3泊4日で台湾旅行初心者がやること観光もグルメも全部やってきた
2018年3月21日~3月24日まで4日間の春休みを利用して台湾の台北へ行ってきました!
台湾には以前出張で一度行ったのですが(そのときの記事はこちらから)今回旅行としては初めてでした。
特に台北は夜ホテルに着いて次の日午前に出発という事でしたのでほとんど何もできないままとなっておりましたが・・・今回は台北を中心として気になるスポットを訪れてみました。
私が抱く「台湾」のイメージですが「お手軽」、「親日」、「食事が美味しい」なのですが、まさにその通りでした。
今回は台湾旅行初心者がやる事は観光もグルメもほぼ全部体験してきましたので、事前に知っておくと便利な情報やオススメポイント(観光、食事、ホテルなど)の他に、現地でのお役立ち情報などてんこ盛りで紹介します。初めて台湾を訪れる方に「これそのままモデルルートになるんじゃ?」と思っていただけますと幸いです。
マメ知識と準備
- 台湾は国名では無い・・・正しくは中華民国です。
- 国土・・・南北(縦)590キロで東京-大阪と同じくらいでしょうか。東西(横)100キロ で面積は九州くらいです。
- 言語、文字・・・繁体語で日本人でも読み易い漢字体です。
- 気候は・・・参考記事:台湾旅行の初心者必見! 月別の台湾の気候と適切な服装について
- 偉人が2人・・・孫文と蒋介石については歴史の教科書レベルで良いので知っておいた方が良いです。
目次
1. 初日からいきなり大満足の小籠包
1.1 キャセイパシフィック航空の機内食
関西空港からキャセイパシフィック航空で2時間40分程。近いですね。
キャセイ航空は香港の航空会社ですよね。
この飛行機は台北経由香港行きでした。
なるほど納得です!
機内食はこんな感じでした。
<行きの便>
チキン&ポテト&そば
<帰りの便>
カレー
と、言うより・・・
うちの女性陣はハーゲンダッツに歓喜!!
これ往復とも付いてました。
1.2 中正紀念堂
桃園空港に到着してまず向かったのは中正紀念堂です。中正とは中華民国初代総統である「蒋介石」を指します。中正紀念堂は1975年に死去した蒋介石への哀悼の意を込めて建てられました。
とにかく敷地が広いです。25万平方メートルあるようです。
その昔は日本統治時代の軍用地跡地だったようです。
衛兵の交代が見られると聞いていたのですが、訪れたのが16:00という事で見ることができませんでした。残念。
1.3 鼎泰豊(本店)
さて少し早めの晩御飯は鼎泰豊(ディンタイフォン)の本店です。
日本をはじめ世界中に店舗がある小籠包の有名店です。
本店は世界中のどこの支店よりも豚肉の鮮度が違うそうで、一番おいしいらしいですよ。
次々と運ばれてくる点心。
きざみ生姜を添えるのがここの食べ方です。
ジューシーな本場小籠包を堪能しました。
【関連記事:小籠包と言えば!人気店『鼎泰豊』にいってきました♪】
1.4 饒河街夜市(じょうががいよいち)
一旦ホテルにチェックインしましたが、まだまだ1日は終わりません。
ホテルの近くに夜市があると聞いて早速繰り出しました。
人いっぱいです!
お店もいっぱいですがここで一番のオススメは「胡椒餅(こしょうもち)」です。
長蛇の列ですが、並んでも買う価値アリです。
出来立てでアツアツです。中から餡と一緒に肉汁が飛び出しますので火傷に要注意です。
あと特大のタピオカミルクティーは安くてお得です。日本円で150円で1リットルくらいあります。
2. 郊外の観光名所を3つめぐる2日目
2.1 野柳地質公園
台北からバスで約1時間半ほどの野柳(やりゅう)地質公園を訪れました。
海岸から突き出た岬に数々の奇岩が点在する、自然が作り出した絶景観光スポットです。
奇岩の中でも「女王の頭」が有名で、記念撮影の為に行列が出来ていました。
その他いろいろな岩がたくさん
サンダル岩?
横たわっているミイラ岩?ガイコツにも見える!ゴリラの背中にも見える!
そう思ってしまえばそう見えてくるので不思議です。
まだまだ奇岩が無数にあるのですが時間が限られていたので、岬の先端の方には行けなかったのが少し残念です。
またゆっくり来たいと思います。
2.2 十分で天燈上げ
バスで1時間ほどで十分(じゅうふん/Shifen)を訪れました。
ローカル線の線路の上で天燈上げが有名ですね。
4人でひとつ、一人一面に願い事を書きます。
お店のお兄さんが手慣れた手つきでさっと火をつけてひっくり返して3・2・1・・・ あっという間に空へ放たれ飛んでいきました。 大人でも十分楽しかったです。
家族や友人、恋人と一度は体験してみてください。うまく表現できませんが・・・・良いです!
そこからローカル線に乗ってそこからバスで九フンへ。
2.3 九フン散策
もう説明の必要もないですね。 台湾一の観光地です。
とにかく人多いです。 あと何処を撮っても写真映えします。 歩いているだけで楽しいです。
お決まりの場所でパシャ!
夜は一段と写真映えします。
が、激混みです!
【関連記事:小ノスタルジックな九フンの中でも、私の夜景ベストスポットはこちら!】
【関連記事:3度目の九ふん!おすすめは...】
2.4 士林夜市
ホテルに帰る途中に士林夜市(しりんよいち)に立ち寄りました。 台北一の夜市です。
ここではコレです。
顔くらいある特大チキンカツ!!
一口サイズにカットしてくれるらしいのですがあえてそのまま。
美味しいですけど1人じゃ飽きます。シェアをお薦めします。
その他、食べ物以外にもお土産屋、雑貨屋、ゲームなどの屋台やお店があって歩くだけで楽しいです。
【関連記事:台湾 / 士林夜市で興味津々の屋台を見つけた!その名も「爆乳起司」!?】
2日目は盛りだくさんの行程で疲れたので、ホテルまでタクシーで帰りました。
タクシー安い! 台北市の南北を端から端までタクシー乗っても日本円で1,000円位です。
【参考記事:ボッタクリは平気?台湾タクシーの料金目安と利用時の注意点】
3. 3日目は自由気ままに人気スポットへ
3.1 台北101
ホテルからタクシーで台北101へ。前日もそうでしたがちょっとした市内の移動はタクシーが超便利です。
入場チケットは自動販売機で自分で買ってみました。
クレジット決済も簡単です。
カード通して暗証番号入れるだけです。
無事チケット発券。
時間帯によってはエレベーターは少し待ちます。
が、案内されているチケットの連番が表示されているので並んでいても気が楽です↓
今、10200番から10250番まで案内中~って意味です。
世界一の高速エレベーターで一気に89階へ。
360度パノラマ。
國父紀念館や建設中のドーム、松山空港や圓山大飯店(まるやまだいはんてん)も見えました。
風の無い日は屋外展望台にも出る事が出来るとのことで行ってみました。
屋外展望台は地上91階390メートル地点です。
運よく開いてました。
3.2 國父紀念館 & ICE MONSTER
台北101から見えた國父紀念館へ歩いて行ってみる事にしました。
途中、かき氷の有名店"ICE MONSTER"を見つけたので甘いもの休憩。
お目当てのマンゴーかき氷ですが、この時期は果肉無しだそうです(笑)
代わりにイチゴ。
マンゴーを食すなら5~7月がおすすめのようですね↓
【参考記事:絶品! 台湾"生"マンゴーがおいしく食べられる時期とは?】
あと、おしるこみたいなのがありました。
見た目不味そうですが、これ結構イケます。
歩く事15分くらいで國父紀念館に到着。「國父」は孫文を指します。
國父紀念館は國父(孫文)を讃えるために孫文の生誕100年を記念して建設されたものだそうです。
館内には革命指導者・孫文の生涯をまとめた展示がされています。
初日見れなかった衛兵交代がここではしっかり見れました。
公園自体は市民の憩いの場のようです。
ここは台北101を撮るベストスポットです↓
3.3 清真中国牛肉館
お昼は地元で人気のお店へ。
このお店以下3品で十分満足!注文必須!です。
- 看板メニューの牛肉麺は安定の味です。
- 京醤牛肉絲(牛肉を細長く切って炒めてあるもの)を斤餅(ちんぴん)というモチモチの生地で巻いて食べます。
- 牛肉蒸餃は肉汁溢れる蒸しギョーザです。
さすが看板メニュー。あっさりした牛のスープと柔らかくなるまで煮込んだ牛筋がうまい!
このクレープみたいなのがモチモチで美味し過ぎる。今回の旅行で間違いなくNo.1メニューと言えます。
牛肉の蒸し餃子ですが、お店の人におすすめって言われて注文。
皮が厚く食べ応えあり。味もしっかりでそのままでも美味しいです。
価格もリーズナブル、何個でも食べれそうです。
絶対オススメの店です!
斤餅ですがあまりにも美味すぎて追加しようとしたのですが、お昼の時間が終わりで追加NGとのことでした。残念。
どこもそうですがランチライムの営業時間は事前に要チェックですね。
3.4 MRT初体験
MRTで1時間で行ける淡水へ行ってみることにしました。
【参考記事:台湾の電車 (MRT) の乗り方教えて!】
券売機でトークン切符なるものを普通に購入。
紙の切符ではなくコインみたいなのが出てきました。
コインにICチップが埋め込まれているようで、改札入口でかざします。改札出口でコイン入れみたいなとこに入れるだけでOK。 簡単!
3.5 淡水でサンセット
淡水では川沿いの遊歩道を散策します。お店もいっぱい出てます。
異国情緒のある建物もあり路地裏にもいろんなお店があって退屈しません。
LATTEA(緑蓋茶‧館)というお店見つけました。台北市内にも数店舗あるようです。
店員さんがオススメと言うので泡ラテを注文。
緑茶の上にチーズの泡が乗っているらしい。
有名ファンタジー映画のバタービールのよう。
これ知ってると「台湾通」らしいのですが、これ不味いです。←個人差あり。
我慢して飲んでいるとそのうち美味くなってくるのかと思いきや・・・最後まで飲めませんでした。ギブアップです。不味いです。←個人差あり。
あと、淡水には日の入りに合わせて訪れる事をオススメします。
台湾旅行も明日で終わりです・・・・
3.6 金品茶楼
最後の晩餐何する?
結局、小籠包再びという事になりました。
ここも有名店ですね。金品茶楼(きんぴんちゃろう)というお店ですが予約しなくても普通に入れました。
結果爆食い!やっぱり味は間違いないですね。
3.7 ガイドブック
今はスマホを片手に旅行する人がほとんどだと思います。海外は特にWi-Fi環境も整備されていますし。
が、今回一冊のガイドブックを持って旅行に臨みましたが、初心者には地図付きの本はすごく良いですね。
旅行中持っていた「歩く台北」というガイブックが大変役に立ちました。
<歩く台北 基本情報>
現地編集部ブログ:http://aruku-taipei.com/
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4. 4日目は空港近くの名所に立ち寄って帰国
最終日は三峡老街に立ち寄りました。
そろそろ屋台・市場的な所は飽きてきてましたが、ここには名物が2つ。
牛角クロワッサンと冬瓜茶
無理やり名物にした感がありありですが、クロワッサンとメロンパンが合体したようなこのパン達、どれもめちゃくちゃ美味いです!
何個か買って家まで持って帰りました(笑)
あと冬瓜茶(ジュース)
泡ラテで失敗しているので少し冒険でしたが、意外にもすっきりした飲み物でアタリです。
この後、最後に陶器の街を訪れて台湾を後にしました。
いかがでしたでしょうか?「初心者が全部やる!」は伝わったでしょうか?
この記事がこれから初めて台湾を訪れる方の少しでも参考になれば幸いです。
【関連記事:本当に魅力あるの??近くて近い国...台湾 九份・十分・11分】
後記
今回の旅行は初心者が台北でやる事をほぼ全部できたと思います。あっ故宮博物院行ってないけど・・・
台湾には台中、台南にもまだまだ魅力的な観光地があります。
台湾は日本にとっては気軽なデスティネーションだと思います。次は新しい台湾を探しにまた訪れてみたいです。
ライター:うわじい
- この記事を書いた人
うわじい - うどん県出身。大阪に家と家族を残して単身赴任13年目のお江戸生活です。
普通の出来事を少し視点を変えてかゆいところに手が届くような記事をお届けできればと。←決して話は盛りませんので(笑)
記事投稿日:2018/05/07
最終更新日:2018/05/17
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