週末ふきちゃんと観る映画でし!( ・∇・)
友人がu-nextという動画の家族会員になり、私のアカウントも作ってくれた!
太っ腹〜。私、一円も払ってないの。
映画館にはあんまり行かない。
寒いか暑すぎるかどっちかで、トイレも心配だし、退屈でも早送れないないので…。
そもそも映像作品をあんまり観ないんだよね。だいたい飽きちゃう。
映画にストーリーの良さとか求めてないので、とにかく視覚的な面白さや美しさが全てな私。
飽きずに観られるのは時代物が多い。その時代のインテリアやファッションが再現されてるだけで、ほうほう、この時代はこんなのが流行ったんだ!とか、ストーリーそっちのけで観察する。だから映画みてもストーリーって一回じゃあんまりよくわからない…。
パガニーニ役の演奏部分の演技が上手すぎて、え?この人はヴァイオリニストなの?と調べたら、そうだった。
デビッド・ギャレット! 彼の名は知っていたが顔は知らなかった。学生時代に学費の為にモデルをやり、「クラシック界のベッカム」と呼ばれたそうな。
うん、イケメンなのはわかったけど、シャツはだけ過ぎ!!
映画の中の髭と長髪のスタイルの方がセクシー。一部の女性にはそれだけで見る価値のある映画である。
描いてみた!
演奏シーンの凄さで最後まで観てしまった。映像美としてはちょっと物足りないかなぁ。ベッドシーンが何だか美しくなかった。撮るならもっと官能的に撮るべき。
私の想像のパガニーニはもっと神経質で気性が荒いイメージだったけど、ギャレットのボウイングが全て帳消しにしておりました。
ラフマニノフの方が映画としては好き。映像が叙情的で非現実の世界に浸れた。19世紀後半の家具や額縁、ファブリックなどをみてるだけで満足!!(←なんじゃそりゃな映画レビュー)
ラフマニノフは鬱だったとか回復したとか言われてるが、天才的な芸術家なんて皆んな鬱や狂気と快楽の狭間を行ったり来たりしてるもんなんじゃないかな。
誰にも理解できない自分だけの想像美の山を登って行かなきゃいけない。愛した人や愛された人がいても、孤独だったと思う。
ラフマニノフの曲は昨今では、真央ちゃんがよく試合に使ったので、クラシックに馴染みない人も知っているはず。
この人の曲って毎回どん底を這い回りながら、一瞬の幸せの為に全身全霊かけて上がろうとする、そんなイメージ。気分が沈んだ時にきくと、もっていかれるので危険なんだけど、そんな時こそどっぷり浸って聴いてしまうんだよね…。
ラフマニノフを真央ちゃんに授けたタラソワは鬼だけど神。
でも、ストーリーには興味ない私でもモヤモヤが残る展開。ライラックの揺れる少年の日の思い出を撮りたいなら別にラフマニノフじゃなくてもよかろう…( ̄∀ ̄)
映像美と音楽に酔いたい方にはオススメな映画でしね。
パガニーニさんちょっとうるさいでしね、とふきちゃんからクレームがきたのでイヤホンした。
ふきは、
ねるでしから!