加納有輝彦のブログ

　1990年代前半の事情をほとんどご存知ない方にとって、「死刑執行」に関わる一連のオウム関連の報道を見て、すごく表層的に解釈して、
　
オウムが選挙に出たこと、落選したこと
オウムが武装闘争を画策し、サリン事件を起こしたこと
 
これと
幸福実現党が選挙に出ていること
幸福実現党がわが国の「核装備」の検討を掲げていること
 
を、漠然と「宗教は怖いもの」という括りで
 
万が一にもそんな人は存在しないと信じたいのだが、
「似ている・・・」と感じる人がいないとも限らないようなのだ。
 
当時、オウム真理教の教義上の間違い（一闡提）、反社会性をいち早く指摘し、デモ行進等大々的に組織的行動をしていたのはただ一人、幸福の科学だけです。（坂本弁護士等入信問題で救済活動をしておられた個人は存在していました）
 
　坂本弁護士の仲間のお一人が、講演会で直接、大川隆法総裁先生に「弁護士一家は生きているでしょうか？」と質問し、総裁は、婉曲的にその可能性がないことを示唆されました。
 
　世間に、オウムが犯罪集団であると認知されていない時期から、幸福の科学は、その犯罪性を糾弾し、あらゆる角度から活動をしておりました。
 
とりわけ、目黒公証人役場事務長拉致監禁致死事件（仮谷清志さん拉致事件）においては、幸福の科学の信者さんがその解決に「キー」となる貢献をし、後に感謝状を送られています。（中岡陽子さんの記事から）
 
　そのような歴史をあまりご存知ないままに、幸福の科学とオウムが似ているという御仁には、悲しいのと同時に怒りを感じます。でも、それはその方の責任ではありません。
公正な報道をしない日本のマスコミの責任大です。
 
　そのような方は、万に一人も存在しないとは思いますが、残念でなりません。
 
　自団体の功績を自慢げに誇示していると思われるかもしれませんが、オウムという似非宗教の間違い、反社会性を、いち早く告発し、国を動かしたのは（信者であった三塚博氏も動いて頂いたと記憶している）、幸福の科学という宗教であったこと、この事実は無視され葬り去られてはならないと思うのであります。
 
　幸福の科学の名誉というより、日本の名誉として。
 
そして物いわずこの世を去った麻原に、物を言わしめた大川総裁のご慈悲は、ご遺族の無念に捧げられたものと思います。
 

 

 
 
 

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