はむはむエンジニアぶろぐ

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【真相伝えます】300冊の技術書を未来へ投資した

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先日、Twitterでこのような投稿をしました。

私の自宅でずっと眠らせていた技術書を処分するついでに熱心なエンジニアに譲渡しました。
すると結構バズって(狙い通りだけどw)引き取り手がたくさん現れてくれました!!


東京の端っこまで足を運んでくれてありがとう!(^^
夜中の12時過ぎに来てくれた猛者もいました笑
応募が多く残念ながら全員に引き渡せなかったですが、こんなにも熱心な方が多くてエンジニアの世界は素晴らしいなと再確認しました。


今回の譲渡の目的は「未来への投資」です。


なぜ、技術書を手放したのか。
未来への投資とはなにか。

目次

なぜ、技術書を手放したのか

私は1日に1〜3冊、本を読みます。
私は昔から知的好奇心が強く、とにかく学習し成長するのが好きです。

読み終わって2度と読まなくなった本は捨てるようにしているのですが、どんどん溜まっていきます。
ある時気づきます。


あれ、俺の部屋狭くない??


なぜ、一人暮らしなのにこんなに部屋が狭いのか。
しかも、狭いだけでなく非常に時間の効率も悪いです。
今、必要としている本を取り出すのにかなりの時間を要していました。


人生の時間は有限です。


これは捨てるしかない。
断捨離が必要だと決意しました。

譲渡した技術書を含めて自宅に600冊以上ストックしていました。
さて、何を削るべきか。

すると技術書(エッセイ含む)を1年以上読み返していないことに気づきました。
技術書の中で、どれを残すかチョイスしようかと悩みました。
しかし、悩んでいる時間がもったいない。
もう全部捨てるしかない。
そう決心しました。


私がプロのエンジニアになって約5年間も支えてきてくれた技術書を捨てるのは正直、心が痛みました。
自分のアイデンティティーでもあるし、何度も助けられてきたのだから。
でも愛着がある技術書ほど、もう読み返すことがなかったのです。


なぜなら、理解するために何度も読み返したので「頭で理解」し夢を与えてくれたので「心で記憶」しているからです。


特に貴重な技術書ほど書店やネット商店を探し回ったり身銭を切って獲得したので忘れません。
もう全部手放しても大丈夫だなと悟りました。


いざ、捨てようと思いましたが今では絶版になっている技術書も多かったです。
これらの技術書を欲しがっている方がたくさんいることを知っていました。
捨ててしまうぐらいなら誰かに譲ったり古本屋に売りに行くことも考えました。

しかし愛着がない人や転売目的の人の手に渡したくなかったのです。


そこで、これら技術書を私以上に活用してくれる方に無料で譲るためTwitterで募集しました。
結構、ノリで募集したところもあるのですが、少し計算してます。w
私は現在フリーランスで八王子近辺の自宅で仕事をしています。
これを利用しました。

「平日のど真ん中」かつ「八王子」まで、わざわざ足を運んでくれる方に譲ろうと。
もらえるもんなら、もらっとけぐらいの覚悟の人を足切りするためです。
価値がわかっている方は飲みの予定をキャンセルしてでも取りに来てくれると私は信じていました。


結果、24時間以内に全ての技術書を熱心な方に譲渡できました。
正直、私も仕事があり手っ取り早く手放したかったですが妥協しなくてよかったです。
無事すべての技術書を譲渡し未来への投資に繋げることができました。

昼間から始まり夜中、翌日の早朝まで途絶えること無く技術書の受け取りに訪問して頂いたので飯を食う時間も風呂に入る時間もありませんでした笑
今はフリーランスなので仕事しないとお金が入ってこない中、タダ働きで長時間も拘束されててヤバイなって思いましたが真剣に本を選んで頂いている姿を見れたので頑張ってよかったです。


ちなみにサインいただいた技術書だけは手元においてあります。
もし、紛れていたら返して笑

未来への投資とはなにか

この300冊の技術書は未来への投資です。
その投資は何かと言うと以下の2点です。

  • 未来のWeb業界への投資
  • 未来の自分への自己投資

未来のWeb業界への投資

未来のWeb業界への投資とは、技術書を受け取った方が成長してWeb業界も成長することに対しての投資です。

平日のど真ん中に八王子で技術書を譲渡をすることで足切りをしました。
伸びしろが高い方に技術書が渡ったので優良物件に投資したみたいな感じです。
血肉にしていってほしいです。

もちろん受け取りたくてもTwitterの確認が遅れたり、地方にいて受け取れなかったという方もたくさんいらっしゃったのも知っています。
それは運ということで笑
別の機会にコラボしましょ!!
Twitterフォローしておいてください笑


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私は今までWeb業界にお世話になってきたので、このような投資という形でも恩返しをしていきたいです。

未来の自分への自己投資

未来の自分への自己投資とは、技術書を手放すという行為により私が成長することへの投資です。

前述したとおり技術書は私のアイデンティティーになっており心の拠り所でもありました。
技術書を読むという行為は自己をステップアップさせるためのよい投資でした。
しかし、読まなくなった技術書をストックするという行為は何も生産的なものを生み出していないのです。


成長するためには自己否定をしなければなりません。


大して成功に結びついていない習慣はやめる必要があります。
自己の成長を妨げている関係や環境を断ち切る必要があります。
認められないことを認める器が必要です。


もし何年も今の現状に満足していないなら行動や考え方を180度変えたほうが上のステージに上がれる確率が高くなります。

過去の投資を振り返る

私は今、フリーランスとして八王子方面の自宅で悠々とリモートで仕事をしています。
以前は渋谷に住んでいました。
家賃も安く静かで落ち着いた所ですが、私は都心の方が好きだったみたいで次は都心の高級マンションに住もうと思います。


ここで過去の投資を振り返ってみたいと思います。

スタートアップ企業で働くという投資

私は前職でスタートアップ企業でエンジニアをしていました。
たしか6人目ぐらいでジョインしました。
スタートアップ企業は給与面や制度面は一般の企業に比べて全然良くないですし、自分で色々やらないといけません。
入社した当時はPCもディスプレイも無かったので自分の持ち込みPCで作業していました。
残業代や休日出勤も出ない時期に働いていたので働けど働けど、貯金は全く増えませんでした。
開発メンバーが抜け開発メンバーが私一人になった時期もありました。


みなさんなら、これをネガティブと捉えますでしょうか?


私はすごいチャンスだと思い働いていました。
そのおかげで、開発を回す全般のノウハウを持っています。
技術面もそうですがお金の管理面や採用、マネジメント、マーケティング、経営、会社の成り立ちなど幅広い情報とスキルを身につけました。


スタートアップ入社時の私の給料は新卒入社時の給料を大きく下回っていましたが、スタートアップを卒業しフリーランスになった今、年収爆上げです。
普通の企業に務めていても、ここまで到達するのにもっと長い年月が必要です。
今は、スタートアップ企業の開発コンサルやマネジメントなどをしています。

年収を上げる鍵

私は採用もやっていたのでエンジニアの採用市場を知っています。
誰がどのくらいの金額を出してスキルと経験を欲しがるかも肌感でわかります。
ニーズが存在し、なおかつ希少性を持ったスキル・経験というのは年収を上げる鍵になります。
私は特別優秀ではないですが、スキルや経験に関しては希少性を持っています。


自分にしかない武器を作らないとこの先、生き残っていけないし次世代のエンジニアにどんどん追い抜かれます。
「年収を上げたい」 「やりたいことを仕事にしたい」なら長期の目線で仕事を選んだり取り組む必要があります。


私は新しいことに挑戦したい方がたくさんいるのを知っています。
でも、環境を捨てれずに尻込みしている方も多いです。
あわない上司や職場環境で働いていても後悔すると思います。
勇気を出し一歩踏み出す方が増えることを願います。

最高のシナリオと最悪のシナリオを考える

挑戦する上で私が大事にしている考え方は「最高のシナリオ」「最悪のシナリオ」を想定することです。


最高のシナリオとは、挑戦することで得られる最高のリターンを考えることです。
最悪のシナリオとは、挑戦することで損する最悪のリターンを考えることです。


例えば「スタートアップ企業に転職する」という挑戦の場合、最高のシナリオは新しいスキルが身につき自分の市場価値が上がったり知らない知識を身につけれるなど。
最悪のシナリオは転職先が倒産する可能性があるとか給料を支払ってくれない可能性があるなど。


最悪のシナリオを事前に想定していない人は、挑戦して悪いことが起きた際に文句を言ったり負の感情をオープンにします。
ネガティブな気持ちになってしまったらせっかく貴重な経験をしたのに糧にならないです。
想定の範囲内だったけど、いい経験したな〜って言えるようになると次に繋がります。


最悪のシナリオが受け入れられるもので、最高のシナリオが自分の人生を大きく変えるかもしれないのであれば挑戦するべきです。


最悪のシナリオがわからないという場合はリサーチ不足です。
全ての事象を事前に把握することは不可能ですが、リサーチしてある程度の下限はわかるはずです。


私はこの考え方で動いているので、最悪のシナリオに遭遇しても納得して次に進みます。
恥ずかしい話、詐欺にあって何十万も持っていかれたこともあります。
でも、事前に想定していましたし自分の人生を変えるかもしれないと思ったので投資しました。
反省しましたが、それにより成長したので後悔はないです。

今なにをやっているのか

私は今、大きく分けて3種類の仕事をしています。

  • スタートアップ企業の開発コンサル・マネジメント
  • 事業づくり
  • 金融関係の業務

ぶっちゃけた話、ぼちぼちの年収で落ち着くこともできたのですが、さらに上を目指したいので給与は低いが自分の成長のための仕事をしています。


私は今、ギリギリのキャッシュフローを回して生活しています。
やりたいことやりまくって借金してもいいという覚悟で臨んでいます。
借金したら後ろ指を指されたり嘲笑されるかもしれません。
でも、それぐらいギリギリの環境に身を置かないと自分の殻を破れないと信じてます。
今まで挑戦を続けてきたのでリスクに対しての恐怖心がバグってきました。


それぞれ、どういった仕事をしているのかちょっと紹介します。

スタートアップ企業の開発コンサル・マネジメント

スタートアップ企業で開発の組織づくり、マネジメント、採用、技術整備のお手伝いをしています。
開発案件も受けていますが、主にいわゆる上流工程の経営層に近いところとやり取りをしています。

収入の柱ですが、週に1〜2ぐらいしか働いていないです。
ただし報酬高いことを基準に置かなかったので、かなり生活はギリギリですね。

事業づくり

Webサイトを作ってます。
このWebサイトで不労所得収入源を作ろうとしています。
働かなくても勝手にお金がチャリンチャリン入る仕組みを構築中です。

この程度だと事業と言えないので人が集まるようになったら展開することを考えています。

金融関係の業務

金融関係の業務はITとは全く関係ないです。
事務処理や業務の手伝いをしています。

個人的に私が金融や投資にハマって勉強しています。
投資というワードが乱発しているのは、そのためです笑


金融や投資の勉強したいなーでも周りに詳しい人いないしどうしよ?と考え金融の仕事をするのが手っ取り早いと判断しました。
でも、金融関係の知り合いなんていなかったのです。
なんとか金融関係の知り合いを作るためにセミナーに参加したり、会う人会う人に紹介してくださいと頼み込み、なんとか金融関係の人と繋がりました。


とはいえ、金融の知識0で仕事をくれるほど甘くはないので歩合制みたいな形で働いています。
今のところ、報酬は0で新卒社員がやるような会議室の準備とか雑務諸々をしています。
新しいところに飛び込んだなら下っ端からスタートです。
年下の方に「教えてくださいー!」と頭を地面に擦り付ける勢いで教えてもらってます。


あくまで私の考えですが「仕事は習い事」だと思ってます。


自分が身につけたいスキルがあれば必死に身につけようとします。
仕事の報酬はスキルや知識が第一です。
仕事の報酬が我慢することになっていたら一度きりの人生を損しているし、必死になってやろうとしないです。

金融の習い事をするために金融関係の業務をしています。

今後について

インパクトを与えれる人になりたいなーと思っていますが、エンジニアという職業には天井があると思っています。
「金持ち父さん貧乏父さん」の本を読みそう思いました。


給与面の天井もそうですが、影響力の天井もあると思います。
エンジニアという職業に何かを掛けなければ上のステージにいけないと考えました。
今の目標は自分で事業を作ったり投資できるようになることです。


日本人の非生産的な社畜マインドや経営層が上で労働者が下という構造をヒックリ返したいです。
少子化で今後、年配の管理職が詰まっていって若い労働者のほうが少ない時代になっていきます。
日本を変えていくのは政府でもなく企業でもなく「個人の成長」だと信じてます。


いきなり飛躍した話をしました笑


でも、今まで悔しい思いもたくさんしてきたし見返したい相手もいます。
もっと成長したく飢えています。


野心たぎってる人や悩んでる方とも今後交流していけたらな〜と思います!!

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おまけ ー 譲渡した技術書

Twitterで報告もしてましたが譲渡した技術書がどのようなものだったか公開します。
写真写りが悪い、写真撮り忘れなどもあり全部把握はできないけど。