【サッカー】カズ、51歳4カ月天皇杯最年長出場も惜敗…2018年7月12日 紙面から
◇天皇杯<3回戦> 横浜M2-1横浜FC延長に持ち込むなど、格上の横浜Mを追い詰めながら仕留められず、横浜FCのカズこと、FW三浦知良は「やっぱり勝たないとね。惜しかった、いいゲームだった、で終わらせては駄目」と、悔しそうに語った。 公式戦では今季2度目の先発で、自身の持つ天皇杯の最年長出場記録を51歳4カ月に更新。ゲーム主将マークを左腕に巻き、1トップの戸島から一歩下がった位置で攻守に奮闘、健在ぶりを示した。存在感は抜群で、横浜Mサポーターから一番のブーイングを受けた。 最後はその敵サポーターにも手を振ってピッチを後にした。「J2では味わえない雰囲気をつくってくれたから。あれを見て、うちの若い選手が『上に行かないと』と思ってくれたら。負けたけど、そういう意味ではいい経験になった」と収穫も口にした。
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