光市で災害ボランティア



今回の豪雨で、住宅への浸水被害が広がった光市では、11日からボランティアの受け付けが始まり、参加者が住宅の片付けを手伝いました。



光市では、小周防や三井といった地域で、島田川の水があふれ、約200棟の住宅で床上や床下が水につかる被害が出ました。
このため、光市社会福祉協議会は11日から災害ボランティアの受け付けを開始し、地元の人たちが参加しました。
ボランティアの人たちは、受け付けを済ませると、スコップなどを車に積み込んで、浸水の被害にあった住宅へ出発しました。
そして、住民の希望を聞きながら、畳や家具を外に運び出すなどしていました。
参加した男性は「思っていた以上の被害の状況で自然の恐ろしさを感じました」と話していました。
住宅が浸水した高木里子さんは「水を含んだ畳とか自分では到底動かせないので、助けていただいて本当にありがたいです」と話していました。
光市社会福祉協議会によると、11日は24人のボランティアが集まり、4棟の住宅で作業を行いましたが、まだ50以上の住宅から要望があるということで引き続きボランティアを募集しています。
「光市災害ボランティアセンター」の12日以降の受付時間は、午前8時半から正午までで、問い合わせ先は0833(74)3023となっています。