このシリーズは続くかもしれないし、続かないかもしれない。
とりあえず今回は情報の整理を中心とする。
いま生き辛い界隈ではおかしなことが起きている。というのは問いかける意図を込めた読者向けのタイトルであって、私の中では昔からおかしかったという認識がもう出来上がっている。
界隈全体がおかしいのでは、と初めて認識したのは過去のNPOでの体験だった。
代表はホリエモンの影響を受けすぎていた。
次に伊藤隼也の件である。
この件はホリエモン関係ないが、起業や実業という部分で両者の活動には接点があった。
この2つの体験を通して私の鼻は敏感になってしまった。
ホリエモンやイケダハヤトといった、シェア力を握りやすいネットブロガー達の雰囲気と似た性質を持つ活動が目に留まるようになり、その背後関係が気になるようになった。
そうして気になったのがメンヘラjpである。何かしらの攻略法に沿って運営しているとしか思えなくて、それはクラウドファンディング達成により誕生したデータベースにより明らかとなった。
- メンヘラjpに思うざわざわ感――つながりよりも、一人が大事
- メンヘラjpに思うざわざわ感、その2――騙されやすい人達の情報集なんていらない
- メンヘラjpに思うざわざわ感、その3――詐欺成立という悪夢
- メンヘラjpに思うざわざわ感、その4――偽りの記号を「心の叫び」で隠した愚か者
メンヘラjpのデーターベースとは居場所DBというサイトで、単純に言うとここは、生き辛い界隈の食べログ版である。
生き辛い界隈では飲食店のように支援活動がポコポコと立ち上がっては消えていく。その性質に目を付けたのだろう。
本家食べログがトラブル続きなのに、話が表に出ないだけで、笑えないトラブルも珍しくない生き辛い界隈の活動で同じことをしたら、どうなるだろうか?
今後の進展はさておき、メンヘラjpがどういう筋書きで運営していたかは見えた。
ここで一つ疑問が残る。
それは、管理者であるわかり手こと小山晃弘のTwitterが、人気者すぎるということだ。
メンヘラjp自体、当事者の記事の寄せ集めという点でみれば珍しくもないし、わかり手のツイートの内容だって別段何か光る文章があるわけでもない。
口語タイプで思った事をコマ切れで吐露するスタイル、つまりはうちのブログでいう感想型タイプのツイートは誰でも絡みやすいから、ある程度のところまでフォロワーが増える傾向にあるけど、女性アカウントでやったとしても、せいぜい1000人がいいとこだ。
何かブースト的な手段を使ったはず。でもフォロワーを買ったような痕跡はない。
その方法として、メンヘラjpは立ち上げ当初、記事の寄稿を報酬有りで受けていたから、そのスタイルが上手く循環して固定の読者がついたのだろうと考えた。
生き辛い人たち自体が積極的に発信しやすい質だから、考えてみれば当然の結果だとも思える。
これでわかり手とメンヘラjpについては一区切りがついた。
私はここまでの体験を通して、後世の為に生き辛い界隈の年表のようなものを作った方がいいのではと考えるようになった。それはまだ決めかねているのだが、自分の発達障害攻略マニュアルの作成も終わり、とりあえず今後は視点を外に向けた活動をしていこうと考えた。
そこで、ずっと距離を置いていた発達障害本をまた手に取ることから始めることにした。
その一冊目が借金玉の発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術だった。
感想はこれ。
で、私はこの借金玉というアカウントからも、NPO代表や伊藤隼也、ホリエモン、わかり手たちと同じ臭いを感じたので、Twitterの投稿を中心に尻尾を見つけられないかと思い漁ってみた。
そしたらこんなツイートをみつけた。
ほぅ…
メンヘラjpを調べていた時に、借金玉という人がわかり手になんか怒ってるらしいツイートは見たことがあった。当時は、大御所の外野もメンヘラjpに注目してるんだな、と思っただけでスルーしてたんだけど、以前から交流があったとみるべきだろう。
実際、検索で遡ってみたら2016年7月にもこのようなツイートがあった。
さて、あの二人の交流はいつからだろう。
とりあえず、これによりわかり手は借金玉から入れ知恵を受けていた、という流れも見えた。
わかり手が自ら明かしている自分の症状からいって、社会人経験豊富にはみえないから、裏で変なマニュアルでも出回っているんじゃないかと勘ぐっていたのだが、この二人の繋がりは回答にたるものとしてみてもいいだろう。
そして最後に残った問題は、借金玉の親玉は誰だ、ということだ。
NPOの代表の時みたいに、有名人の影響を受けただけなのかもしれないが、それだけならあんなにフォロワーは増えないし、出版社から書籍化のオファーがかかるまでアカウントを成長させることはほぼ不可能だ。
活動実績は横取りみたいなやり方でしか得られないから、応援者やファンは常に入れ替わりになるし、変な噂や批難する噂が無限に増えていくから、アカウントの評判が維持できなくて潰れるのが関の山。
しかし現に角川から本は出たし、出版社主催の著者のセミナーは参加料5000円であるにも関わらずほぼ満席だ。
この点については、借金玉の話術や営業センスが成した結果か?と思っていたが、今日、借金玉の名前で何の気なしにぐぐったら、この人ウィキペディアに名前があって、そこに答えが書いてあった。
>2017年1月にKADOKAWAより「書籍化を目指して、ブログを始めてみないか」という声が掛かり、同年2月にはてなブログ「発達障害就労日誌」を公開した
つまりあの本はブログが基になっており、そのブログはKADOKAWAからの勧めで始めたものだった。これで借金玉のフォロワーが異常に増えていった理由にも当てをつけることができた。
書籍化からセミナーまで、出来レのようなものだと受け止めることに何の躊躇もないわ。
残った問題は、角川と借金玉が接点を持ったきっかけだが、私はもう著者本人に対する興味は正直薄れている。
著者のブログを漁れば何か書いてあるかもしれないが、ありえそうな流れとして、「KADOKAWAの編集に友達がいた」とか「別の仕事で知り合い発達障害者の作家がほしいので声がかかった」とか「借金玉がKADOKAWAに何かしらを持ち込みしたのがきっかけ」といった当たりではないか。まぁどれでもいいし、どうでもいい。
今後気にしたいのは、2時間で5000円のセミナーに参加した人たちの反応だ。
顔も名前も明かしていない、ただの非正規営業マンで、発達障害で精神障害で多剤処方状態の30代男性のセミナーに貴方は行こうと思うか? 2時間で5000円の席がほぼ満席になっていることになにかを感じないか?
いろいろまとまってないが保留にして、次の進展を見守ろう。
すごく雑に書いたけどいずれまとめる。
あとこのツイートも差しておく。
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