壊された家族の生活
東進ハイスクール元カリスマ講師 山中博の、「あなたが、明日(日本に)帰らなければ、死ぬことになります」というメッセージの翌日、2017年2月9日、私は日本に帰国しました。
2017年2月9日、いつも帰国する際に使う14:35着PR409便で、関西空港に到着しました。
いつものように父親が空港の到着口で待っていました。ただ、いつもの帰国とは状況は違います。
私も父親も疲れ果てていたのです。
自宅までの道のりの車中で父は、東進ハイスクール元カリスマ講師によって奪われた両親の資金は40年間サラリーマンをしていた父の給与を母親がコツコツ貯金していたものである事。母親は病気治療で入院していること。父親は去年発症した脳梗塞と持病で不自由であること。小学5年生の息子リオの日本語能力はひらがなとカタガナがわかる程度で学校に行かないこと。リオは何かと反抗し大変である等を淡々と話しました。
2016年末、私は息子リオに危険が及ぶことを回避するため、冬休みを日本で過ごすという名目で彼をひとりで日本へ帰国させました。
約1ヶ月ぶりのリオとの再開でした。
リオは、私の顔を見た瞬間に満面の笑みとなったのです。
あの時の彼の顔は二度と忘れることはないでしょう。
リオは、約8年前、彼が4歳の時に、私と共にフィリピン、セブ島に移住しました。彼の母国語は、すでに日本語ではなく英語でありました。日本語は話せますが、読み書きは不十分でありました。
セブ島での彼は輝いていました。彼には夢がありました。学校が大好きでした。多くの友達がいました。
毎週末には、自宅には色々な国籍のたくさんの友達が集まり夢を語り合っていました。
自宅はいつも大勢の子供たちで賑わっていました。その時間が私達親子にとって最高に幸せな時間でした。
リオは、ママが迎えに来た。家に帰れると思ったのです。
フィリピンの学校は、小学校でも出席日数と試験結果で進級が決まるのです。長く休むと進級できなくなるのです。
彼は「ママ、バケーションって言ったやん 僕6年生に上がれんようになるやん」と必死に訴えました。
もう、二度とセブには帰れないと説明しても11歳のリオには当然理解できないのです。お友達ともお別れも言うこともなく突然の日本の学校への転校。
授業も日本語で先生の言っている意味がわからないのです。
彼は、どうしていいのかわからなかったのです。
リオは荒れていました。
父親は母親の病気のことで心が壊れそうでした。
父親は、私がリオを7年前にセブ島に連れて行ったせいでリオがかわいそうな子になったと嘆きました。
私自身もフィリピンセブ島での永住を考えて自宅も購入しました。
わずか、3ヶ月で何が起こったのか私自身が整理ができなかったのです。
日本語が不十分なリオをインターナショナルスクールに入れる資金も私には、もう残っていないのです。
そして、私自身が立ち上がることができなかったのです。
また、恐怖に怯えていました。
何が恐怖だと言えば、東進ハイスクール元カリスマ講師 山中博と彼が率いる松井元輝、土原裕人は私の個人メール、個人スカイプすべての私の個人データーを持っています。
そして、当時、山中博はBAYSIDE ENGLISH CEBU の経営権が私から山中博に移ったことを隠していました。
言い換えれば、私になりすまして投資を集めることも可能であります。
すべてを失った上に犯罪者のお面まで着せられるのではないかと怯えていました。
2ヶ月間、私は動き出すことができませんでした。
母親が病院に入院中、リオも私も父親も廃人のようでした。
その状況を知った友人が「リオのためにも戦わないと」と背中を押してくれたのです。
とにかく3ヶ月間で起こったことを書き出して状況を把握することから始まりました。
そして、東進ハイスクール元カリスマ講師 山中博と、彼が率いるBAYSIDE ENGLISH CEBU 職員 松井元輝、土原裕人のしたことに法的制裁を与えるために刑事告訴に動きました。
東進ハイスクール元カリスマ講師 山中博は名声も資産もあります。なぜ犯罪というリスクを負ってまで、私や両親の財産までも奪わなければいけなかったのでしょうか?なぜ、私たち親子をフィリピンから追放しなければならなかったのでしょうか?
刑事告訴の為、彼らの住民票がある警察や法関係部門を回った末に私はその答えがやっとわかったのです。
日本での刑事告訴の詳細は後に述べます。
2017年5月彼らに挑戦状を送りました。
私の闘いは始まったのです。
弁護士より東進ハイスクール元カリスマ講師に警告状
2017年5月、フィリピンの弁護士より東進ハイスクール元カリスマ講師に警告書が送られました。
山中博は、2017年11月から1月9日までの3ヶ月間にBAYSIDE ENGLISH CEBUに振り込まれた約6、200万円(日本円換算)の資金は私、佐々木綾子の個人資金である事を認めました。
弁護士より、銀行明細の証拠も同時に送られたため逃げる事がれきなかったのでしょう。
しかしながら、私、佐々木綾子が勝手に振り込んだものであると言うのです。
なぜ、すでにハイジャックされた会社に約6200万円もの個人資金を投入するでしょうか?
そして、東進ハイスクール元カリスマ講師の作成した経営権移行契約の2日前2017年1月9日に個人資金を投入する必要があるのでしょうか?
契約1日前には、BAYSIDE ENGLISH CEBUの日本口座の全残高が松井元輝が開設した新日本口座に移されています。
その上、私が日本に帰国した翌日の2月10日、彼らは私のフィリピン自宅に保管していた資料と私の個人資金2ミリオンペソ(440万円)も強奪しているのです。その詳細は後に述べます。
彼らが、奪い取った私の個人資金は、40年間サラリーマンをした父親の収入を母親がコツコツ貯金したお金なのです。
半世紀もの間、私がコツコツ貯金してきたお金なのです。
息子の父親が息子のために毎月送ったお金なのです。
私は、日本のとフィリピンの銀行口座明細(キャッシュフロー)と彼らの脅迫録音とメッセージ証拠より、それらの全てを証明します。
彼から、未だに一円もの返済もないことは言うまでにもありません。
次に、フィリピンビジネスの暗殺の脅威について述べます。
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