三菱一号館美術館で開催中の「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界」に行ってきました!会期は2018年6月28日~9月17日まで。
展示室はとにかくゴージャスな空間でした。館内にいたのは、ほぼ女性。そうだね、女はキラキラに抗えないもんな……。
三菱一号館美術館とは
三菱一号館美術館は、東京駅丸の内にある美術館。丸の内ブリックスクエアの一部として、2010年にオープンしました。
赤いレンガが印象的な建物は、丸の内最初の洋風貸事務所建築として明治時代に建てられた(旧)三菱一号館をレプリカ再建したものなのだそう。
設計は英国人建築家・ジョサイア・コンドル。旧岩崎邸庭園❨岩崎久弥茅町本邸❩や旧古河邸庭園❨古河虎之助邸❩も彼の作品です。
赤レンガに庭の緑が映える。きれい。
しばらく後に、このドアの前でウェディングドレス姿の方が写真撮ってました。クラシックな建物は、ウェディングフォト映えしそう。
「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界」とは?
ショーメ(CHAUMET)は、1780年にパリのヴァンドーム広場にて始まったハイジュエリーブランド。 創業者マリ=エティエンヌ・ニトは、ナポレオン1世の公式ジュエラーを務め、皇后ジョゼフィーヌや後の皇后マリー=ルイーズのために公的な場面で身につけるティアラやプライベート用ジュエリーを製作しました。
「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界」では、ダイヤモンド、ティアラ、ネックレスなど宝飾芸術の傑作と歴史的に貴重なデザイン画、写真など約300点が展示されています。
会場は5つのセクションに分かれ、それぞれ異なったテーマで展開されます。
ショーメ展の公式サイトはこちら。
キラキラとした宝石の輝きを引き立てるためか、会場内の照明は押さえ目。
次々に現れるジュエリーを見ているうちに「私も何か一つくらいジュエリーを手に入れてもいいのでは?」という錯覚に陥ってしまいそうになりますが、ちょっと思いつきで買えるようなお値段じゃないので安心ですね❨?❩。
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- 出版社/メーカー: Chaumet(ショーメ)
- メディア: ジュエリー
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とはいえ、万が一展示出口にショーメのジュエリーが販売されてたら、カードを切ってしまう人がどれだけいるのだろう。 ちなみに三菱一号館美術館最寄りのショーメは、銀座三越店ですね。
たくさん散りばめられたダイヤモンドや巨大なアメジストやアクアマリン、エメラルドを見ていると、次第に感覚が麻痺してきて「宝石」というそれだけでは驚かなくなる代わりに、デザインに目が向くようになりました。
小粒の宝石でタータンチェックを表したリボンがかわいかったなー、とか。
よりによってタコと海藻を模したネックレスはなぜ作ったんだ……?とか。
そうそう、ショーメ展ではティアラの部屋で写真撮影可能なのです。 部屋が暗くて、ティアラはガラスケースの中なので、撮影したい方は準備を忘れずに。
私は思いつきで行ったので、何も準備してなかった。残念。
展示を見た後にはCafe1984へ
Cafe 1894は、三菱一号館美術館に併設されているカフェ。1894という数字は、三菱一号館が竣工された年にちなんでいます。
明治期に銀行営業室として使われていた空間を復元していて、開放感ある二層吹き抜けのフロアが印象的。
何度来ても美しいカウンター。 銀行の窓口をそのまま残してるのかな。
Café 1894では、「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界 ―1780年パリに始まるエスプリ」展の会期中に展覧会にちなんだランチ、デザートを提供しています。
- タイアップランチ
- plein de nature プレーン ドゥ ナチュール
- 2,000円(税抜)
- 提供時間 11:00~14:00
- タイアップデザート
- bijou exotique ビジュー エキゾティック ~マンゴーとパッションフルーツのバヴァロア仕立て ココナッツとタピオカのソース~
- 900円(税抜)
- 提供時間 14:00~17:00
私が訪れたのは16時過ぎだったので、タイアップデザートにまだ間に合う!せっかくなので、頼んでみました。
タピオカはパール、色とりどりの果実は宝石をイメージしているんだって。
左側にあるババロアがもっちりとしていておいしかった。
プラス300円で飲み物をつけることができます。これはオーガニックティー。
この日は待ち時間50~60分の案内が出ていたのだけど、15分ほどで席に案内されました。
17時近くになると空席が目立ってましたが、外の案内は50~60分待ちのまま……。中途半端な時間なら、それほど待たずに入れる可能性がありそうです。
個人的な感想ですが、Cafe 1894は雰囲気はいいけれどサービスはそれなりかな、という印象。接客に慣れてない方に当たった可能性もあるな?と思ったけど、食べログでも接客についてツッコミ入れてる人がちらほらと。 お値段も手頃だし、内装も最高なのに本当に惜しい。
雰囲気は最高なので、その分期待が高まってしまうというのもあるかもしれないけどもね。
- 作者: 倉方俊輔,下村しのぶ
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