映画『Mr.インクレディブル』バディがスーパーヒーローを逆恨み

Mr.インクレディブルでは、悪を倒すスーパーヒーローが、熱狂的なファンのバディを冷たくあしらった事で、深く恨まれるようになります。そして時代は変わってしまい、政府がスーパーヒーローが活動できない法律を作った時に、バディが、昔の恨みを晴らそうと動き出すので、詳しく紹介しましょう。

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『Mr.インクレディブル』のキャスト

スーパーヒーロが活躍する大都会

アメリカ合衆国のディズニー映画『Mr.インクレディブル』は、2004年12月4日に日本で上映されました。

監督&脚本

スーパーヒーロが訴訟を起こされてしまう映画『Mr.インクレディブル』を制作したのが、ブラッド・バード監督です。

  • 監督:ブラッド・バード
  • 脚本:ブラッド・バード

登場人物と声優

法律によって、不自由な生活を送るようになってしまう映画『Mr.インクレディブル』に登場する人物や声優さんたちは、以下の通りです。

  • Mr. インクレディブル/スーパーヒーローとして活躍(声:三浦友和)
  • イラスティガール/Mr.インクレディブルのライバル(声:黒木瞳)
  • ヴァイオレット・パー/ボブの長女(声:綾瀬はるか)
  • ダッシュ・パー/ボブの長男(声:海鋒拓也)
  • フロゾン/Mr.インクレディブルの仲間(声:斎藤志郎)
  • エドナ・モード/スーパーヒーローのスーツを作る女性(声:後藤哲夫)
  • ミラージュ/Mr.インクレディブルに仕事を依頼する女性(声:渡辺美佐)
  • リック・ディッカー/Mr.インクレディブルの理解者(声:小林清志)
  • バディ・パイン/Mr.インクレディブルのファン(声:岩田光央)
  • シンドローム/ヒーローを憎悪する男(声:宮迫博之)

『Mr.インクレディブル』のストーリー

Mr.インクレデイブルが線路で活躍

警察から追われていた凶悪犯を捕まえようとしたMr.インクレディブルの前に、熱狂的なファンであるバディが現れます。何とか相棒にしてもらおうとしますが、Mr.インクレディブルは彼を邪魔者だと思って「俺に相棒はいらない」と言って、冷たくあしらってしまうのです。これが大きな騒動になるとも知らずに。

スーパーヒーローを縛る法律(起)

Mr.インクレディブル(本名:ロバートで通称ボブ)はバディを冷たくあしらおうとしたら、そのバディの体に爆弾がつけられている事に気付きます。その爆弾を取ろうとしますが、ショックを受けてしまうバディは外へ出てしまいます。そして、バディの付けられた爆弾によって、線路が壊れてしまうのです。

そこへ列車が近づいてきたので、Mr.インクレディブルは人並み外れた怪力で、何とか列車を止めました。Mr.インクレディブルは警察にバディを突き出しますが、今回の事件によって、多くの被害を出してしまい、スーパーヒーロたちは大勢の国民たちから訴訟を起こされてしまいます。

そこで政府は、スーパーヒーローを守るために、訴訟による賠償金を支払わない代わりに、今後はスーパーヒーロとしての活動を禁止する法律を施行しました。これによって、ボブは不慣れな保険の仕事をする羽目になってしまいます。

逆上するボブ(承)

Mr.インクレディブルは、良きライバルだったスーパーヒーローであるイラスティガール(本名:ヘレン)と結婚していました。しかし、時代は変わってしまいヘレンは、スーパーヒーロを辞めて一般人としての幸せを求めるようになっていました。

しかし、ボブは昔の栄光が忘れられなくて、保険の仕事をしていても、困ったお客に次々に保険金を支払う社員でした。そんな部下を快く思わない上司は「守るべきは客ではなく株主だ!」と激怒。そんな時に、外で強盗が犯罪を起こそうとしていました。それに気づくロバートは外へ向かおうとします。

しかし、上司は「ここへ来い、さもないとクビだ!」と言うので、仕方なく戻ったら、強盗が逃げてしまいました。ボブは「強盗が逃げてしまった」と言ったら、上司は「良かったじゃないか、クビにならなくて」と吐き捨てたので、激怒したボブは上司を吹っ飛ばしてしまいます。

妻に内緒で行動するボブ(転)

今まで、ボブと共に行動していたリックでも、今回の行動は弁護できず、ついに解雇されてしまいます。しかし、それを妻に話す事ができず、途方にくれていたら、ミラージュという女が「私たちと一緒にスーパーヒーローとして行動したら、多額の報酬を支払う」と連絡してきたのです。

これにボブは昔の栄光が忘れられず、妻には出張に出かけると嘘をついて、ミラージュと共にスーパーヒーローに戻ってしまいます。そして、あるロボットを壊さないで止めるように言われて、その通りに動きます。それをミラージュの隣にいた男は「素晴らしい」と絶賛します。

その頃、ヘレンは夫が出張するほど出世したと思って、喜んでいましたが、少し夫の行動について不自然さを感じるようになっていました。そして、夫の部屋を掃除していたら、スーパーヒーローの時に使っていたスーツが直されていたのです。これにヘレンは、スーツを新調できるエドナを追求しようと乗り込みます。

スーパーヒーローの家族が奮闘(結)

ヘレンはエドナを追求していたら、夫が影でスーパーヒーローとして行動していた事が分かり、夫が活動している火山島へ向かいます。所が、そのジェット機には長女や長男たちもコッソリと乗り込んでいたので、ウンザリとしてしまいます。その頃、Mr.インクレディブルに変身していたボブは、ある男に捕まってしまうのです。

その男こそ、昔、冷たくあしらったバディでした。バディは特別な能力を持っていませんでしたが、高度な知識で特別なスーツを作り上げてシンドロームに変身して、姿を現したのです。Mr.インクレディブルは冷たくあしらった事を謝りますが、バディは部下たちに命じてMr.インクレディブルの家族のジェット機をミサイルで撃墜します。

所が、家族たちは密かにジェット機から抜け出して、Mr.インクレディブルを救出します。そして街でロボットを大暴れさせていたシンドロームを追いかける事にしたのです。はたして、スーパーヒーロたちは、シンドロームを止める事ができるのでしょうか?

『Mr.インクレディブル』の豆知識

ヒーローが育児をする映画

ボブが、バディに逆恨みされる映画『Mr.インクレディブル』に関連する豆知識を紹介するので、良かったら、ご覧になってみて下さい。

続編映画『インクレディブル・ファミリー』

映画『Mr.インクレディブル』では、ボブが家事の全てを妻に任せて、ヒーローごっこをしていました。所が、続編映画『インクレディブル・ファミリー』では、逆にボブのほうが家事や育児をする事になってしまうのです。

しかし、子供はスーパーヒーローとしての能力があるので、家事や育児をする事になってしまって、苦労していきます。この続編映画は、2018年8月1日に日本で公開される予定です

ディズニー映画はヒーローものが少ない

アメリカ合衆国では、数多くのヒーロー映画を制作していますが、意外にもディズニー映画ではヒーロー映画はそれほど多くありません。実際に、ディズニー映画の中でも有名な作品『アナと雪の女王』や『モアナと伝説の海』などは、スーパーヒーローとは違います。

『ベイマックス』のように、スーパーヒーローが登場する作品もありますが、ディズニー映画では、少ないほうです。そのため、多くのスーパーヒーローが活躍する『Mr.インクレディブル』は、価値の高い作品と言えるでしょう。

www.akira-blog.com

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『Mr.インクレディブル』の感想

ボブが活躍する火山島

ボブの行動によって、家族に危機が迫ってしまう映画『Mr.インクレディブル』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

『Mr.インクレディブル』の残念な所

世界中にいるスーパーヒーロは、密かにバディによって始末されていました。その事実に驚愕するMr.インクレディブルですが、できればスーパーヒーローたちが始末されていくシーンも見たかったですね。

軽くスーパーヒーローたちが始末されている結果だけが分かる展開だったので、そこが少し残念でした。そして、Mr.インクレディブルがバディを冷たくあしらいますが、あれだけ緊迫した状況で騒がしくしていたら、冷たくあしわれても当然だろうと思ってしまいましたね。

『Mr.インクレディブル』の見所

ヘレンは、特別な能力を持った子供達を育てるのに、四苦八苦していた事もあって、スーパーヒーロー映画でも、子供だけではなく育児に苦労している親御さんも一緒に楽しめる映画になっています。

さらに、スーパーヒーローとして活動できなくなった彼らが、一般人として頑張ろうとする姿は、子供の頃にみていた夢を諦めて、社会人として頑張る姿にも重なるので、多くの方たちが親近感を持って見られる所も、この映画の大きな見所ですね。