「営業は売る人、技術者はつくる人」は時代遅れ

2018年7月13日(金)

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 「顧客への提案は技術者がするのですか」

 「はい。技術者がお客様に会い、要望や問題を伺い、解決策を提案します」

 「そうなると営業は置かないわけですか」

 「いえ、おります。営業事務と呼んでいます。お客様が提案を受け入れて下さった後、営業事務が引き継いで契約します」

 「価格はどう決めるのですか」

 「技術者が解決策をまとめる際、解決策を実現するシステムの開発規模を工数で見積もります。工数見積もりに基づき、営業事務が見積もり金額をお客様に提示します」

 「なるほど、技術者にお金の話をさせない訳ですね。契約時になると調達担当者が突然現れ、値引きを求めてくる企業がありますけれども」

 「これ以上、値引きできない、という一線を予め決めています。一線を超える値引きを求められたら営業事務は淡々と断り、受注しません」

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「「営業は売る人、技術者はつくる人」は時代遅れ」の著者

谷島 宣之

谷島 宣之(やじま・のぶゆき)

日経BP総研

一貫してビジネスとテクノロジーの関わりについて執筆。1985年から日経コンピュータ記者。2009年1月から編集長。2015年から日経BP総研 上席研究員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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