火曜日、出社してお仕事。定時過ぎに早々に上がり、川崎まで。目的は、川崎DICEにあるこちらの機械
去年、中国に行った時に、なにしろ中国はモバイル決済先進国であるから、Wechat payだけは使えるようにして行ったのである
この、『Wechat payを使えるようにする』という行為自体に、日本人にはいろいろハードルがあり、概ね
①iPhoneのWechatのアプリをダウンロードする。が、日本でダウンロードした場合、決済機能は有効化されていたいので
②Wechatを使っている人から1元でも良いので。送金してもらう。これで決済機能の画面が出てくるようになる。しかし、この時点ではまだ使えない
③中国の人なら銀行口座で決済機能を有効化するのだが、中国国内の銀行口座しか使えない。国際クレジットカードで機能自体は有効化することができる。
④国際クレジットカードからデポジットすることが出来ない。中国にいれば、ホテルのフロントなどで、従業員の人に現金を渡して、送金してもらうこともできるが…?
みたいなステップを踏むことになる。しかしまず、日本人でなんの縁もゆかりもなければ②が難しい。うまい具合に②がクリアできても、③の、国際クレジットカードでアクティベートが、おそらく中国政府の意向により、出来るときとできないときがある。
今年の春~6月ごろまでは出来なかったようだ。7月からまたできるようになったが、出来るタイミングでしておくしかない。
はてなブックマーク - 日本国内でWeChatPayを開設しお金をチャージする方法 - 中華ライフハック
で、そこまでなんとかクリアして、問題は④である。日本国内でWechat payにチャージする方法。なんとかできる方法の一つが、冒頭の端末なのである。
京急川崎駅前、川崎DICEのTSUTAYA前にあるポケットチェンジ端末。羽田や成田、新宿や渋谷などにあった端末が、なんと川崎にも出来た
これを使うと、Wechat Pay、微信支付にチャージができるんですね。
しかし、できる、できるけれど。中国元で100元入れても、100元にはならず、88元にしかならなかった…。
日本円から試しにチャージしてみたら、実勢レートから10%程度の手数料だったので、この機械を使う限りは日本円からチャージしても変わらないようだ。せっかく、手数料0.2%程度の良いレートで中国元に両替する手段が国内にあっても、この機械を使う分にはどっちでもいいのですね。
そういうわけで、渡航前に必要最低限だけチャージしたほうが良さそう。また、お札は一回投入したら戻らないので注意しましょう。
しかし、渡航前に最低限必要とは何か…?それは、鉄道の切符を買うこと。中国の鉄道の切符を買う方法はいろいろあると思うが、私は中国の人が便利に享受している方法で買いたかった。
しかしそれには、二代身分証の替りはパスポートでなんとかなる場合もあるが、中国国内で有効な電話番号、SMSの送受信ができる電話番号は、なんとしても手に入れる必要があったのである。それで、使ったのがこれ
香港の会社が提供しているeSenderというサービスを使えば、中国国内で使える携帯電話番号を使うことができるようになるのだ。このサービスの利用料として60日間28元、SMSを送信するのに1通1元かかり、あらかじめ30元デポジットしておく必要があり、これでまず58元かかった
これで中国のSMSの送受信ができるようになったので、次にiPhoneで12306という、中国国鉄の公式アプリをダウンロード。会員登録するにはSMSをこちらから送信しないといけない場面があり、そこもクリアして、パスポート番号も登録して、会員登録は無事終了。
そして、このアプリから、深圳北から潮汕までの107元の切符を、無事に予約購入できたというわけです。あとは、深圳北の窓口で切符を無事に発券してもらえればミッションコンプリート。パスポートが通せる自動発券機もあるという噂なので、探してみよう。
もう、中国政府に自分の情報を何もかも握られている、行動記録もすべてログられている状態だが、そういうことを言っていると、中国では生活できないのだろうな、ということを改めて感じたのであった。
あとは中国の銀行の口座を作ることだけれど、これは普通のビザなし観光はもちろん無理、観光ビザでもかなり厳しいらしく、商務ビザが必要になるようだ。中国国内のツテやコネ次第では、観光ビザでもなんとかならないことも無いらしいのだが…。
話は飛んだが、とにかく、無事にWechat payのチャージは済んで、川崎でホームセンターなど覗いて、電車で桜木町へ。流浪ぴーで、新政と田酒をいただいておりました
おいしいです