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富山

ライチョウ 順調に育つ ファミリーパーク 3羽、ふ化1カ月

ふ化から1カ月が経過し、順調に育つライチョウ3羽=富山市ファミリーパーク提供

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 国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウの繁殖に取り組んでいる富山市の動物園「市ファミリーパーク」は十三日、一カ月前にふ化したひな三羽の成育状況を発表した。

 園では、二〇一六年六月に生まれた雌が今年五月に十一個の卵を産んだ。そのうちの六個がふ化し、雌二羽、雄一羽の計三羽は同園で飼育している。

 園によると、ふ化した次の日から餌を食べ始め、順調に育っている。跳びはねたり動き回ったりするなど、元気な姿も見られるという。

 今回生まれたひなは十二月ごろに成鳥の大きさになり、来春に性成熟を迎える。園で飼育しているニホンライチョウは現在、雄九羽と雌四羽。 (向川原悠吾)

 

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