのログイン画面が出て来ると思うのでログインします
そのあとShow Build Control panelを開いて・・

あと一歩です。
Build & Publishを押します
するとロードが入り、Sceneの画面が以下のようなVRchatの画面に変わります

あとはUploadを押せば完了です。
Unityを閉じてから、VRchatにログインすればAVATERのアップロードしたモデルが登録されています
以上!!!!!!!!!!!!!
終わり!!!!!!!!!!!!!!
知ったかぶりで書いたことは予め謝罪します
間違ったことが書いてあったら大至急コメントくれや
あ^~早くVRchatでイチャイチャしたいぜ
ああん著作権?何が問題ですか♂?→VRchatの日本wiki
仕方ないね♂
4/5更新 VRchat SDKのログインについて書き加えました
PS.コメント返しが遅くてホントにごめんなさい。自分が分かる範囲でなら答えられますが、わからないことの方が圧倒的に多いので全然答えられないです・・・(誰かタスケテ)
投稿者である私が、2時間程度の経験で得た知識や方法をそのまま垂れ流す記事です。
なので詳しい話はほとんどワカラナイし、解説も発展途上であることは承知の上で閲覧お願いします。
あとブログとかまっっっっっっったく書いたことないのでかなり見づらいです。ゆるして
はじめに
BlenderとUnityを使ってMMDのモデル(.pmx)をVRchatで扱えるモデル(.fbx)に変換します。
BlenderもUnityもVRchatもまだミリも知らない人向けに解説していきます。なので既にやったことあるよ!って人には全くもって向いてません。
また、VRを持ってない民なので、フルボディトラッキングとか、指とかの設定は完全スルーです。
!!!注意事項!!!
使いたいモデルの利用規約をちゃーんと読んでVRchatで使用してもいいか確認してください
そんなこと言われても分からないよ!という方は→VRchatの日本wiki
Wikiに飛べばVRchatで使用してもOKなモデラーのリストがあります
目次
この記事はほとんどが以下の動画の手順を参考にしながら解説したものです
英語がある程度理解できる方は動画を見ながら手順を進めるのもありよりのありです
既に知ってる所は飛ばしてもOKですが、初めて手を付ける方は目次の通りに進めていったほうがいいです。というか全部大事な手順なので飛ばしてはいけない(戒め)
作業の簡単な流れは、
BlenderでMMDのモデルを読み込み、ボーンの設定やポリゴン削減などVRchatで扱えるモデルに変換
→Unityで読み込んでVRchatのSDKより各種設定の後、VRchatのアバターにアップロードします。
目次
1.ツールのダウンロード
1.1 VRchatのアカウント作成
1.2 VRchatSDKのダウンロード
1.3 Unityのダウンロード
1.4 UnityIDの作成
1.5 Blenderのダウンロード
1.6 Blenderのプラグインのダウンロード(MMDtools,Cat's blender)
2.Blender編
2.1 Blenderのセットアップ
2.2 Blenderの基本操作
2.3 MMDのモデルをBlenderに読み込む
2.4 モデルをFixする
2.5 ポリゴンの数を減らす(Decimate)!!
2.7 目のトラッキング
2.8 リップシンク
2.9 FBXをエクスポート
3.Unity編
3.1 Unityのセットアップ
3.2 Unityの基本操作
3.3 FBXファイルの読み込み
3.4 アバターのVRchat設定
3.5 アバターのアップロード
4.おわり
1.1 VRchatのアカウント作成
1.2 VRchatSDKのダウンロード
1.3 Unityのダウンロード
1.4 UnityIDの作成
1.5 Blenderのダウンロード
1.6 Blenderのプラグインのダウンロード(MMDtools,Cat's blender)
2.1 Blenderのセットアップ
2.2 Blenderの基本操作
2.3 MMDのモデルをBlenderに読み込む
2.4 モデルをFixする
2.5 ポリゴンの数を減らす(Decimate)!!
2.7 目のトラッキング
2.8 リップシンク
2.9 FBXをエクスポート
3.1 Unityのセットアップ
3.2 Unityの基本操作
3.3 FBXファイルの読み込み
3.4 アバターのVRchat設定
3.5 アバターのアップロード
以上です、ここから先は手順1の解説です
1.ツールのセットアップ
かんたんです。
1.1 VRchatのアカウント作成
アバターをアップロードするにはVRchatのアカウントが必要です。
(Steamアカウントからのログインはダメ)
かんたんです。https://www.vrchat.net/register
ここでアカウントを作ります。
おわり
1.2 VRchatSDKのダウンロード
アカウントを作り終わったらログインします。ログインすると今使っているアバターの画像が表示されます。
下のDOWNLOADからSDKを右クリックして
リンク先のファイルを保存してください。
(分かりやすい場所に)
保存したらひとまずおしまいです
1.3 Unityのダウンロード
VRchatが指定しているバージョンがあります。
最新版のUnityではなく、以下のUnity 5.6.3p1をダウンロードしてください
https://unity3d.com/jp/unity/qa/patch-releases/5.6.3p1
Download assistantをダウンロードして起動すると
自動でインストールしてくれます。
インストールは若干時間がかかるのでその間にアカウントを作ります
1.4 UnityIDの作成
Unityを使うにはアカウントが必要なので公式サイトから登録します。
右上からUnity IDを作成するを押せば入力画面にいけます
あとはUnityのインストールが終わったら起動して、ログインします。
ログインしたらしばらくUnityは使わないので落としておいていいです
1.5 Blenderのダウンロード
Blenderは簡単です。公式サイトからダウンロードしてインストールします。
おわり
インストールが終わっても起動はしなくていいです。
1.6 Blenderのプラグインのダウンロード
かならず2つともダウンロードしてください。
ここを無視して6時間をドブに捨てたい方はダウンロードしないでください
MMDtools
→https://github.com/powroupi/blender_mmd_tools/tree/dev_test
ダウンロードの場所は少し下にスクロールしてUsageのところにあります
Cat's Blender Plugin
→https://vrcat.club/threads/cats-blender-plugin-0-5-0.6/
Installationのところの二つ目の項目にあります

1.2でダウンロードしたSDKと合わせてこの3つがあれば大丈夫です
これで最低限必要なものは揃いました
2 Blender編
さあ、最も濃いBlender編です 覚悟してください2.1 Blenderの設定
まずBlenderを起動する前にMMDtoolsを導入します。Blenderを起動してる人は直ちに終了してください
1.6でダウンロードしたblender_mmd_tools-dev_test.zipを展開し、mmd_toolsをコピーします。
間違っても解答したフォルダをまるごとコピーしたり、samplesをコピーしたりしないでください。
コピーしたら以下の場所に貼り付けます。(インストール先がデフォの場合)
C:\Program Files\Blender Foundation\Blender\2.79\scripts\addons
貼り付け終わったら確認。
addonsのフォルダにmmd_toolsというフォルダがあればOKです。
Blenderを起動しましょう!
まず初めに謎の四角形とカメラが出てきますが必要ないので消します
右上のCamera、Cube、Lampを右クリックでDeleteを押せば消せます。
消し終わったら次に左下の立方体をクリックして、User Preferenceを開きます。
User Preferenceを開くとアドオンの一覧が出てきますが、左上の検索欄に「mmd」と入力してやります。
するとmmd_toolsが出てきます。
出てこなかったらあなたはつい先程私が言ったことを理解できてません
出てきたら、チェックボックスにチェックを入れてSave User Settingsを押してください
今度はCat's blenderの導入です。
CATSはZipファイルを解凍する必要はないので画面下からInstall addon from fileを押してやります
これを押すとディレクトリが表示されるのでcats-blender-plugin-master.zipを選択して、
右上のInstall add-on from fileを押してやります
そうするとアドオンの一覧に
3D View:Cat's Blender Pluginが表示されるのでチェックボックスにチェックを入れてSave settings
これで2つのプラグインを導入+有効化ができます
左下の時計アイコンをクリックして3D Viewに戻してやり、左側のタブにmmd_toolsとCATSのタブがあれば成功です
準備完了!!
2.2 Blenderの基本操作
自分が覚えたことしか書けませんが書いておきます・ウィンドウを閉じる
プラグインの導入をしてる最中にウィンドウが増殖したりしませんでしたか?
こんな状態になっても落ち着いてください
ウィンドウの角に三角形の切れ込みがあるので、
それをドラックして隣のウィンドウに持っていけば治ります。
やったね
・画面の操作法
中央の画面の操作は基本的にマウスホイールのみです。
間違っても左クリックでドラッグしたり、WASDで座標移動したりしないでください。
ホイールの上下でズームイン、ズームアウト
ホイールボタン押しっぱなしでドラッグで回転
SHIFTキー+ホイール操作で座標移動ができます。
(左クリックを使うことはほとんど)無いです。
あと大事なことを一つ。
間違った操作でやらかしてしまってもとりあえず落ち着いてください
2.3 MMDのモデルをBlenderに読み込む
おまたせしました。ついにMMDとの対面です。CATSのタブを開き、Import Modelを押します。
すると、ディレクトリの選択画面が出てきますがまずは落ち着いてください
pmxファイルをクリックしたところで止まってください、お願いします
焦って下に書いてあることを飛ばしたらもう知りません
左下の設定を以下のようにします
PhysicsとDisplayのチェックを外す(SHIFTを押しながら左クリック 要らないらしい)
Scaleを0.09に (1のままだとモデルがデカすぎる)
Clean Modelにチェック (しらない)
ここの設定は毎回やらないといけないので、
できるだけ楽をするためにテンプレートとして保存しておきます。
右上の+ボタンを押すと名前をつけて保存することができます。
あとは、Operator Presetsを押して登録したやつを選んでやれば手間が省けます。
この設定をしたら右上のImport Modelを押します。
すると、色が付いてないモデルが表示されます
骨みたいなやつをボーン(直球)(Armature)と呼び
灰色の物体をメッシュと呼びます
これでひとまずOKです
2.4 モデルをFIXする
一番重要な工程です。ここができなければVRchatにMMDモデルを持っていくことは不可能でしょう
あなたの夢は途絶えてしまい、誰もあなたを愛してはくれません
だから、頑張りましょう もう少しで未来が見えてきます
左のFix Modelを押します。
すると、なんということでしょう
何が何だかわからなかった物体もキタキツネに変身しました
このボタンを押すことでMMDにもともとあったボーンがVRchat向けに直されて腕や指が動かせるようになります。 たぶん
以上です。お疲れ様でした
2.5 ポリゴンの数を減らす(Decimate)
モデルをFIXすることができたあなたならもうこの作業も簡単です。ほとんど終わったみたいなもんですが、このままVRchatに持ち込むことはできません。
何故ならVRchatには、アバターのポリゴン数が合計で20,000未満であるという条件があるのです。
ここではとっっっっても簡易的なDecimateをしていきます。
上手く行かない場合もよくあるので、まずは試してみて
ダメそうだったら→Decimateの記事の手順でやってみてください
CATSのタブからDecimationを選択して、Saveを押します。
あとはPolyを20,000未満に設定して、Quick Decimateを押すだけです。
押し終わったらまずはモデルを確認してください。
手や装飾が消えたぞ!!って方はCtrL+Zで元に戻して→地獄へ
全体的に問題なさそうな人は次のステップへどうぞ。
Blenderのウィンドウ右上にあるTrisを確認して、20,000未満になっているか確認。
未満になっていたらOKです。
なっていなかったら→Way of Devil
2.7 目のトラッキング(Merge mesh)
目のトラッキングとは視点を上下左右に動かしたときにアバターの瞳がその方向を向く機能のことです。
モデルによっては目が無かったり、目のShape Keyが存在しない場合があります。
そんな方はこの工程をスキップしちゃってください。
簡単です、CATSのタブからEye Trackingを押して以下の用にセッティングするだけです。
Blink:ウィンク2
Blink:ウィンク右2
です
見切れちゃってるけど下のCreate Eye Trackingを押しておわり!
2.8 リップシンク(Merge mesh)
リップシンクはVRchat内でVC(ボイスチャット)を使った時にアバターの口が動く機能の事です。
たとえば「あ」と発音すれば口が「あ」の形をしてくれます。
VC使う予定がない人、Shape Keyがない人、口が付いてないモデルには必要ないので
次のステージへどうぞ。
これも簡単。
この通りに設定するだけです。
Create Visemesを忘れずに
2.9 FBXをエクスポート
最後の最後です。あなたには最高な未来が待ってます
SHIFTを押しながらBodyとArmatureを選択します
File→Export→fbxと行きます
すると、ディレクトリの選択画面が出てきますがまずは落ち着いてください
fbxのファイル名を入力したところで止まってください、お願いします
焦って下に書いてあることを飛ばしたらもう知りません
左下にMain、Geometris、Armature、Animationのタブがあるのでそれぞれ設定します
ここをミスると色々不幸なことが起こるらしいです。
なのでテンプレートに保存しておくことをオススメします。
右上の+から名前をつけて保存してやれば
Operator Presetsから一発で呼び出せます。
設定ができたらExportしてBlender編は終了です!
3. Unity編
ボーナスステージ3.1 Unityのセットアップ
まずはUnityを起動しましょう右上のNEWを押してプロジェクトを作成します。
プロジェクト名など特になんでもいいです
下の画面が出てきたらまずはSDKのインポートをします
Asset→Import Package→Custom Packageと進み
1.2でダウンロードしたVRCSDK-2018.01.03.12.06_Public.unitypackageを読み込みます
するとImport Unity Packageというウィンドウが出てくるので忘れずにImportを押します
ちょっとばかり時間がかかりますが少し待てば終わります
終わったらすぐに確認してほしいのが、
上のメニューバーにあるVRchat SDKというタブがちゃんと以下のように表示されるかです
もしもこれが表示されず
Clear Cache and PlayerPrefs
としか表示されてなかった場合、インポートがうまくいってません。
再度インポートするなり再起動するなりしてください
これでSDKの導入はおわり
3.2 Unityの基本操作
あまり動かしたりしませんがインポートしたモデルをじっくりみたいときのために操作法を書いておきます
Unityでの画面の操作は
マウスのホイールとWASDで動かすことができます
おわり
3.3 FBXファイルの読み込み
ちょっと待て!!!!!!FBXファイルを入れる前に!!!!!!!!
テクスチャを先に入れるんだよ!!!!!!!!!
ディレクトリ内で右クリック→Create→Folderを押してフォルダを作ります
中にはMMDのテクスチャを入れるので名前は「Texture」にしてください。必ず。
次に、このフォルダの中に、MMDのテクスチャを入れます。
こんなのが何処かにあるはず。
こんな感じ。
"Texture"のスペルミスがないか確認したら、
Blender編で作ったFBXファイルを下のAsset内にドラッグ&ドロップします
VRCSDKの中には入れたりしないでください
fbxファイルを入れるとMaterialsというフォルダも自動で作られます。
Materialsのフォルダを開きます
中身にはテクスチャと同じ名前のものがあって、テクスチャも自動で読み込まれているはずです。
されてなかったらあなたはTextureのスペルが間違っているか、先にFBXを入れた人です
次に、Ctrl+Aを押してマテリアルを全て選択したら
右上にあるInspectorタブを開いてShaderをStandardからUnlit→Textureに変えます。
これで、マテリアルもテクスチャと同じくはっきり見える様になります
最後にモデルを画面上に出します。
AssetないのFBXを左上のHierarchyにドラッグ&ドロップします
すると、モデルが表示されます
これがあなたのVRchat内アバターそのものです
おわり
3.4 アバターのVRchat設定
AssetからFBXファイルを選択してInspectorからRig→Animation TypeをHumanoidにします
Applyを押してチェックが出れば成功です。
次に視点カメラとモーションの設定です。
左側のHierarchyからFBXファイルを選択して、InspectorからAdd Compornentを押します
Add Compornentから
Scripts→VRCSDK2→VRC_Avator Descriptorを選択します。
選択すると画面上に黒き月が表示されます。これがゲーム内での視点そのものになります
つまりこの黒き月をモデルの目と目の間に入れてやればいいのです。
View PositionからXYZ軸を変えてちょうど鼻に埋まるくらいに調整してください
また、Default Animation Setで男か女のモーションを決定できます。
こんなもんでしょう
次はリップシンクの設定。
まずはAssetsからFBXモデルを押して、Rig→Configureを開きます
すると
FALLOUTで見たことありそうな画面が出てくるのでHEADを押します。
ちなみに、Body→Upper chestがNoneになってなかったらNoneにしてください
頭の画面が出てきたら、Jawと書かれてる部分をNoneにします。
Noneにしたら下のApplyを押して終わりです
次にHierarchyからモデルを選択して
VRC_Avater_Descriptorの設定画面を開きます。
(ない人はAdd compornentからScripts、VRCSDKと進んでいけばあります)
開いたらLip SyncをViseme Blend Shapeに変更して
BodyをFase Meshにドラッグしてやります
するとViseme:silだとか一覧が大量に出てくるので、同じものに合わせてやります
こんな感じにね。
これで設定はOKです!!
3.4 アバターのアップロード
上のメニューバーからVRchat SDKからSettingを選択しますするとVRchatのログイン画面が出て来ると思うのでログインします
そのあとShow Build Control panelを開いて・・
あと一歩です。
Build & Publishを押します
するとロードが入り、Sceneの画面が以下のようなVRchatの画面に変わります
あとはUploadを押せば完了です。
Unityを閉じてから、VRchatにログインすればAVATERのアップロードしたモデルが登録されています
以上!!!!!!!!!!!!!
終わり!!!!!!!!!!!!!!
おわり
長々と書いてきましたが自分はまだ動画を見ながらやっただけのド素人です知ったかぶりで書いたことは予め謝罪します
間違ったことが書いてあったら大至急コメントくれや
あ^~早くVRchatでイチャイチャしたいぜ
ああん著作権?何が問題ですか♂?→VRchatの日本wiki
仕方ないね♂
コメント
コメント一覧
ありがとうございます。
調べた中で一番わかりやすく作業も何も躓くことなく進行できました。
ありがとうございました!
ありがとうございます、これでVRchatをより楽しむことができます
別記事に書いてあるCubedシェーダーを導入してCutoutを調整すると直ることがあります。
勘違いしてました。お騒がせしてすみません。
質問なんですがこの方法でやれば髪の毛やスカートの物理演算もそのまま持っていけるんですかね?
髪やスカートの物理演算はUnityのDynamic boneという有料のアセットが必要になります
どうやったらきちんと表示してくれるのでしょうか?
お手数おかけしますが、ご教示いただければ幸いです。
違うモデルでも何回か試してみましたし、他のことも記事どうりにできてるとは思うんですけど...
唯一違うことがあるとすれば、3.4のリップシンクを設定するためにConfigreをクリックした際に、データの保存がどうたらこうたらと出てくる事ですかね...
情報不足で申し訳ナイス...何かわかることがありましたら是非教えてください!オナシャス!なんでもしますから!
他サイトを参照して無事解決できました!
この場合どのように対処すればいいのでしょうか?
モデルはゆきはね式オリジナルキャラクターの市ver2.0.6です。
解凍もしていませんし何故なるのかわかりません
そのエラー文出てる状態でVRChatにアップロードしても何も問題なく動作してくれますよ
何故この文が表示されるかなどは一切わかりません
blender上での作業が完全に完了してfbxファイルも正確な形になっているにもかかわらず、Unityにインポートした時に両腕がガックガクになってしまう現象に見舞われています。
fbxファイルを閲覧しても問題ないのですがインポートした瞬間にUnity上で両腕のみがガクガクです。たすけて…
ポリゴン削減をしようとする(Decimation>safeやModel Options>Separate by>Materialsを実行する)と目のテクスチャが崩れてしまいます。ハイライトの素材の黒色背景が透過にならず、目が黒色のテクスチャで覆われてしまいます。(おそらく)
Shape Keyを削除せずにただメッシュを分解→再結合したりしてもテクスチャの不具合は起こりました。
tda式とその改変モノは(自分の持ってるものは)すべて同じ症状でした。
5/5当たりからセキュリティ対策で30時間or50時間プレイすることでアバターアップロード可能との情報がありました。 不確かな情報の為、単にsdkのバグの可能性もあります。
作りたてのアカウントではアバターがアップロードできないみたいですね…
どうしろと…