| 放送日 | 2016年2月18日(木) 22:55~23:20 |
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| 放送局 | NHK総合大阪 |
オープニング映像。
徳永が今回のタイトルを紹介した。飛んできたものの数は150個で、大きい物で10m、重いもので1トンだという。
福岡県柳川市でまだ壊れたままだという家を訪れた。この家に暮らす椛島吉広さんは、10m以上のものが飛んできたと話した。飛んできたものの正体は太陽光パネルだった。調べてみると、その日他にも鹿児島や熊本などでも太陽光パネルが吹き飛んでいたことがわかった。強風は台風15号によるものだった。
福岡県行橋市の太陽光発電施設の跡地を訪れた。設計図を見てみると、風速40メートルまで耐えられる設計だったようだが、その日の行橋市の最大瞬間風速は34.5メートルだった。経済産業省に話を聞くと、施工がしっかりしていなかったところが原因だなどと話した。手抜き工事により、本来耐えられるはずの風に煽られてしまったようだ。しかし、経済産業省は設置の状態を把握していなかったという。経産省は、基本的には事業者がしっかりすることで国が見るのはリスクの大きい物に限定していこうとなっているなどと述べた。
兵庫県姫路市にある急な斜面に建てられた太陽光パネルを案内してもらうと、台風でパネルが飛んでしまった箇所があった。しかも、地盤を固めなかったため基礎部分が流出している。メンテンナンス業者の秋永さんは、梅雨が来てしまうと土砂を超えてしまっていく可能性があるなどと述べた。こうした太陽光パネルのずさんな設置は最近増加していて、こうした工事に対する罰則は存在しないことがわかった。
所は、安全に増やしていくようにしないとダメだなどと苦言を呈した。国はクリーンなエネルギーを押していきたかったために業者の負担を軽くしたりしていたため、ずさんな業者がごく一部入ってしまったなどと徳永は話し、日陰に作った業者がいたなどと述べた。ゲストの3人が登場した。澤口は、脳はサボりたがるため、罰則化すると今後はちゃんとするなどと述べた。モーリーはフランスでは民泊の規制をゆるくした結果、パリ同時テロでは「民泊」施設が犯行グループの潜伏先になっていたとみられているなどと述べた。
岩手県の発電施設の太陽光パネルは、一部、発電のサインが消えていて確認に向かうと、ケーブルが切断され盗まれていたという。総量は2.5トンだそうだ。業者によれば狙われたのは銅線で、身近な金属で一番高いため、一攫千金も考えている可能性がある。ケーブル盗難事件はこの2年間で54件起きていることがわかった。
太陽光パネル発電の弱点を探る。1年間に複数回ケーブルを盗まれたという茨城県の太陽光パネル発電施設を訪れた。周囲は民家がなく、人通りもない。管理者は、発電所を作る土地は、安いところ、利用価値が少ないところになるため、目につきづらいところになる安いなどと話した。防犯用のフェンスを作るには多くの費用がかかり、太陽光発電施設の多くは規模が小さく費用が出せない。
スタジオで所は、業者の格好して切っていたら誰も疑わないと話した。紹介した太陽光発電施設は現在、警備会社と契約し防犯体制を強化している。牛窪は、設置の方法を変えるとして、ブラジルでは子どもたちが遊ぶピッチで振動で発電できるなどと述べた。
「所さん!大変ですよ」の次回予告。
エンディング映像。
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