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2018/07/14 土
アニメ「BANANA FISH」とわたくし
「BANANA FISH」というマンガ、世評は高く傑作とされており、大ファンだと公言する友人もいて、フーンそうなんだ、いっぺん読んでみようかなと思って実際に読みかけて、数十頁くらい読んだら興味をなくして読むのをやめる、ということがわたくし過去に3回くらいあった。好きも嫌いもないけれど、なんとなく相性が悪い。なぜだかどうも興味が持てない。そういう作品も、たまには存在するものだ。ちなみに同じ作者の「海街dairy」は、まだ完結してないけど好きだ。とてもいいマンガだと思う。実写映画版はあまり気に喰わない。(ついこないだ完結したらしい。知らなかった)
さてそのような「BANANA FISH」がフジテレビノイタミナ枠でアニメ化、制作はMAPPA。上記のような私的な因縁があり、しかし傑作と世評の固まっている作品、この機会に観てみようと思った。設定を現代にすることに対する原作ファンの悲鳴と怒号はweb上で観測していたが、オレはこのマンガに思い入れがあるわけじゃなし、なにしろそもそも読んでないし、お話を把握するくらいはできるだろうと踏んでいたのだ。で、第1話を観たわたくしのツイートがこれ。
原作未読のままアニメのバナナフィッシュ。拳銃の狙いを定めて逃げる車を撃つ場面、照準の意味がないひどいカット。これで射撃うまい設定らしい。海外で配信したら恥かくぜ… URL
バナナフィッシュのアニメは照準の意味を判ってないコンテだったが、ちゃんとできてる例がこれ。照星と照門と右目が直線上にある。このお姉ちゃんはほとんど照準使わない人だけど。 URL
バナナフィッシュのあれ、逃げ去る車を拳銃で狙って狙撃、後部座席の悪漢にちゃんと命中するが逃げられる、それにしても金髪の射撃の腕すげえ、という場面なので「照準を合わせる」行為をちゃんと描かないと成立しないってだけの話。わたくしも普段はうるさいことは言わないのですが…
照準のことは百も承知だが絵としてカッコいいからとあえてあのように描いてる可能性も全然あって、それならそれでいいんだけど、自分は観てて笑っちゃったんだよな…
まーよくある拳銃ヘッポコ描写への、まーよくあるツッコミです。アニメ「BANANA FISH」の監督はかつて京都アニメーションでイケメン水芸アニメとか作ってた女性で、あんまり銃とか興味なさそうな感じだ。このアニメを観た人なら誰でも呟きそうなこの軽口がなぜかどんどんリツイートされ、その数が100や200を超えたところでわたくしもビビってたじろいだ。言うてもまだこのアニメは放送が始まったばかり、この時期に悪い評判をたてるのは本意ではない。不出来なクソアニメなら、他に幾らでもある(悲しいかなホントに幾らでもある)。これはむしろ、「出来がいいアニメの中に」このような描写が含まれていたために目立った違和感だ。
上記のツイート、上2つは一昨日深夜と今朝のものだが、今日の夜になってもまだRT通知音がヘホーン、ヘホーンと鳴りやまない(TwitterクライアントのJanetterをそのように設定していたので)。こうなるとあとはもう自動的に増えていくだけ、もともとはガンマニアでもないオレが発したしょうもないツイートが、いまやナウシカ原作版の粘菌のようにweb上に拡散してしまった。この群体レギオンは、制作スタッフの方々の目にも入ることだろう。申し訳ない気持ちだ。とはいえ、この描写をきっかけにまたしてもオレは「BANANA FISH」に冷め、REC予約を削除する程度には興味をなくしてしまった。そういうこともあります。そういうこともある。