[ソチ(ロシア) 6日 ロイター] - サッカーのクロアチア代表主将ルカ・モドリッチ(32)は、ワールドカップ(W杯)ロシア大会準々決勝のロシア戦を前に、母国の伝説の一部になる夢を口にした。
クロアチアは決勝トーナメント1回戦で、デンマークとのPK戦を制して勝ち上がった。モドリッチは国際サッカー連盟(FIFA)の公式ウェブサイトで、「クロアチアは2008年からこのラウンドを突破できていなかった。その重荷を取り除くことは重要だった」と語った。
クロアチアは1998年大会で3位に輝き、当時12歳だったモドリッチにとってもそのことは大きな励みになった。2012年にスペイン1部レアル・マドリードへ加入してからは複数回にわたって欧州チャンピオンズリーグ(CL)の優勝に貢献するなど実績を積んだ。
モドリッチは「クロアチアが優勝するなんて考えにくい。もしそうなったら最高のおとぎ話」としながらも、「キャプテンとしてトロフィーを掲げたなら、とてつもない瞬間になるだろう」と、今後の戦いに向けて意気込んだ。