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インタビュー

間宮祥太朗

“三オバ”にもみくちゃにされて、役をつかめた気がしました

森山涼次は、どんな人物ですか?

涼次は心優しい好青年……ですが、夢に夢見てしまうタイプで、何事にも飽きっぽい男です。尊敬する元住吉監督(斎藤 工)のもとでの助監督の仕事だけは長く続けられていますね。仕事はできるほうですが、どこか視野が狭く、放っておけない雰囲気を持っています。

そんな “だめんず”っぷりは、生い立ちが大きく影響しています。3歳のときに両親を亡くして以来、叔母である“三オバ”こと藤村三姉妹(光江・キムラ緑子、麦・麻生祐未、めあり・須藤理彩)に、とにかく溺愛されて育ってきたんです。
初めてのリハーサルでお三方にもみくちゃにされたとき、「あぁ、この人たちに甘やかされた感じか~……」と、役をつかめた気がしましたね(笑)。撮影の合間にも、みなさんには涼次のようにイジっていただいています。涼次は「愛し殺される!」と嘆いていましたが、おかげさまで、僕は居心地がいいです(笑)。

視聴者の方に映る涼次が、天性の「愛されキャラ」になっていたら、うれしいですね。涼次の柔らかい雰囲気に寄せつつ、濃い顔を“朝向き”にする意味で、ゆるいパーマをかけてから撮影に臨みました。

夢破れた鈴愛ちゃんの「新しい希望」になれたら

大納言での短期バイト最終日には、鈴愛(永野芽郁)と雨の中で踊り、告白とプロポーズをしました。涼次の気持ちを、どう捉えて演じましたか?

涼次はきっと、鈴愛ちゃんのことは、すごくリズムのいい女性だなぁと感じていると思います。涼次は『一瞬に咲け』の大ファンだから、もともとの温度感やテンポが合うんでしょうね。二人で楽しくおしゃべりをしながら、惹(ひ)かれていったんだと思います。
同時に、漫画家になる夢を叶えて、挫折も経験した鈴愛ちゃんの持つ“強さ”にも惹かれたはず。映画監督の卵である涼次からすれば、クリエイターとしての尊敬の念があり、共鳴するところがあったんじゃないでしょうか。

出会って6日でプロポーズしたわけですが、劇的に恋に落ちる感じも納得できました。雨の中で一緒に踊るのも、唐突だからこそ、二人の波長が本当に合っていると伝わってきます。他人にどう見られるかなんて考えずに雨の中に飛び出す、涼次の突拍子もない感覚が好きだし、鈴愛ちゃんと通じ合っていることを信じて呼びかけた勇気も好きですねぇ。僕はダンスがすごく苦手なのですが、芽郁ちゃんと演じてみたら、とてもかわいらしいシーンに仕上がりました。

これからは夫婦として、お互いを支え合いながら、涼次は映画監督を目指していきます。夢破れた鈴愛ちゃんの「新しい希望」になれたらうれしいですね。

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