Microsoftは7月12日(現地時間)、Windows用アプリ「Micorsoft Whiteboard」をリリースしました。Microsoft Storeから無料でダウンロード可能です。
Microsoft Whiteboardは昨年末にプレビュー版としてリリースされており、同社によると、20万人以上のユーザーからフィードバックがあったとのこと。その内容をもとに機能やUXなどの微調整をおこなったとしています。
機能としては、一般的なホワイトボードをデジタルに置き換えたもの。付箋や画像を好きな位置に取り込めるほか、ペン、タッチ、キーボード入力にも対応します。なお、作成したホワイトボードは自動的にMicrosoftのクラウドに保存されます。
他ユーザーとのコラボレーション、つまり同じホワイトボードを同時に編集することも可能。ただし、いまのところ、会社や学校など、同じOffice 365の組織(テナント)に所属している場合にのみ利用できます。つまり企業や教育機関向けです。他のテナント間での共同作業は、将来のリリースで計画しているとのことです。
WhiteboardはWindows向けアプリのほか、間もなくiOS版もリリース予定。Android版がいつになるかの言及はありませんが、WEB上で利用できるプレビュー版がリリースされるので、当面そちらを利用することになりそうです。
公式の紹介動画をみるとわかりますが、Microsoftは、Whiteboardを大画面SurfaceデバイスであるSurface Hubに持ち込むことを考えているようです。確かにWhiteboardをSurface HUBで使えば、デジタルホワイトボードとしての使い勝手は上がりそうです。