社会大飯原発訴訟、住民側が上告断念 運転容認判決が確定へ関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止め訴訟で、周辺住民らの請求を棄却し、運転を容認した名古屋高裁金沢支部判決への対応について、住民側が17日、福井市内で記者会見を開き、上告を断念すると明らかにした。 住民側代表の住職中嶌哲演さん(76)は「司法の責任を投げ捨てた不当判決。心の底からの怒りをもって弾劾したい」と批判したが、「上告すれば東京電力福島第1原発事故以後、初の最高裁の判断が示され、全国の裁判闘争に大きな影響を与える可能性がある」と断念の理由を説明した。 期限の18日までに上告しなければ、4日の高裁支部判決が確定する。 (共同)
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