五十嵐大介「海獣の子供」が長編アニメ化、制作はSTUDIO4℃

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「海獣の子供」ロゴ (c)KaijunoKodomo Committee

「海獣の子供」ロゴ (c)KaijunoKodomo Committee

五十嵐大介によるマンガ「海獣の子供」が長編アニメーションとして映画化。「マインド・ゲーム」「鉄コン筋クリート」などで知られるSTUDIO4℃が制作を担当する。

現在休刊中のマンガ雑誌・月刊IKKIで2006年から2011年にかけて連載された「海獣の子供」。本作は他人とうまく接することができない中学生の少女・琉花が、ジュゴンに育てられた不思議な2人の少年、“海”“空”と出会う海洋ファンタジーだ。第38回日本漫画家協会賞優秀賞、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を獲得している。

なお五十嵐のマンガがアニメ化されるのは本作が初めて。実写化作品としては、橋本愛が主演を務めた「リトル・フォレスト」がある。映画「海獣の子供」は現在、劇場公開に向け鋭意制作中とのこと。スタッフやキャスト、公開時期などは明らかになっていないため、続報を待とう。

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