市民協働ってなぁに?
更新日:2014年6月12日
深谷市では、市民協働のまちづくりを進めています。
・・・でも、『市民協働』っていったい何でしょう?ふっかちゃんと一緒に考えてみましょう。
深谷市では「市民協働」のまちづくりを推進してるって聞いたんだけど、
何だか難しそぉだなぁ~。
よし、市役所で聞いてみよ~っと。
ふっかちゃんは、市役所2階の協働推進課を訪れました。
こんにちは。ふっかちゃん
あの~、「市民協働」ってなぁに?教えてぇ~。
うん。「市民協働」っていうのはね、
市民の皆さんや事業者、行政などが、
公共の利益という共通の目的に向かって、共に考え行動することなんですよ。
なるほどねぇ。
深谷市のみんなと市役所が、ステキなまちにするために一緒にばんがることなんだね。
そぉいえば、この前地域の清掃活動に参加してきたんだけど、何か違うのかなぁ?
清掃活動も「市民協働」の一つですよ。
清掃だけでなく、防犯・防災や子育てなど、公共の利益になる活動は協働と言えます。
市内で実施されている、ガーデニングや川をきれいにする活動などもそうですね。
ふーん。市民協働はすでに行われているんだねぇ。
最近では、地域社会の課題が多様になってきていて、
行政だけでは十分に対応できない場合が多くなっているんです。
地域ごとにいろいろな事情があるもんねぇ。
自分たちにしかできないこともあるよねぇ。
そうなんです。
そこで、市民の皆さんが、持っている大きな力を発揮して、
これらの課題解決に自主的に取り組む市民活動が注目されているんです。
そ、そかぁ、知らなかったなぁ。
このように、市民の皆さんと行政が、共にまちの課題を解決することができれば、
よりきめ細かいサービスの提供ができるようになります。
より良いまちにするために、行政も市民も自分にできることを考え、
力を持ち寄ってまちづくりをする。それが、深谷市が進める『市民協働』なんです。
ふっかちゃんも、深谷市をより良くするために、自分にできることをよく考えてみてね。
うん。
ふっかちゃんも深谷のまちをもっとステキにするために、ばんがるぅ♪
市民協働のメリット
市民のメリット
- 自分たちのニーズに合った内容のサービスが展開されることにより、行政だけでは提供することができなかったきめ細かいサービスを受けることが可能となります。
- 地域社会における活動の機会が拡大することにより(団塊世代などの社会貢献活動の場が広がる)、市民主体のまちづくりが可能となります。
- 地域を挙げて課題に取り組むことにより、住民自治の意識が高まります。
市民活動団体等のメリット
- 地域社会で実績を残すことにより、活動の目的や理念が認知され信頼度が上がります。さらに、本来の活動の強化拡大、活動基盤の安定化が図られます。
- 協働業務を行うことにより、行政に対する理解が進み、有効な改善提案をすることができます。
行政のメリット
- 公共サービスは行政だけが担うという考えを転換し、業務を見直す機会を得ることにより、経費削減が図られます。(職員の意識改革)
- 施策等の企画段階から市民と協働することにより、ニーズの的確な把握と透明性が確保され、共通認識を持って施策を展開することができます。
市民協働の基本原則
市民と行政が協働を進めるうえでは、一定の原則が必要です。
自立の原則
協働するパートナー同士は、どちらかに依存するのではなく、お互いに自立した関係を保つように心掛けましょう。
対等の原則
協働するパートナー同士は、上下関係ではなく、対等な関係にあることを常に認識し、お互いの長所で短所を補い合うことが大切です。
相互理解の原則
協働するパートナー同士は、お互いの違い(長所、短所、立場)を認め合いながら進めていかなければなりません。
役割分担の原則
協働で事業を推進する際には、それぞれの組織の特性に応じて、役割分担と責任を明確にしておき、相互が合意していることが大切です。
目的共有の原則
協働するパートナー同士は、何のために協働するのかという「目的」と、いつまでにどれだけの成果を挙げるのかという「目標」を共有する必要があります。
公開の原則
協働の事業を進める場合には、広く社会に公開することで、透明性を確保します。また、積極的に情報を公開し、説明責任を果たす必要があります。
-
-
協働推進課
〒366-8501
埼玉県深谷市仲町11-1
電話:048-574-6658
ファクス:048-501-5222
メールフォームでのお問い合せはこちら