ほっこりLife♡

スキャンサームと無農薬野菜作りと子育て😊

私ができること 

ほっこりLifeに訪問してくださりありがとうございます。

 

西日本豪雨災害から一週間が過ぎました。

死者が200人を超えて7000人以上の方が避難所生活を強いられ

炎天下の被災地では今も行方不明者の捜索、救助、復旧作業が続いています。

亡くなられた方々へご冥福をお祈りするとともに、

被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

私の小さな発信力では微力ですが

このブログを読んでくださった方の小さな繋がりが

被災者の方々に届けられたらと思います。

 

親戚や友達、お仕事関係、LINEのグループトークTwitter、ブログを通して

今現在困っている事を知ることができれば

専門の知識を持っている方と、それを要望している方が上手くつながって

本当に必要としている物を支援することができるのではと思います。

 

「やらない善より、やる偽善」

人の為に動くことは悪いことではないと思います。

 

ただ、救済の妨げにならない事、これは大事です。

何をしていいかわからず、その場に立ち尽くされても迷惑になるので

スキルも目的もなく現場に行ってはいけません。

水や食料などを無駄に消費してしまうことになります。 

 

 

無力な私ですが、元航空自衛官の父から学んだ、

間違った正義は人を傷つける事になり

知識やスキルがないのに動くことは

ただの自己満足で迷惑にしかならない

ということを理解したうえで出来ることをしようと思います。

 

少額でも募金をする事も立派な支援になると思います。

社会貢献です。

私も子供と一緒に募金をしてきました。

遠くからできることは、これが一番の支援だと思います。

 

ですが、全ての方に届かないのも事実だと思います。

個人で動いても迷惑になりますので

警察、消防、自衛隊、医療関係者、ボランティアの方しか

動けないという問題もありますが出来る事もあります。

 

それは伝えることだと思っています。

被災に遭われた方は自分から必要なものなど言いづらかったりします。

その声を代弁といいますか、代わりに伝えていくことで

被災地にボランティアに向かう方につながればと思います。

 

避難所での生活は

生きる為に必要なこと以外は我慢している方が沢山います。

 

アレルギーを持っている方は辛い思いをしていたりします。

小麦アレルギーで届いた食料がパンや麺を食べられなかったり

動物アレルギーで一緒に避難した猫や犬が近くにいると苦しかったり。

アレルギーにも対応して欲しいという要望は

ワガママなんかではないのに言い出せずにいます。

 

また、歯の治療中の方や、生理痛が重い方はいつも服用している

鎮痛剤じゃないと効かなかったり、妊娠検査薬や水虫の薬など

必要という事に抵抗がある物もあると思います。

 

女性の方は足や腕、ワキなどの毛の処理ができずに涼しい服装に

なれない方もいると思います。

赤ちゃんのオムツ交換も授乳もこの暑さの中では大変です。

匂いも気になると思います。

 

普段の今までの生活と同じことをしたいと思うことに罪悪感を

感じてしまったり、この状況だから言いづらい事があるのです。

 

東日本大震災の時、私がそうでした。

旦那さんの実家で被災し、最低限の持ち物だけでしたので

化粧を落とせないままでしたし、帰宅できるかもわからないまま

7ヶ月の息子の育児も代用品で間に合わせて過ごしました。

余震に怯える中、破損物の片付け。不安いっぱいです。

旦那さんも怪我をして退院したばかりで療養中だったので

手術後の経過や傷口の衛生面などとても心配でした。

 

トイレが使えないことは大問題だったので旦那さんに話したら

庭に簡易トイレを作ってくれました。

スコップで穴を掘りブルーシートで囲んだ簡単なつくりでしたが

本当に助かりましたし、これだけで安堵感が増しました。

アウトドアキャンプやDIYの知識はこんな時に役に立つのですね。

 

(>_<) 勘違いしてほしくないことなんですが…

被災地では猛暑の中、瓦礫の片付けなど復旧作業されているのに

暑い〜と言ってアイス食べて、クーラーのついた部屋で被災地の

ニュースを見てはいけないとかそういう事ではありません。

いつも通りの生活を送ることは大切なことです。 

 

いろんな方のブログを読んでいますと

被災地への支援など何かしたいと思う方がたくさんいるのに

その思いが届かないのは勿体無いなと思いました。

なので私は「何か伝わりますように」の思いを込めて書いています。

 

東日本大震災の時、本当に必要だと思ったもの

それは「情報」「水」「トイレ」でした。

 

ライフラインが復旧するまでの間、困った事は沢山ありましたが

精神的な事(家族の安否がわからない等)以外の大体のことは

何とかなったように思います。

震災直後は動揺してパニック状態でしたし、

携帯が繋がらない、食べ物がない、安心して休む・寝る場所がない

明かりがない、体の衛生(お風呂や歯磨き、着替え)

プライバシーがないなど書き出せばキリがないほどあります。

 

それでも日にちが経つにつれて

食べ物や飲み物は近所の方と協力しあって困りませんでしたし

修復作業も進んでいきました。

でも断水は続いたので体を衛生に保つことは難しかったです。

貴重な水の無駄遣いになるので、我慢せざるを得ませんでした。

 

ですが、こんな時に本当にあって便利だったものがあります。

節約主婦やミニマリストの方はご存知かもしれませんが、

それは「赤ちゃんのおしり拭き」「ラップです。

 

「赤ちゃんのおしり拭き」は99%が純粋なのでデリケート部分にも

使えますし、除菌シートの他に持っていると便利なものです。

70〜80枚で100円前後と値段も安いですし

一個あれば一日10枚一週間使えます。お股も拭けます。

 

さっぱりしたくて除菌シートでデリケートゾーンに使用したところ

とんでもない刺激でした(>_<)

焼けるような刺激に声も出せないほどで、しばらく悶絶しました…

アルコール除菌シートの恐ろしさを学びました。

デリケートなところには使用してはいけません!

 

「ラップ」もとても便利でした。

お椀などの容器に一枚ラップを敷けば手を触れることなく繰り返し

何個もおにぎりを握れますし、食器にピッとするだけで洗い物の

必要がなくなります。

くしゅっと丸めて水をつけるとスポンジ代わりになります。

少量の洗剤やソープで泡立つので食器だけでなく体も洗えます。

また、割れた窓ガラスの応急処置にも使えます。

 

他にもあって良かったものは「黒電話☎︎」です。

停電時にも使えます(最近の固定電話は停電時も使える機能があります)

これは旦那さんの実家で物置に奇跡的にあったのですが今は

使っている方はあまりいないでしょうね…

 

瓦礫の片付けをするにあたっても、運ぶコツと言いますか

何か知っている方がいたら助かると思います。

私も重いもの運ぶ時、ダンボールの一番下に空のペットボトルや

エアクッションのような軽いものを置いてから重いものを入れると

いいよという情報に助けられました。

軽いものが下にあると、ちょっと軽く感じるんです。

 

ちょっとした情報でも救われる事があると思いますので

発信する事はとても大切だと思います。

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ツイートされたように市役所宛に個人から支援物資が届くようですが

勝手に個人で支援物資を送る事は大変迷惑になります。

送られてきた物資を仕分けする人が必要になりますし。

 

先にも書きましたが、スキルもなく個人で現地に向かって

何をしていいのかわからず、その場に立ち尽くされるのは

救済の妨げになりますし、迷惑になります。

ボランティアに協力する時はきちんと情報を得てから行動しましょう。

 

自宅で断水に耐えてる市民にとっては

物資を貰いに並ぶより、コンビニやスーパーに物が入ったことが嬉しかった

というツイートもありました。

 

日常が戻ってくる安心感みたいなものは、お店に商品が並んで

自分で選んで買えるという感覚だったりもするので、

無償の支援だけが支援ではないという事がわかります。

  

一日も早い復旧と、被災された方々が日常生活に戻れますよう

心からお祈り申し上げます。

 

ここまでの長文、最後まで読んでくださりありがとうございました。

Add Stargoppemaster72sakurakoman
  • こころさん (id:mental_location)

    実際に被災してみないと分からないことだらけですね。私は被災したことはありませんので ぴんとこない生活をしてきましたが、いつ自分がその状況に晒されるやもしれない ということを自覚しました。
    良かれと思ってした事や中途半端な知識で迷惑をかけることもあるのですね。とても勉強になりました。

    支援物資を送ったとしても、それが相手方や救助の邪魔になることもあるんですね。 私は 細々と 募金をしようと思います。
    とても良い記事を読ませて頂きありがとうございました。

  • かおりん (id:Yamanao)

    こころさん
    コメントありがとうございます。
    被災経験の有無で防災対策の差が出てしまうと言われているので、被災経験者の声から学ぶことは多いかと思います。
    これからも続く被災地の復旧・復興に切れ目のない支援の輪が広がることを願っています。

  • 村ちゃん (id:yas-99)

    私は地元で消防団をやってます。今回もそうですが、東日本大震災の時も殉職した消防団員の方がおられました。
    警察、消防局、自衛隊とちがい、半分素人の消防団。
    もし、自分の地域で同じような災害が発生したのなら、救助活動などで活動していく覚悟はありますが、決してプロではない消防団員の殉職を知るたびに心が痛むと同時に恐怖感を覚えます。
    自分の家や家族が被災しても活動にあたっているというか活動にあたらなくてはならない関係者各位に対し、最大の敬意を表したいと感じます。

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